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このブログは障害者問題を中心に退職者の日々の思いや脳梗塞後遺症とのつきあいの日々をつづります。この下の記事からが本文です

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記憶とは [高齢者]

 

 

年をとると「アレ」「ソレ」などと言います。ところが、「アレ」「ソレ」が1時間後。1日後に出てくることがよくあります。それを物忘れがと言いますが、記憶がなくなったという人が多い。

羽生善治氏は次のように述べています。

「現在、世界各地で、人間の脳のメカニズムを解明しようという研究が加速している。ノーベル生理学・医学賞を1987年に受賞した、生物学者の利根川進氏もその一人だ。同氏の研究チームが20163月に発表した。次のような研究が世界の注目を集めた。それは、アルツハイマー病のモデルマウスの失われた記憶を人為的に復元することに成功したというものだ。利根川氏は「アルツハイマー病の患者は、記憶を忘れているのではなく、呼び出せなくなっているだけかもしれない」と報告している。こうした研究が進んでいけば、ネガティブな記憶をポジティブなものに書き換えられる可能性まで出てくると言う。さらに同年九月には、他の個体についての記憶(社会性記憶)の仕組みについて の発表を行った。「誰が、いつ、どこで、どうした」という情報のなかの、「誰」にあたる部分を、海馬のある特定の場所に記憶する細胞集団があるというのだ。」(『人工知能の核心』)

 

物忘れの多くは検索機能の劣化だと思う。検索機能を回復させればと思うが、容易なことでは手ないでしょうが。

 

「自然環境が壊れてその中に生活する人間だけが正常でいられるわけがない/藤原新也」(『若き日に薔薇を摘め』)

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「写憲」とは [平和]

 

 

こんなことがやられているとは・・・。

 

「みんなの広場

「写憲」で内容が心の中に=中学生・14歳  毎日新聞2018515日 東京朝刊

 先日、社会の授業で「写憲」というものをやった。「写憲」というのは仏教の経文を書き写すという意味の「写経」をもじったものであり、「写憲」は日本国憲法を写すのだ。

最初、その事を聞いた時に、僕は「こんな事をやってもつまらないだけだ」としか思わなかった。しかし、実際に写し始めると、すっと憲法の内容が心の中に入ってきて、すらすらと手が動いた。「写憲」というものを通して、本当の意味で憲法を学べた時間だった。ゴールデンウイーク中に憲法記念日があった。憲法の内容を正しく理解している人はどのくらいいるのだろうかと思った。 (以下略)」

 

試してみたいと思う。憲法問題に関心を持ってもらうのには創意工夫が必要だけど、9条守ろうというだけでは広がりがないように思う。改憲の立場からはどう読むのかも知りたい。

 

「雪はどこに降っても、そこを荘厳してしまいます。人間の犯した醜い歴史も愚かしい誤ちも、すべてを消し去る純白の雪が包んで荘厳してくれる日など訪れてくれないものでしょうか/瀬戸内寂聴」(『若き日に薔薇を摘め』)

 

国会に雪が降れば良い。

 

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労働時間は大切だ [職場]

 

 

「花時計

実際に働いた時間ではなく、あらかじめ決めた時間を働いたとみなして賃金を支給する「裁量労働制」。ある企業の社長は、働き方改革を進める中で裁量労働制を廃止したと話していた。対象社員への目配りが甘くなり、長時間労働につながっていたからだという▼社長は一方で、制度を巡る議論は導入によって労働時間が長くなるか短くなるかばかりが注目され本質からずれているのでは、と指摘した。同感だ▼制度が機能するには、個人の目標や成果を計る指標が明確か▽個人の業務内容が、やらなくていい業務も含めて明らかか▽目標達成に向けた個人の自由度がどれだけあるかーなどがポイントだと思う。それらが担保できるかが重要で、連携や上下関係を重んじる職場には向かない気がしている。(仲山美葵)」(

2018328日西日本新聞)

 

言われるように長時間手労働になると思う。評価ポイントの付け方に課題があるでしょうが、評価が明確につけられるかどうかも職種によっては曖昧ではないか。そこまでして働かせなければならないか。

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知らない関係 [生活]

知らない関係

 

