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このブログは障害者問題を中心に退職者の日々の思いや脳梗塞後遺症とのつきあいの日々をつづります。この下の記事からが本文です

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前の20件 | -

見守る人たち [認知症]

 

 

まもなく5人に1人が認知症になるのではないかという。新聞の投稿にも、読書して認知症予防したいとか、切なる願いが書かれていますが、そういう問題なのかということを考えさせてくれる投稿に出会いました。

 

「紅皿 ゼラニウムの花 

ご近所の玄関先に、見事に咲いた赤紫色のゼラニウムの花。ご主人が毎日、優しいまなざし を注ぎながら、朝夕の水やりをしている。寒さ厳しい冬も暑い夏の盛りも。 水やりの基本は、冬は暖かいお昼、夏は涼しい夕暮れと聞く。ところが不思議、年中花は咲 き、近頃はまずまず鮮やかで美しい。 「すごくきれいですね。育て方がお上手ですね」と声を掛けた。「はい、すみません。あなたの名前を忘れてるのです」と、おっしゃる。「私も時折、そんなことありますよ」と答え、気にもしなかった。ある日、奥さまが話された。「夫は認知症。近所の方々、皆に知っていただきたいの。恥ずかしいことではないし、迷子になったら困るもん。夫の仕事はお花の手入れ。不思議なくらい、よく咲くの」と。不安はあるはず。でも持ち前の明るさと、ご主人への深い愛がこもったその言葉に、私の心はほころんだ。

きっとゼラニウムの花はご夫婦の心がうれしくて咲いているのだ。今朝も水やりをされているご主人。ゼラニウムの花は楽しそうに春の風に揺れていた。(主婦・70歳福岡県篠栗町)

2017524西日本新聞)

 

 いくら予防に努めても認知症になることは避けがたいこともあると思います。できれば、避けたい。ですが、私たちは、認知症になっても住みよい社会であることを目指したい。先の夫婦は、愛情豊かでありますが、それだけの問題ではないことを示しているのではないか。

 

 

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情報を信じて? [街で]

 

 

新聞の投稿欄からです。

 

「紅皿 恐ろしや

携帯電話の着信音が鳴った。洋裁のお稽古仲間のNさんのものだ。「えっ!まさか」。声が上ずっている。電話を切るなり「ここ1週間 以内に九州で震度7の大地震があるって・」。 電話をしてきた息子さんが勤める会社は早速、地震対策を始めたという。それを聞いてスマー トフォンを取り出しYさんは「出てる、出てる」とネットを検索して確信を深めている。 習い事に集まっていたみんながパニックになり、口々に「寝床には水と靴」「奇数日の明日が危ないらしい」と慌て、まだ時間は 時間あるのに、早々に帰り支度を始める。 緊張感を引きずって帰宅すると、誰もいない茶の間の防災ラジオから大声が聞こえてくる。市が大雨に備え避難所を開設したという。ぎょっとして外出中の夫に連絡すると、「大地震の正確な予測は人間にはできない、落ち着け!」と諭された。部屋のパソコンで信用できるサイトを調べ、テレビニュースも確認する。何のことはない、確たる情報はなかった。やれやれ?誰が最初に広めたものやら。こうやって巧妙に不安にさせられるのだ。恐ろしや、恐ろしや!翌日は、珍事を吹き飛ばす勢いで空は晴れ渡っていた。(主婦・69福岡県久留米)

2017523日西日本新聞)

 

SNSで知りましたが、そんなはずがないという思いと、もしかしてという思いが交錯しました。この投稿だけでも、企業が地震対策をし、習い事から早々に引き揚げています。いとも簡単に私たちは情報に振り回されます。正確ではありませんが、つい最近まで「テロ等準備罪の要件を・・・」とマスコミは言っていたのが「共謀罪の趣旨を盛り込んだ・・・」に代わっています。安易な情報操作で世論が変わっていく恐ろしさも経験しています。

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要約筆記は年寄りにも役立つ [障害者福祉]

 

 

オトコの家事力のなさは反省しなければなりませんね。特に年寄りでは・・・。

 

「妻は孫の世話 自活をせねば 62

 遠方に嫁いだ娘から、今 度転職すると。採用後は寮 に入らなくてはならないか ら、その間、子どもたちの 面倒をお願いと嵐のような 一方的な電話だった。 妻は頼まれたからには と、やる気満々。その間、私は1人暮らしかと不安な気持ちがよぎる。今まで当たり前だった料理洗濯、 掃除・:。果たしてうまくで きるだろうか。妻がいなくなった初めて の朝、緊張しながら朝食の準備。久しぶりの台所、い つもの「サバイバル料理」 となる。おなかに入れば同じと・:。でも、見た目はいまいちだ。2週間も過ぎれば、主婦業の大変さとありがたさが身に染みてくる。独りでの食事は、やはり寂しい。共働きの夫婦はお互いに

家事の協力が不可欠と聞く。今更、家事に非協力だったことを反省する。この年齢になって、自活できる老人にならねばと誓う。」(2017518日西日本新聞)

 

先日、障害者団体の総会に参加しました。目の前に要約筆記の方が2人いて、一人が障害者。私は老人性難聴で聞こえづらい。大きなホールではパソコンで入力されたものが画面に出るので心配なく理解できます。難聴者の一人には間違いありませんが・・・。聴覚障害者でなくても役に立ちます。

 

「『要約筆記』知って 地元の会が6月1日催し [長崎]

難聴者や中途失聴者など、手話でコミュニケーションを取ることが難しい聴覚障害者に、話の内容を要約して文章で伝える要約筆記者でつくる「いさはや要約筆記会」は6月1日午後1時から、会の活動を知ってもらおうと、諫早市新道町の市社会福祉会館で寸劇や人形劇を字幕付きで楽しめるイベントを開く。

 会は2000年に設立し会員数は17人。筆記者の養成講座を受講した会員が、市内で開かれる講演会やイベントで要約筆記をするほか、聴覚障害者の依頼を受けて病院などに同行し会話の内容を伝える「ノートテイク」などを行っている。