「情の通じ合った近しい人であればあるだけ、その故人に対し、あの時あの一瞬こうしてやっておけばよかったという、小さな慚愧の念がいつまでも残ってしまうのが常ではないでしょう/藤原新也」(『若き日に薔薇を摘め』)

 

「母の日テスト」が話題になっているという。「子ども自身が思っている以上に母親のことを知らない様子を浮き彫りにした内容だ」と報道されています。

下重暁子氏ならば「当たり前」ということのようです。

 

「私は『家族という病』という本の中で、お互いをもっとも知らないのが家族であり、知っていると錯覚しているだけと書いたが、家族幻想が大きければ大きいほど、ちょっ としたすれ違いで落胆も大きく、それが憎しみに変わる。殺人事件でもっとも多いのが 家族問であることを見ても明らかだ。 子供は守って育てる時期が過ぎたら、離れてゆくのが当然。親を乗り越えず成長し、親は二人に戻り、のちに一人になる。それを必要以上に、不幸だとか淋しいとか感じてはいけない。」(『極上の孤独』)

 

言われればそうですが・・。

 

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戦のあとで [平和]

 

 

佐江衆一氏は元寇に触れながら水城の増築についてふれています。増築していたとは知りませんでした。

 

「元冠二年後の九州は、いずとも鼎の沸くがごとくに騒然としていた。蒙古軍の再襲来に備えて、 大宰府では長大な水城の増築がことなわれており、博多湾では宮崎から今津に至る防塁の大工事 がすすんでいた。そして元寇の敗け戦で失明したり手足を失ったりした傷病の武士の姿が目立った。とれまでみたとともない蒙古軍の火薬を使った炸裂する兵器に、眼をつぶされ手足をもぎとられた者が多かったのである。」(『わが屍は野に捨てよ』)

 

元寇の負け戦の姿に重ねて、特攻で体当たりを拒み爆弾を命中させるとした佐々木氏は、9回出撃し、生還したという。死んだことになっている佐々木の対応に軍は苦慮します。しかし、敗戦となり引き揚げてきます。

 

「浦賀の収容所に2日いた後、118日、佐々木ら復員部隊は隊列を作って収容所を浦賀 駅に向かって出発した。途中で露店が並んでいる道に出た。それが闇市と呼ばれるものだ と気がついた。 行進を続けていると、ひとかたまりの男女が叫び始めた。寄せ集めの服を着て、それでも寒さに震えているような、惨めな姿をしていた。やがて、彼ら彼女らは、復員軍人の列に向かって石を投げ始めた。佐々木にはののしる声がはっきりと聞こえた。

「日本が負けたのは、貴様らのせいだぞ!

「いくさに負けて、よくも帰ってきたな。恥知らず!

「捕虜になるなら、なぜ死なないのか!

石つぶては、佐々木の前後にも飛んできた。復員軍人達は、ちらつとその方を見ただけで、あとはうつむいて黙り込んで歩いた。

佐々木達は、貨物列車に押し込まれ、東京に運ばれた。横浜を過ぎると、列車は廃嘘の中

を走った。扉の隙間から見える無残な焼け野原に復員軍人達は、驚きと絶望の声を上げた。」

(『不死身の特攻兵』)

 

負け戦だろうが、勝ったとしても傷ついた兵士の姿は変わらない。

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孤立は寂しいか [高齢者]

 

 

「定年後の 3大リスクは、「お金」、「健康」、「孤立」ではないだろうか。」(定年後の「孤立」リスク 求められる現役時代の「個立」社会研究部 主任研究員 土堤内 昭雄ニッセイ基礎研究所)とし、さらに「地域での付き合いの程度をみると、男性の 4人に 1人、女性の 5人に 1人は『付き合いがない』状況にある。また、60歳以上一人暮らしの人の 4割以上が「孤立死」(誰にも看取られることなく、亡くなったあとに発見される死)を身近な問題と感じているのだ。」と背景を指摘しています。イギリスでは「孤独担当大臣」をもうけたそうですが、「孤立」と「孤独」とかは少し異なりそうです。

 下重暁子氏は『極上の孤独』のなで孤独は楽しいと言い放ちます。

「『男の居場所はどこにあるのか?』 情けないことをいわずに自分で探すなり、作るなりしなければならない。なぜ男の居場所がないかといえば、家の中ですることがないかちだ。自分にできそう な家事を何か一つでも見つければ、自然に居場所が見つかるかもしれない。 我が家では料理はつれあいが作るので、キッチンと、ダイニングの食卓まわりは、つれあいの居場所である。したがってキッチンの流しや調理台は、つれあいの背丈に合わせてある。」