 講演会の際は、事前に出演者のことを調べた上で、複数の会員が交代しながら筆記に臨む。手話と比べて難しいのは、健常者も使う文字で伝えるため「多くの人の目に触れる点」だといい、集中力が必要な作業だ。扇山二三子代表(69)は「チームプレーが大事なボランティア。笑顔で気持ち一つにやれば支援する人にも伝わる」と話す。

 1日のイベントでは、特殊詐欺対策についての寸劇や地元の民話を基にした人形劇とともに、事前にパソコンで入力した字幕をスクリーンに映し出す。「高齢で聞こえが悪くなるなど、潜在的に要約筆記を必要とする人は多い。楽しみながら会の活動を知ってもらい、もっと気軽に要約筆記を利用してほしい」と扇山さん。 入場無料。同会館では7月から要約筆記者の養成講座が開かれる。=2017/05/22付 西日本新聞朝刊=」

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老いは宿命 [高齢者]

 

 

新聞の投稿欄からです。

 

「『北』巡る報道客観姿勢必要 72

ここにきて北朝鮮情勢に関するメディアの過熱ぶりが気になる。米軍の原子力空母が対馬沖を通る様子を 実況中継し、自衛艦の米艦防護の映像を派手に報じる。東京の地下鉄運転中止でも北朝鮮危機をあおる。まるで「開戦前夜」だ。 ここはもう少し冷静に米国と北朝鮮とのあつれきの 本質や外交課題、さらにそれを取り巻く中国やロシアとの国際情勢など、客観的な現状分析が必要ではないか。一方的に不安だけをあおりたてるべきではないでしよう。 そもそも、私たちは北朝 鮮の国情をどれだけ正確に知っているでしょうか。世 界の80%の国々が北朝鮮と 国交を結んでいます。 かつて米国大統領に言わせた「悪の枢軸国」の目線ではなく、今回の軍事的緊張には、平和憲法を持つ日本外交の大きな役割として

米国や北朝鮮に対し、その暴走を止めるためのあらゆる外交努力を発揮すべき時ではなかろうか。 メディアも踊らされず、 その論調を今こそ、大いに 展開すべきである。」(2017520日西日本新聞)

 

北朝鮮の消息通という人たちがテレビで勝手にしゃべり、共募罪などはほとんど取り上げません。多くの年寄りはテレビが大事な情報源です。

 

「老い宿命なら自然に歩もう 70

3月で定年となった。気が付けば、既に古希とは・・・。次に何をなすべきだろうか。

五木寛之氏は著書「新老人の思想」の中で「老化は自然の成り行きなので『アンチ・エイジング』ではなく、『ナチュラル・エイジング』を目指すべきだ」と 述べられている。 そこで自分のしたいことを整理してみる。テニスは今まで週1日だったのを2回に詩吟は 今まで通り月曜午後に練 習。昨年入った漢詩研究会の充実③デイサービス慰問は時間に余裕ができたので、訪問施設を増やして4カ所に。皆さんと一緒に歌って楽しみたい④載ればうれしや「こだま」の投稿。生活のリズムであり、さら にアンテナを磨きたい。 老いは生きるものの宿 命、誰も避けられない。こ の4点に力を注ぐことが、 私の「ナザチュラル・エイジン グ」である。」(同前)

 

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90歳過ぎても [高齢者]

 

 

新聞の投稿欄からです。

 

「コンセントの 先に原発あり 67

起床後、すぐ明かりをつけます。洗濯物が少ない時には手で洗いますが、シー ツなど大物があれば洗濯機を回します。今や電気なくしては始まらないのが私たちの日常生活です。福島の原発事故以来、原 発でつくられた電気は使わないと決め、行動されている方々もいます。家電製品 を減らし、自家発電設備を 設置し、自分で使用すると いうものです。 自然エネルギーには太陽、風力、地熱といろいろ ありますが、これらで発電 した電気をロスなく蓄電で きれば、原発は不要ではと の素人考えが浮かんできます。 再稼働が話題になっています。あの大きな事故から 6年。喉元過ぎれば何とか でしょうか。私たち一人一人がコンセントの先に原発があることを忘れてはならないと思います。」(2017518日西日本新聞)

 

毎週楽しみにしている遠距離介護の話です。知人のお母さんは入院されているそうですが、順調に回復されていて、話も理路整然としているそうです。100歳時代ですね。スゴイと思わずでました。ただ、転倒は怖いですね。病院によっても対応が大きく違うというのはよく聞く話です。私もバランスを崩すことが増えました。

 

「オトコの介護 入院1週間 夢うつつに衝撃

「お父さんの手術は金曜に 決まりました」。鹿児島の自宅前で転倒して右脚の太もも を骨折した父(81)の主治医か ら携帯電話に連絡が入った。 手術を翌日に控えた木曜 夕、仕事を終えて新幹線で帰省し、病院に向かった。ベッドに横たわる父は天井の一点 を見つめてボーッとしていた。夢うつつに見える。ブツ ブツ言う中に「パスケ」とか 「黒人が」とか、やっと聞き 取れる単語も脈絡はない。 何で、こんな状態になったのだろう。刺激のない病室で1週間。これほど悪化するというのか。薬で感情を抑え込んだせいでは、と疑った。思い当たる節があった。以前、認知症の進行を抑える薬を追加したことがあった。父はその後、異様なほどの食欲,を示す。冷蔵庫から冷凍食品が消え、パン6個入り1袋が一晩でなくなった。医師に相談してその薬をやめると、間もなく異様な食欲は消えた。 不安になって看護師さんに 尋ねた。「環境が変わったからですね」。つじつまの合わないこともおっしゃるので、 との説明に「当たり前だろ、 認知症なんだから」とムッと して聞いていると、認知症の 入院患者に向精神薬を処方することは多いという。 後日、専門医に尋ねた。手術前後の管理を考えると必要 だという。立ったり歩いたり すると傷口が聞く。夜はきち んと眠ってほしい。ただ、ぼんやりするとか無表情になる などの副作用はある。イライラを弱め、睡眠を整える効果が期待できるとすれば、やむを得ないのかもしれない。(以下略)」

(同前)

 

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泊まれる本屋に [街で]

 

 

「家事に励む夫けがの功名か 68

買い物帰り、車止めにつまずき~まさかの転倒。一 瞬、何が起きたのやら、すぐに起き上がれない。両膝をすりむき、右手首が痛み、 見る見る腫れた。 翌日、右手薬指の骨折で 全治1カ月半との診断が下る。さあ、大変。「明日から高校生の孫の弁当を作らなければ」と意気込んでいた矢先なのに・・・。家事の不安が頭をよぎる。夫はこれまで、台所仕事は私任せだったのに「今晩のおかずは何にするか」と張りきり、洗い物もやってくれる。息子も孫の弁当を作ってから出勤する。今で は厚焼き卵がとても上手に なった。けがの功名かと苦笑する。 でも、右手が使えないことは不便極まりない。おしゃれも外出もおっくうだ。

私の教訓は「足元を見て歩け」、夫は「足をもっと上げて歩け」だって。」(2017517日西日本新聞)

 

家事力のなさは長年のツケですが・・・。

「泊まれる本屋」という発想がすごいとまず思いました。それを決断した経営者に敬服します。昼間の利用もできるという。

 

「『泊まれる本屋』天神で体験 「異空間」寝るまで読書 [福岡県]

 「泊まれる本屋」なるものが4月末、福岡市にオープンした。本を読みながら、いつの間にか寝てしまう瞬間の「至福体験」を売りにしている。こたつに潜ったり、カーペットの上で横になったりし、本を読むと眠気に襲われ、家族に起こされる私にとっては最適な空間ではないか。開業前日にあった報道陣向けの内覧会で、お泊まりしてみた。(略)

 先行して開業した他店では意外にも、普段本を読まない人の来店が多く、「感覚的に取って読みたくなる本を置きました」と力丸さん。「世界のトイレ」「おじさん図鑑」などのタイトルが目を引く。

 さあ、この中から何を読もう。これから眠くなるまで、何者にも邪魔されずに本をむさぼるのだ-。

     ZZz…

 そう思っていると、支配人の月成若葉さん(30)が話し掛けてきた。少々面食らったが、せっかくなので雑談に応じ、月成さんお薦めの本を聞いてみた。

 選んだのは、自宅でお店を開くための指南本と、福岡のうどんを紹介した本。いずれも、福岡市内の店などが取り上げられ、地元をアピールしてくる。

 「京都店に勤めていましたが、お薦めの店をよく聞かれるんですよ」。私は福岡市民だが、遠くからの宿泊客には、観光情報を提供する意義があったのだ。

 店内には本棚沿いの通路に腰掛けることができ、オープンスペースになっている。ほかの客の話し声も聞こえるし、音楽も流れる。「友人同士でお泊まり会をする人もいるし、スタッフは話し掛けるようにしているんですよ」と月成さん。(以下略)

       ◇

 1泊4800円(税抜き)から。1泊6800円(同)の部屋は2人利用も可能。日中も1時間500円(同)などで滞在できる。福岡店=info-fukuoka@bookandbedtokyo.com

2017/05/17付 西日本新聞朝刊=」

 

 

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夫婦愛か・現実か [高齢者]

 

 

阿川佐和子さんが結婚されたという。まずはおめでたい。テレビを見ていたらスポーツ新聞か、週刊誌の見出しだったか定かではありませんが、「老後婚」とありました。100歳時代の言葉かと思えましたが、「老老介護」をイメージしたのは夢のない年寄りの妄想ですが・・。

こんな投稿がありました。

 

「介護されたら 増えた気付き 74

  福祉新聞を読んでいる。 私は約8年間、介護職で食事介助や入浴介助、おむつ交換に携わった。定年退職後5年間、デイケア勤務にも就かせてもらった。同居のしゅうと、しゅう とめ、実家の両親には介護が行き届かず、後悔ばかり。福祉新聞のコラムにアルツハイマ―の妻を12年間介護した男性の映画が紹介され「怒りには限界があるけど、優しさには限界がない」の言葉にじーんときた。13年前、京都で聞かれた国際アルツハイマー病協会国際会議に出席した越智俊二氏の妻、須美子さんの「夫が認知症にならなかったら、今より幸せだったかもしれない。夫が認知症にならなかったら、幸せに気付かなかったかもしれない」も心に響いた。約4千人を前に「奥さん、いつもありがとう」と語った俊二さん。その5年後、62歳で亡くなられた。須美子さんは「深い夫婦愛」と称賛されることに違和感を覚え、自著に「懸命にその日その日を生きてきた。それ以上でもそれ以下でもない」とつづった。私はパーキンソン病になり、介護される立場になった。振り返れば、気付かなかったことばかりだ。」(2017517日西日本新聞)

 

介護を家族の問題に押しとどめるという意味で夫婦愛の称揚はいただけません。そういう環境にあればありがたいというだけで、介護の問題は社会全体のことだと思います。生意気ですが・・・。

 

こんな川柳も

仲畑流・万能川柳

 クラス会女房自慢嫌われる

 毎日新聞2017517日」

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「香春藩」 [歴史]

 

 

デスク日記

 パソコン画面を見ながら思わず「はぁ…」とため息をついてしまった。東京五輪組織委員会の森喜朗会長が「遺書」という題名の手記を発表した、という一部報道を見たからだ。

がん闘病中で、言い残しておきたいことがあるというのは理解できる。が、中身はといえば、日本オリンピック委員会(JOC)や小池百合子東京都知事らへ向けた、不平不満のオンパレードらしい。「なぜこのタイミングで?」と首をかしげてしまう。

 思えば、新国立競技場やエンブレム、ボートやゴルフの会場問題と、東京五輪はドタバタ続き。仮に森会長の話が事実だったとしても、多くの人は「いいかげんにしてくれ、五輪を成功させる気がないのか」というのが正直な反応ではなかろうか。