 

自分で何とかせよという。できる人はいいが・・・。

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一遍の死は  [読書]

わが屍は野に捨てよ―一遍遊行 (新潮文庫)

わが屍は野に捨てよ―一遍遊行 (新潮文庫)

  • 作者: 佐江 衆一
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2005/01
  • メディア: 文庫

 

「病を得ながら精神は衰えず、身のまわりの一切を焼き捨てて、勤行の途中に息絶えた一遍の死こそ憧れのものです。瀬戸内寂聴」(『若きに薔薇を摘め』)

 

図書館でたまたま佐江衆一氏の『わが屍は野に捨てよ―一遍遊行』を見つけ読み始めました。先の瀬戸内寂聴の言葉は再読したものにありました。『わが屍は野に捨てよ』では、最初の修業の地として選ばれたのが大宰府だったという。

「大宰府の北にこんもりとそびえる四王寺山の東麓、御笠川と原川にはさまれた小高い丘の、筑紫郡原山というところに、聖達上人は庵を結んでいた」とあります。原山と言う所をネットでさがしていたところ、新聞に詳しい案内が載りました。

 

「尊氏再起の寺」本堂確認 礎石の規模、古図と照合 太宰府市教委

 福岡県太宰府市教育委員会は8日、同市三条の原遺跡で、9~14世紀の山岳寺院「原山」の本堂とみられる礎石建物跡を初めて確認したと発表した。原山は足利尊氏が室町幕府を開く前に身を寄せ、再起を図った場所といわれる。

 原山の跡は大宰府政庁跡の背後にそびえる四王寺山の麓にあり、天台宗の僧、円珍の弟子が開いた四王院の別院といわれる。「原山無量寺」や「原八坊」とも呼ばれる。

 2015年度の調査で建物の基礎の盛り土(基壇)とみられる遺構や階段跡が確認され、礎石はその西側で見つかった。建物は東西8メートル・南北12メートルと、東西14・5メートル・南北11メートルの2棟があり、大きい方が新しい。いずれも13世紀の建物で、東向きだった。

 市教委は、規模が古図に描かれたように大きいことから「本堂跡の可能性が高い」と判断した。付近には本堂跡を伝える石碑があり、土製の仏像や五輪塔の破片などが出土している。今回の調査で石塔跡とみられる遺構も発見された。

 14世紀半ばの歴史書「梅松論」には、新田義貞軍に追われて九州に逃れた尊氏が「原山」に滞在し、再び京に攻め上ったと記録されている。(以下略)=2018/05/09付 西日本新聞朝刊=」

 

原山で修業した一遍の寺と足利尊氏再起の寺が同一かは確認てきていません。偶然ですが情報がつながりましたので・・・。

 

  


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国民栄誉賞を

 

 

新聞の投稿欄からです。

 

「紅皿 なんだかんだ仲良し夫婦

74歳の母が、脳梗塞で入院した。その4日前 「茶わん洗いばしきらんけん、来てくれんかね」 と電話があった。また膝が痛くて立っていられないのだろうと思い、手伝いに行った。入院した日、母は膝の痛みではなくふらつきを感じ、脳神経外科で受診した。検査の結果、 軽い脳梗塞で、発症後5日程度経過しているだろうとのことだった。 あの時、病院に連れて行けば良かったと後悔した。だが、この日も母は、2階まで洗濯物を干しに行っており、気づくのは難しかった。受診が遅かったので治癒は難しく、再発防止の内服薬とリハビリで様子を見ることになった。あとは母の回復力を信じるしかない。(以下略)(主婦・45歳長崎県佐世保市)」(2018324日西日本新聞)

 

 この年齢になると脳梗塞のリスクは高まりますが、予防はなかなか難しい。私も経験者ですので気になります。

 

国民栄誉賞の基準がないので政権の都合で決められる部分もあるように感じますが、中村哲医師はアフガン政府から勲章が出ているわけですのでふさわしい人物だと思います。

 

「中村哲医師に国民栄誉賞

 アフガニスタン大統領から「ペシャワール会」の中村哲医師(71)に国家勲章が贈られました。 日本の民間人が勲章を受けるのは異例で、長年にわたる現地での用水路建設や医療活動が高く評価されたのです。彼の講演会に足を運んだ。スケールの大きいプロジェクトなのに肩に力は入っていない。その素朴な語り口に引き込まれました。彼の自伝「天、共に在り一アフガニスタン三十年の闘い」。困っている人がいたら手を差し伸べるという 彼の思いと、そこに至った 背景。読み進めるうら、彼 の使命感、そこに豊富で専門的な人材、情報収集と発言力、善意の資金力などが分かる気がした。(以下略)」(同前)

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拘束を解かれて [高齢者]

 

 

「ふと、自分が今、幸せになっているのではないかと気づく時、私は内心ひどくあわてふためき、その幸福らしいものを破壊したくなるのです/瀬戸内寂聴」(「若き日に薔薇を摘め」)

 

定年退職されて今まで見なかった顔が地域デビューしますが、男性はなかなか溶け込めません。私もそうでしたが、リハビリを兼ねた散歩は欠かせませんので外に出ます。奥様方と顔を合わせますが、どこの方か判別できません。挨拶もぎこちないです。働くことで拘束されているのから解き放たれた喜びが一瞬のことだと分かります。

 

下重暁子氏はフリーになったときのことを次のように述べています。

 

「まずはスケジュールを自分で立でなくてはならない。机上では出来ても、それを実行 に移すのは難しく、「明日からやろう、明後日からやろう」とずるずる引き延ばし、結局やらずに、むなしく時は過ぎ、自分への失望だけが増す。 こんなはずじゃなかった。時間が出来たら、あれもこれもと夢みていた。ところが全て自分で考えて行動するとなると、これほどしんどいことはない。 一度なまけると癖がついて、いつまでたっても何事も始まらない。自分の頭で考え、 自分の身を起こし出かけなければ・・・。あー誰か縛ってくれないだろうか。あんなに嫌 いで恨めしかったガチャンコまでもが妙に懐かしくなる。

誰かが縛ってくれることはラクなのだ。誰も自分を縛らなくなってはじめて、一人で何かをすることの難しさを知る。」(『極上の孤独』)

 

結局は自分でつくりだしていくしかない。最初にしたのは地元の「シニア大学」受講でした。

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詩誌「筑紫野」より [読書]

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言葉が泳いでいる [寛容な社会]

 

 

 

「西日本詩時評 岡田哲也

「真摯」という言葉に近い 頃しばしば出会います。皇太子さまは来年の即位に備え、「真摯に取組みたい」とおっしゃいました。小平奈緒さんも「真摯」がモットーです。安倍総理も事あるたびに「真摯」「謙虚」「誠実」を口にされます。その人の言葉とその人の話 人となりとは、必ずしも一 致しないものです。どちらかが過大か、どちらかが過少かは言葉が目くらましか煙幕のように感じられる時もあります。 あるいはそれは、詩を書く人が詩に求めてるものと、世間や読者が詩に求めているもの(いないかもしれない)との不一致にも似ています。(以下略)」(2018316日西日本新聞)

 

最近の言葉を聞いていてどこが謙虚なのか分かりません。それでも、繰り返すということは本人にとっては謙虚なのかもしれない。言葉の便利さを最大限活用しているのかもしれません。この国に言葉があるのか。そう問われている時代なのかもしれません。注意しろ、詩人たちよ。これも他人事に聴こえるが。

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「やりがい搾取」だと [障害者福祉]

 

 

新聞連載時にはそんなに熱心に読んでいませんでした。早稲田ジャーナリズム大賞を受賞したという。改めて単行本を読むことにしました。

 

「はじめに」に次のように述べられています。

 