 気力、体力ともに落ちているだろうし、もう会長職から身を引いては? 辞めないだろうな…。五輪を巡るため息の種は尽きない。 (水谷知仁)=2017/04/25付 西日本新聞

 

初めて聞きました「香春藩」があったと・・・

 

「香春藩を救った功労者、島村志津摩 長州戦争指揮 敵方の山県有朋が称賛 [福岡県]

 

 幕末から明治初期のおよそ3年間、現在の香春町にあった「香春藩」。福岡県民でも、その存在を知っている人はほとんどいないのではないだろうか。1866年の第2次長州戦争で長州に敗れた小倉藩は香春に撤退。香春藩庁が開設されたのが、ちょうど150年前の67年3月18日(新暦4月22日)だ。藩の命脈を保った功労者は家老の島村志津摩(1833~76)。敵方の山県有朋にも「小倉藩に島村あり」と称賛された。「節目の年に英傑の足跡を」と、香春町に残るゆかりの地をたどった。

 ガイド役は島村の生涯をつづった「小倉藩家老 島村志津摩」。元行橋市教育長の白石壽さん(87)=行橋市=が、約45年の調査・研究結果をまとめた1冊だ。同書によると、島村は小倉城内で生まれた。10歳で石高1200石の家督を継承。20歳で家老に登用され、藩政改革を任された抜群の切れ者だった。

 第2次長州戦争直前の65年、藩の第1軍将に就いた。だが、開戦間もなく征長軍小倉口総督が戦線を離脱し、九州諸藩を含む幕府軍が瓦解(がかい)。孤立した小倉藩は小倉城を自ら焼き、藩領の田川郡に退いた。(以下略)=2017/04/25付 西日本新聞朝刊=」

 

島村志津摩は長州藩と和議し、戦後処理を行ったという。大きな人だったに違いない。

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80歳まで働く? [高齢者]

 

 

AI仕事代行教育は再考を  16

 「東ロボくん、東大入学を断念」。新聞の記事である。さまざまな分野で人間と対決し、勝利している人工知能(AI)だが、東大には受からなかったらしい。しかし、国内の8割の大学には合格したという。デスクワークがAIに置き換わるのはまだまだ先と考えられてきた。しかし、金融機関で次々とAIの導入が始まっている。人間より正確に業務をこなし、効率アップを貝込んでいる。ミスをすることもないので、企業にとっては理想の働き手だ。 だが、担当部署の人員は減る。AIは人間のように休む必要もなければ、文句も言わない。さらにコスト 面でも有利となれば、企業 はAIを採用し、人間が失業する時代が来るかもしれ ない。だから、AIの導入 に反対する意見もある。AIは善か悪か。これまで人間がやってきた仕事をAIに任せ、人間は人間にしかできない仕事で社会を豊かにする。これがAIのあるべき姿と。そう考えると、教育はAIでできないことを教えるべきだろう。教育方針を根本から考え直す必要もあるのではないか。(長崎県諌早市・高校生)」(2017513日西日本新聞)

 

AIが働けば人間は不要になるのか。人生100年時代というのに・・。そして、80歳まで働かないといけなくなるという。寿命は延びても健康でなければ。そういう社会をイメージしているとは思えない社会ですが・・・。

 

「人生100年の設計図

九州大法学部のわがゼミに集まった20人の中には、公務員志望の学生が少なからずいる。それはこの学部の伝統でもあり、大企業の東芝でさえ経営がふらつくご時世だから、学生からすれば「一生安泰」と見える公務員に人気が集まるのも無理からぬ話である。ただ、「人生100年時代」を前に今、長い時間軸で人生設計を求められているのもまた、事実だろう。 日本ではこの50年で寿命が14年余り延びた。医学の進歩が主な要因だろうが、その進歩は加速度を増し、「2007年生まれの半数は100歳以上生きる」という研究論文もある。健康寿命が長くな ければいくら長寿でも、と思うのは早合点で、臓器の細胞を若返らせるタンパク質は既に発見済み。臨床実験用に、言ってみれば「若返りの薬」を製造している日本企

業も存在する。「世界の思想家50人」に選ばれ続けているロンドン-ビジネススクールのグラットン 教授の著書などによれば、100 歳まで生きる場合、所得的には80歳まで働く必要があるという。 超長寿社会が現実化するであろうことは、歴史が教えてくれてい る。ただ、それに備えて社会保障 制度や働き方などがスピード感を持って議論されているかと言えば否だろう。「80歳まで働くようになるそうだよ」。そう聞かされたゼミ生たちの反応は当然、「エエッ、冗談でしょ」だった。(九大本紙寄付講座教授・田端良成)」(2017514日西日本新聞)

 

 

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たけのこを食べたい [生活の工夫]

 

 

今年はタケノコが高いという。近くの公園に生えてる「タケノコ」は取るなという管理者の張り紙があります。もったいないなあと横目でにらみながら歩いています。タケノコがおいしいかというと、おいしいというのには微妙な気がしますが、おいしくないとも言えません。

春にはやはり食べたいとリクエスト。食卓にのりました。

 

「【たけのこ】筍  樋口伸子

たけのこの花形は何といっても孟宗竹、 いや、調理が簡単で癖がないのは協和だ淡竹と、 ごひいき筋の好みは人それぞれ。私は長い 間、タケノコの漢字は竹の子と思いこんで 納得していたが、筍という字を知ったとき、 それはそれでとても感心した。 たけのこの賞味時季は、字形通りまさしく竹の旬である。俳句の季語では夏だが、代表選手の孟宗は3月から 4月で、2番手の淡竹が5月から6月。物足りないくらいに淡泊な味が名のもとらしい。子どもの頃は切り落とした柔らかな生竹をもらい、小刀で小さな手おけや柄杓を作って遊んだものだった。 ついでに言えば、同音のハチクでも、「破竹の勢い」 は全く別の語源なのに混同しやすい。まことに竹の根は深くて広く、「竹林の七賢」「二十四孝」の孟宗など、