「若者が敬遠する人手不足の職場で、時に不法就労で働く留学生たちが貴重な労働力となっている。24時間営業のコンビニでいつでも弁当が買え、オンラインショッピングですぐに商品が届く便利 な暮らし。外国人受け入れに反対の人々も含め、多くの日本人が恩恵を受けていると分かった。 なぜ留学生が急増しているのか。ネパールに飛んだ記者は、留学ビジネスの過熱ぶりを目の当たりにした。「日本に行けば楽に稼げる」という業者の甘言に誘われて、多額の借金を抱えて来 日。苦学に耐えきれず、「出稼ぎ留学生」「偽装難民」と化す若者もいる。彼らを食いものにする 「名ばかり学校」も現地や日本国内に存在する。政府の留学生30万人計画を背景に乱立した日本語学校は玉石混交で、留学生を指導する日本語教師の待遇は厳しい。「日本と世界の架け橋に、 アジアの若者たちの夢を応援したい、と日本語教師になった人々を『やりがいのある仕事だから』と低賃金で長時間働かせている。やりがい搾取だ」。そんな嘆きも耳にした。

100万人超の外国人労働者のうち、別の2割は、技術習得を目的に来日した外国人技能実習

生だ。日本人の担い手の減少が止まらない農漁業や製造業、建設業などの現場で、不可欠な戦力となっている。例えば、かつお節。宮崎県沖の日向灘でインドネシア人実習生が釣ったカツオを、鹿児島県枕崎市の工場で中国人実習生が加工している。アジアの若者たちが和食文化を支えていた。「現代の奴隷労働」とも指摘される人権侵害も見聞きした。目を凝らさなければ見えない真相が、国内外の取材で浮き彫りになった。」

 

「やりがい搾取」は福祉の現場もそうです。決められた国の報酬で運営なければなりません。ごくわずかの社会福祉法人理事長が贅沢しているから余裕があるとする政治家たち。無給の理事長がたくさんいることに触れない官僚の言うがままだった。そうして規制があり、人手不足になっています。やりがいしか宣伝文句がないのです。そのことも話題にしてもらいたい。

 

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孤立している障害者と家族と [障害者福祉]

 

 

精神障害者と家族が置かれた状況の反映でしょうか。

 

「精神障害者家族 日常的ストレス73% 地域で孤立も 毎日新聞201853

 精神障害者の家族の7割以上が日常的なストレスを抱え、6割の親の精神的な健康状態が悪いことが、各地の家族会などでつくる公益社団法人「全国精神保健福祉会連合会(みんなねっと)」(東京都豊島区)のアンケートで判明した。家族からは、相談体制の充実を求める切実な声が相次いだ。【成田有佳】

当事者の自立した地域生活を進め、家族も安心できる支援のあり方を探ろうと、同会が2017年10~11月、障害者の家族である全国の会員ら7130人にアンケートした。回答を得た3129件の障害者との関係の内訳は、親85%▽きょうだい8.5%▽配偶者4.2%など。

調査結果によると、「日中何もしていない」と家族が回答した精神障害者は20.2%に上っていた。障害者の就労を支援する事業やホームヘルパーの利用といった障害者総合支援法に基づく障害福祉サービスについては、39.8%が「どれも利用していない」と回答した。障害が重い人ほど割合は高くなっており、同会は、重度の精神障害者が一日中自宅で過ごしている可能性があるとみている。 (以下略)」

 

障害者福祉サービス利用を4割の人がしていないというのはどういうことだろう。今の制度では対応できないのか、障害者と家族に課題があるのか、障害程度が重たくて利用しないというのであれば、どんなメニューが必要なのだろうか。

 ダイジェスト報告書がホームページに掲載されています。

それによると

⓵障害支援区分の認定を受けている人はわずかにとどまっていた(11.9%)。支援区分について「わからない」という回答者が約半数存在した。なお、精神保健福祉手帳をもっていると回答した人は、2,545 人(89.6%)となっていた。

②信頼して相談できる専門家がいると回答したのは67.7%で、相談できる専門家が主治医であるとする回答が63.7%と高くなっていた。しかし、なかなか定期的に相談できるわけではないことがうかがわれた。治療や福祉制度に関する情報提供には、いずれも約半数が不満足と回答し、相談できる人がいないという回答も3分の1に見られた

③サービスを利用している人の中では「就労継続支援B 型」(21.6%)が最も多く、次が「自立訓練」(6.9%)、「居宅介護」(5.8%)、「短期入所」(4.7%)、「共同生活援助」(4.8%)となっており、「就労継続支援B 型」かつての作業所イメージが多く、精神障害者を受け入れるB型が少ないのかどうかはダイジェストだけでは分からない。

④3人に1人は身体拘束の経験ありと回答。大きな問題です。

 