中国伝来の竹文化にも興味がつきない。そして、食のしんがりを務めるのがササの若い根と茎である根曲がり竹。この種は主に東北地方産が多く、細く短いので調理しやすい。雪の重みで根が曲がって伸びると言われ、その微妙な味わい支持するファンも根強い。別名、姫竹と呼ぶ地方があるのは、優しくてうれしくなる。昔はお茶うけの筍によろこんで手をのばした。今や人気の特別食に出世した理由は、皮付きをゆでる手間などがかかるからだと思えば、

出費は増えてもプロの外食店に落ちつく。木の芽あえでさえゆでた筍を求める私、竹の風上には入れないなぁ。(詩人、福岡) )」(2017516日西日本新聞)

 

タケノコを欲しがるのは豊富な食物繊維があるからです。翌朝の量は段違いです。なにかいいことがありそうな気がしてくるからです。

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お年寄りもいろいろ [高齢者]

 

 

 

「(声 どう思いますか)高齢者の言動に様々な反響2017510日朝日新聞

中村小百合さん

   

 中学生による「『キレる高齢者』にどう対すれば」と、高校生による「お年寄りはなぜ病院に集まるの」を、3月21日に掲載しました。キレる高齢者に何かできることはないかと自問したり、診察後も病院にとどまる姿に疑問を投げかけたりする内容でした。若い世代の率直な思いに、様々な年代の方から計52通の反響が寄せられました。(略)

 「老い」のメカニズムについて、大阪大学大学院の佐藤眞一教授は、脳の前頭葉の機能が低下して強い感情を理性で抑制しにくくなったり、複数の情報の同時処理が難しくなって周囲に配慮する余裕がなくなったりすると説明されました。

 今回は、私たちに何ができるのか、どうすればいいのかを考えた、4人のご投稿を紹介します。

 ■距離置かず話しかける勇気を 大学生 21

 高齢者がキレるのは、「寂しさ」からではないかと思います。

 自宅近くの食料品店の休憩スペースに立ち寄った時のことです。カートを引いた70代ぐらいの女性がやって来ました。「狭くて通れない」と一人つぶやきはじめ、次第に怒りを帯びてきました。

 通れるスペースはあるのに、ただわめく女性に休憩所にいた人たちは困惑。私も思わず目を伏せた時でした。「あら、大丈夫?」と、60代ぐらいの女性が声をかけてあげたのです。先ほどまで怒っていた顔が、満面の笑みになりました。

 仕事も辞め、子も巣立ち、一人暮らしになると必然的に話す機会が減ってしまいます。そんな寂しさから、キレてしまうのかもしれません。私たちが距離を置くのではなく、話しかける少しの勇気と、相手の立場を考える姿勢があれば、解決できる問題だと考えます。(以下略)」

 

年寄りと接する機会が今の社会では少ないですよね。お年寄りもいろいろですが、病気も多くは抱えています。日々の生活で精いっぱいの人も少なくありませんし、1日人と会話することなく過ごしているという。ある人は生活が困難な年寄りを「下流老人」と呼んでいます。

3000万円の貯金があった人でも病気や介護などであっと言う間に貯金がなくなったという。そんなことも影響していないかと思いました。

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ふに落ちない世界を [介護]

 

 

ニュース川柳

・アクセルに魅入られている高齢者

・今世紀豪華列車と無人駅

・改憲ヘ北の神風吹きつのる

・沖ノ島のみでは神もかこち顔」(2017511日西日本新聞)

 

鹿児島で独居の父を福岡に住む次男が介護している話です。

 

「オトコの介護 ふに落ちないなぜ外出を

 

何か、ふに落ちない。そんな気がしていた。実家の前で父(81)が転倒した事故。自分から外出することなどめったにないのに、なぜ外に出ようとしたのか。しかも、おそらくは夕方以降に。倒れ方も気になる。 父には入院後、何度か尋ねた。無駄な抵抗かなと思いつつ。「倒れたときのこと覚えてる?」「倒れやせん(倒れはしない)から」。病院ベッドに寝てるのに強がってどうするの。今後の事故を防ぐためにも経過を知っておきたかった。救急隊に電話すると、出動した隊長と話ができた。通報の着信は午後812分。到着したとき、父は通報者に付き添われ、門の前の階段に座っていた。目立った外傷はないようにも見えたが、脚

と頭を痛がった。なぜ倒れたのかを聞くと「分からない」。

連絡先を探そうと家に入り、壁に張ってあった電話番号を見つけて福岡市の自宅に連絡してくれたのだ。テレビはつけっ放しだったという。 通報してくれた近所の男性も後日、隣の人から家を聞いて訪ねた。父が倒れていたのは門のすぐ前。頭を道路側にしてあおむけだった。4段ある階段を踏み外した可能性が大きい。倒れていた右側には、 つえと帽子が落ちていた。 家が分からず、どこから来たのか尋ねたら、時計屋がどうのとか言いつつ「真砂から」 と答えた。数キロはある県庁に 近い地域だ。「歩いてきた」との話に何か変だなと感じたという。それにしても、なぜ住んだこともない所なんだろう。よく分からない。

実家に戻り、げた箱の上の帽子に気づいた。そうか、落ちていた帽子とは、これか。隊員が拾ってくれたに違いない。女性用のチューリップ帽。亡くなった母の物だった。父は、かぶることで一緒に散歩するつもりになったのかも。いや、母の姿を追いかけようとしたのか。そうだ、そういうことにしとこう。(SF)」(同前)

 

私は右脚に脳卒中の後遺症としての感覚障害があるせいか、体のバランスを崩すことがあります。立っていることは当たり前のことのようですが、微妙なバランスの上で成り立っているという。さらには、老いにはいろんな想像できないものが出てくるそうです。

実父を介護した人の記録です。

「『最近物忘れが激しくて、やんなっちゃうよ』という呟きを聞くことも多くなった。 それでも俺はまだ、父親も、俺と父親の関係も、これまでの人生の延長という視線で見ていた。それがこの日を境にして、まったく別のものになっていったのである。 思い返してみれば、この事件が、俺たちふたりが老いというものと向き合う最初のきっかけ であった。向き合うとはいっても、それはたとえば老いに抗うといったような積極的なものを含んでいるわけではない。ただ否応なく老いに巻き込まれ、老いと寄り添って生きるほかはなくなったのである。傍から見れば、以前とまったく変わったところのない父親ではあったが、この頃から父親は、少しずつ記憶の連続性を失っていったのである」(『俺に似たひと』)

 

そして、せん妄が始まります。このうなると素人の想像を超えているようです。

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死の先鋭化というが [高齢者]

 

 

震災などは大量の死と向かい合うことになります。

 

「人間というものは、生きている間にどれだけの「死」を見続けなければならないのか。これほど大量の「死」を見せつけられるということに、どれほどの意味があるのだのだろう 生きているということは、「死」を忘れているということなのかもしれない。もし、いつも死を思っていたら、人はあれほど屈託なく笑ったり、一所懸命仕事に励んだり、蓄財したり、努力したりすることができるのかもしれない。」(『俺に似たひと』 平川克美)

 

しかしながら、東日本大震災時は大量の死と死臭があるのに画面としても、記事としても隠しながら、死を伝えることはされなかったという。それは死を忌み嫌うことからきているのでしようか。

かつての日本では死は村落共同体の死であり、全体で受け止めたという。今は、家族だけとなり、死とは無縁の生活を送ってきた人たちにとって衝撃的な出来事になっているという。それも自然の摂理とは違うのではないか。そんなことを先の本を読んで考えました。

 

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向こうからやってくる [高齢者]

 

 

臨終とどう向き合うかは在宅死が増えることになれば重たい課題になるように思われます。新聞の相談欄からですが、引用させてもらいます。

 

「身近な人の臨終どう向き合う

Q 私はまだ身近な人の臨終に立ち会ったことがありません。その時が近いと虫の知らせがあったときも、子どもが小さかったりしてすぐに会いに行きませんでした。比呂美さんは米国と日本という遠距離なのに、お母さま、 お父さま、パートナー愛犬たちを全て看取っていらっしゃるのがすごいと思います。そのことに対して、どう感じていらっしゃいますか。

(50)

 

 A それぞれの死に方、看取り方がある

まず誤解をときます。すべて看取ってなんかいませんよ。母が死んだとき、あたしはカリフォルニアにいました。一匹の犬はあたしがいないときに死にました。あたしは自分のやり方介護にかかわってきただけ。 で、すごいなんて言われると ちょっと違う。人には人の、介護のないしは看取りのやり方がある。それぞれの事情のもとに人はそういうやり方をしてるわけで、あの人がああだから自分もああしなくちゃなどと思うことはない。

ご相談のポイントは、おそらく、身近な人の臨終に居合わせなかった後ろめたさかなと思うのですが、それもまた、 感じる必要はないんです。臨終というものは、そんな大げさなものじゃなく、感傷的なものでもなく、ただ線のこっちから向こうヘヒラリとまたぐようなそんな感じ。 生体が刻々死に向かって近づいていき、一線を越し(つまり死に)、でもその後もやはり刻々と変化をつづける、 そんな感じなんです。 昔、両親がまだ生きていた 頃、死に目に会えないかもと 親のかかりつけ医に言った ら、こんなことを言われまし た。「病院の中でどんなにスタッフが気をつけていても、誰も気がつかないうちに亡くなっているということはある。それはもうしょうがないことですから、『死に目』は気にしない方がいいですよ」と。ほっとしましたね。あと、看取りに大切なのは、 「自分ができることをする、できないことはしない」。死を看取るというのは決して特別なことじゃなく、毎日あることじゃないけど、日常の生活の中に普通にあるべきものです。そして何人も見送ってみて気づくのは、誰もが、死ぬそのときまで生きている、精神的に健康な状態なら 「生きたい」と思っているということです。 つまり死んでいく人たちは精一杯生きている。後に残るわれわれも精一杯、それを見守り、伴走する。見届けて、 その死を受け入れる。 伴走はたいへんです。死ぬ人は全力でよりかかってくる から、こっちは巻き込まれか ねない。巻き込まれずに自分 を保つには「できることはする、できないことはしない」でやっていくしかない。あなたももう少ししたら、周囲で人が死ぬ年になる。そのときには「人にはそれぞれ

の生き方がある。それぞれの死に方がある。それぞれの看取り方がある」、そういう心構えで臨んでください。(詩人・伊藤比呂美、絵はペコロスおかの)」(201759日西日本新聞)

 

私の両親の臨終は病院でした。どちらも傍にいての最後ではありませんでした。向こうからやってくるという印象が強いです。こちらの気持ちを忖度することはありませんでした。まだ、働いていましたので思い返すこともありませんでした。退職後、耳が遠くなっていったりすると父親にそっくりな仕草に驚いたり、屁理屈をこねては、また、父の我儘が甦ったりして、死者との交流が繰り返されます。悪いところは親から受け継いだことにして責任を免れようとしています。逝った人を思い起こし、交流することは増えてきました。生と死はわずかな違いだと思うことが多いです。

 

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障害者雇用の壁 [障がい者問題]

 

 

こんな裁判が起こされているのだという。

 

「知的障害ある息子の自死 「バカなりに努力しろ」メモに201757日朝日新聞

  小学生のころから一日も学校を休まなかった息子が、就職からまもなく自殺した――。浜松市西区の漁業鈴木英治さん(52)と妻のゆかりさん(50)が、次男航(こう)さん(当時18)の死の理由を問い続けている。航さんには軽度の知的障害と学習障害があった。

 航さんが、職場の自動車部品工場へ向かう途中で自殺したのは3年前の5月20日。その日、いつもより早く家を出た航さんは、通勤に使っていた午前7時20分の電車をホームでやりすごした。次の電車も見送り、同46分の貨物列車に飛び込んだ。駅の防犯カメラに映像が残されていた。

 航さんは、現場で教えられた仕事の手順などを細かくノートにメモしていた。その中にはこんな走り書きがあった。「バカはバカなりに努力しろ」

 航さんに軽度の知的障害と学習障害があるとわかったのは小学4年のときだ。通信簿はオール1。だが明るく、人なつっこい性格で友だちに好かれた。親や教師に言われたことはきちんと守る一方、融通や加減が利かない。高校で入った野球部や水泳部では倒れるまで練習を続けてしまうことが何度もあったという。

 高校卒業後、県内の大手自動車部品工場に障害者雇用枠で就職。「小中高と12年間、無遅刻・無欠席。本人もまじめで体力があることは自覚していたので、工場での単純作業なら向いていると思ったようだ」と英治さんは話す。

 だが、就職からわずか50日で航さんは自ら命を絶った。一体、何があったのか――。遺品のノートにあった「バカは~」の文字や、その後の会社とのやり取りの中で、両親の疑念はふくらんでいったという。

 実は、就職内定後、母のゆかりさんは航さんの障害について理解してもらおうと会社を訪れ、人事担当者らに航さんの特性について説明し、配慮を求めたという。「今となっては本当にこちらの話を聞こうという姿勢があったのかさえ疑問です」(ゆかりさん)。

 理由の一つが航さんの配属先。複雑な工程の理解が必要なプレス部門で、渡された作業マニュアルは82項目にも及ぶ複雑な工程があり、専門用語も多数使われていた。ノートには乱れる文字がびっしりと並び、現場で必死にメモしていた様子が残る。そして亡くなる前日、航さんの作業ミスで機械を停止させてしまうトラブルがあったことも後から分かったという。(以下略)」

 

障害者の社会参加に関係から検討すべきことがあるとは思いますが、中心的問題は「バカは~」という発言があったか、それと関連して企業側に障害者雇用についての考え方が整理されていたかということ。職場定着のための支援活動の導入などの方策が検討されなかったかなどありはしないか。

発言だけを取り上げれば、相模原障害者施設での殺傷事件を想起させます。

 

医師でもある香山リカ氏は次のように相模原障害者施設での殺傷事件について次のように指摘しています。

「私は今回の事件は、容疑者の個別の精神疾患や措置入院制度の問題に 帰して説明し、予防のための対策を検討すべきではない、と考えている。(略)

容疑者は書状の中で、いかに障害者は社会にとって不要であり、その存在のために家族や施 設従業員が苦しんでいるかを綿々と書きつづっている。そして、かれらが嫌い、憎いといった感情によってではなく、社会をよりよくするためにその排除が必要だと語り、その殺害計画を 具体的に打ち明けているのである。容疑者にとっては、効率的に働き、生産性を上げて社会に貢献できる人間だけが生きる価値があり、そういう人たちだけで構成されている社会でこそ健全とみなしているのだろう。」(『生きたかった』)

 

発言があったかどうかは分かりませんが、企業として障害者雇用についての対応策が整理されることを強く希望します。

 

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特養の受け入れが進まない 政策誘導の結果だ [高齢者]

 

 

 

「単身高齢者家賃保証 北九州でNPOと企業が新事業 - 西日本新聞」は珍しい取り組みですね。

 

特養の待機者が増えたら、要介護1.2を除外した。政府としては要介護3は入れないということではないという。詭弁だ。政策で誘導した。基本には介護報酬の低さがあるのではないか。

 

「<特養>要介護3、受け入れ敬遠 2割以上に空き 毎日新聞 5/5()

特別養護老人ホームの約2割が要介護3の入所を見合わせていることが毎日新聞の全国アンケートでわかった。国は2015年に入所者を要介護3以上に制限したが、介護報酬の加算や要介護認定の不確かさを理由に施設側が受け入れを敬遠した形だ。2割以上の施設に空きがあるとみられ、要介護1、2でも認知症のある高齢者の受け入れ要望も多く、入所政策の見直しが迫られそうだ。

  アンケートは2月、東京都大阪府と全国の政令市で特養ホーム計1000施設に実施、359施設から回答を得た。要介護3を「将来の退所の可能性を考慮して入所を見合わせる例があるか」との問いに66施設(18.4%)が「ある」と回答。うち6割程度が「次の認定で2以下に下がりそうなら見合わせる」(首都圏の施設)とした。

  また国は、過去半年~1年の新規入所者に占める要介護4、5を7割以上にすれば介護報酬で高い加算をつけており、3割程度が「算定できなくなると厳しい」(九州の施設)ことも理由とした。

  回答した施設からは要介護1、2でも「徘徊(はいかい)のある認知症や老老介護などで施設入所が適当な例も多い」(関西の施設)との指摘が多数寄せられた。

  一方、満床の維持が難しいとされる「施設定員に対する待機者の割合」が50%以下となった施設が13.6%あり、一部で入所が容易な実態がわかった。厚生労働省の委託を受けた「みずほ情報総研」の昨年の調査でも26%の特養が「空きがある」と回答。うち9.8%は「申し込みが少ない」ことを理由とした。国の入所制限は、特養ホームの一部が入りやすく空きもある実態とかけ離れており、整合性が問われる。

  厚労省高齢者支援課は「各施設の判断で要介護4、5の方ばかり入れるのは悪いとは言えないが、国としては3を入れないという政策はない」と話す。介護保険に詳しい伊藤周平・鹿児島大法文学部教授は「国が入所制限を厳しく誘導している実態が明らかになったが、これで介護難民が減ることはなく、入所者や家族に不安を呼び起こしている。小手先の政策はもう限界で、公費を増やし、施設を拡充する抜本見直しが必要だ」と指摘する。【斎藤義彦、稲田佳代】

【ことば】要介護1、2の入所制限

  特養ホーム待機者は2014年発表の調査で約52万人に上ったため、国は15年4月、特養を「中重度を支える機能に重点化する」として、一部特例を除き入所を要介護3以上に制限した。制限や施設の乱立で今年3月の発表で、待機者は約36万人になった。」

 

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失敗しないと [平和]

 

 

平和の尊さを確認したい・・・。

 

「平和の尊さ考えて アンネのバラ展15日まで 久留米 [福岡県]

 

 「アンネの日記」で知られ、第2次世界大戦中にナチス・ドイツの迫害で亡くなったユダヤ人少女、アンネ・フランクをしのぶ「アンネのバラ展2017」が6日、久留米市諏訪野町のえーるピア久留米で始まった。アンネの生涯を紹介したパネル展示も行われている。15日まで。

 アンネのバラは、日記に感銘を受けたベルギーの園芸家が開発したもので、1972年に日本国内に贈られ、各地に株分けされた。市は、石橋文化センターに生育を委託し、平和の尊さについて考えるきっかけにしてもらおうと、2006年から毎年展示している。

 えーるピアには8鉢があり、淡い黄色やオレンジ色の花を付けている。赤いつぼみから、開花につれて花の色が変わることから、15歳で亡くなったアンネの豊かな可能性をイメージしているという。文化センターで開催中のバラフェアにも植えられている=2017/05/07付 西日本新聞朝刊=」

 

 

渡意゛は変わりますが、「ラストコップTHE MOVIE」で主演の唐沢寿明さんのインタビューが掲載されていました。AIは将棋などの対局で力を発揮していますが、人間を超えることはないという人もいますが、よく分かりませんね。

 

「一映画版のテーマは人工知能 (A I)です。

★唐沢

実は怖いことなんですよね。なんか(A I)人のためになるように見せかけて、実は人間は必要じゃないだろう、って方向にいきそうな雰囲気じゃない?自分の過去も勝手に 好きな思い出だけばっかりにできる。それを勘違いして事実だと思い込むやつが出てくる。何 よりもコンビューターも完璧じゃないだろうから、セキュリティーを破ったやつが出てきた時 が怖い。全てにおいてね。

 一犯人摘発数も多いが誤認逮 捕も多い京極は「失敗があるか らいい」ということを言います。

★唐沢

失敗がないと人間は どうしても成長しない。分かりやすく言うとスポーツ選手は負ける時は 負けるじゃないですか。でも彼らは失敗したことからまた得るものがある。誰かに 負けたことがある人間しかだめなんですよ、本当は。AIの指示によって失敗しないように人生を歩む。それではだめでしょ。 ただ、このままばーっといったら戦争になりますよというのが分かればいいよね。まあ、 使い方によるのかな。(一部引用)」(201757日西日本新聞)

 

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大河ドラマに [歴史]

 

 

「仲畑流・万能川柳 毎日新聞201757日 東京朝刊

 ☆印は秀逸(仲畑貴志選)

 

トランプが何を言おうとオレ平気 神奈川 荒川淳

古日記焼いたらスーと軽くなり 安曇野 荻笑

スマホでの私語で静かになる授業 堺 せっつん

妻だけが血のつながりのない家族 長崎 マー坊 (以下略)」

 

福岡では次のような動きがあります。

 

「春秋

 柳川藩初代藩主の立花宗茂と妻誾千代(ぎんちよ)をNHK大河ドラマに-。そんな取り組みが福岡県柳川市で始まった

▼宗茂の父は岩屋城の戦いで勇名をはせた大友家の武将高橋紹運。押し寄せた島津の大軍の降伏勧告を拒み、寡兵で徹底抗戦し壮烈な最期を遂げた。その武勇を受け継いだ宗茂を娘誾千代の婿に、と熱望したのが、こちらも九州屈指の猛将として知られた大友家の重臣立花道雪だ

▼宗茂は豊臣秀吉の下で大いに活躍。秀吉は柳川13万石を与え、「東の本多忠勝、西の立花宗茂、東西無双」とたたえた。宗茂の生涯だけでも十分大河になりそうだが、その妻もすごい

▼放映中の「おんな城主 直虎」は主人公の女性城主井伊直虎が「実は男だった」との説が発表されて物議を醸した。一方、誾千代は正真正銘の女性城主である。7歳の時に道雪から家督を譲られ、福岡市の東にあった立花山城の城主となった

▼関ケ原の戦いで西軍が敗れ、秀吉への恩義から西軍に属した立花領に東軍の鍋島軍が攻め込もうとした。この時、誾千代は父道雪の名に恥じぬ働きをしたとの伝承が残る

▼女武者200余人を率いて防備を整え、農民に海岸を守らせて有明海からの敵襲を防いだ。南から侵攻した加藤清正は、領民の激しい抵抗を避けるため、誾千代の所領を迂回(うかい)して進んだとも。もしも大河ドラマになるなら、誾千代役にはどの女優さんか、と想像するだけで楽しい。=2017/05/06付 西日本新聞朝刊=」

 

闇千代には常盤貴子さんではと理由もなく決めている私です。しかし、宗茂の全貌を知りたいですね。

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「寄り添う」も気になります [沖縄]

 

 

201754日西日本新聞のトコさんのコラムでこんなのがありました。

「こういう間違いが最近とても多いの。洗顔フォームを歯磨き粉と間違えて歯ブラシに塗ったり、最も多い間違いは、クーラーとテレビのリモコン。テレビつけようと、クーラーのリモコンを画面に向けて操作してます。よく見るとボタンの数が違うのに、何で間違えるのかねえ。1人で苦笑いしていますが、間違いがこれ以上加速いように気を付けなきゃ。 身の回りのいろんな物に「名前シール」を貼ってみました。(トコ=コラムニスト)

 

忘れ物というか、探し物はふえますね。鍵などに発信機をつけて鳴らして探すというのもあるそうです。リモコンの使い分けはまだできていますが・・・。

 

鯉のぼりがベランダ以外にないか散歩のたびに気を付けていますがまだ見当たりません。

 

ニュース川柳

・ベランダで屋根より低い鯉のぼり

・飽きもせず力の誇示を北のドン

・本心を失言という隠れ蓑

・再稼働テロ、ミサイルは視野になし」

 

 「沖縄に寄り添う」「被災地に寄り添う」・・・という「寄り添う」の軽さにもあきれますが。

 

 

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