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シニアとは [高齢者]

 

 

「この年になってようやく、私は『家族』の絆ということを考えさせられることが多くなりました。自分で断ち切った自分の家族のことです/瀬戸内寂聴」(『若き日に薔薇を摘め』)

 

シニアは何歳ですかというのに対して64歳だという答えが一番多かったという。ところが、学会などは75歳からがいいという。するとすぐに政府機関などがこの説を支持する。どうも出来レースに私には見えます。社会保障費の削減の根拠をつくりたいのでは。ただ、一律何歳と決めるより、個別性が高いのですからそろそろ申告制にしたらと思うのですが・・・。

 

 

「シニア専門の電話相談

人間関係や健康問題経済的な悩みまで

独りで抱え込まないで

「シニア」と呼ばれる年代になっても人間関係や経済的な悩みは尽きない。それどころか、健康問題や終活など、若い頃には考えもしなかった悩みまで出てくる。 顔見知りの相手には相談できない悩みを独りで抱え込んでいたら、シニア専門の電話相談で、見知らぬ専門家に打ち明けてみてはどうだろうか。

 

 NPO法人「関東シニア ライフアドバイザー(SLA)協会」(東京)は、毎 週月曜から金曜の午前日時 から午後3時まで、シニア 世代のさまざまな悩みの電 話相談を無料で実施(通話 料は本人負担)。春と秋には、九州など関東以西の団体とも連携して2日間の特設電話相談「シニアの悩み110番」も開設している。「精神疾患のある妻と娘と同居している。妻は調理している時に突然包丁を振り回す。娘は働いているが、 給料は自分のために使って しまい、わがまま放題。毎日が苦しい」 昨年9月の「シニアの悩み110番」に60代の男性 から寄せられた相談だ。 中には「死にたい」と訴えてくるケースもあるというが「『死にたい』という言葉は、『死にたいぐらいつらい。だから助けて』 という意味です。助けてほしいから電話をかけてきて いる。その本当の願いに寄り添い、手助けするのが私たちの仕事です」と、協会理事長の山下由喜子さん(74)は語る。

かかってくるのは、そこまで深刻な悩みばかりではない。

「国民年金が少ない。なぜ少なくなっているのか」「友人と比べてみたら、自分の方が税金が高く、助成金ももらえず不満」「夫が,派手な洋服、ピンクのスカーフで出掛けたり、ほら 吹いたりするのが恥ずかし い」(いずれも80代女性) など日常的な相談も多い。(略)」

201839日西日本新聞)

 

こんな声を掬い取ってくれる窓口は大切にしたい。

 

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10年後の安倍さんは [政治]

 

 

「『ポスト安倍』を議論せよ=64歳」(毎日新聞201854日 東京朝刊)では、津萩のようなことが述べられていました。

 

「世論調査の数字をそのまま読み取ると、「安倍晋三氏以外の自民党政権を」ということだろう。しかし現在の選挙制度では、政党や議員は選べても首相を選ぶことはできない。民意を生かすも殺すも自民党の各議員次第ということになる。「安倍首相だから選挙に勝てる」というのは世論調査を見る限り幻想に過ぎない。「党上層部に逆らうと公認がもらえない」などは論外だ。信頼できる指導者を選べばよい。心ある党員は民意を支えに「ポスト安倍」を真剣に議論すべきだ。」という。

安倍チルドレンと呼ばれる多くの議員が耳を傾けでくれるだろうか。

 

作家 中村文則さんは次のように語ります。

「改憲「お花畑」な発想

 米国の利権のための戦争に自衛隊が参加し、隊員が死んでいく状況に日本人は耐えられるでしょうか。そのとき、日本は反米へと転じるでしょうか。僕は「アイデンティティー」を問いたい。侵略の加害、空襲や原爆の被害、その両方か ら生まれた日本人の特殊なア イデンティティーは、平和主 義と一致する。加害も被害も 経験して導き出した答えが 「もう戦争はうんざりだ」だったのです。 10年後引退した安倍晋三 首相が「こんなことになると は思わなかった」と言い訳する姿が、僕は目に浮かびます。 事態はきっと、あらゆる人の 予想を超えていく。そもそも 違憲な安保関連法を強行採決した安倍政権は、憲法をいじる資格をすでに失っています。(一部引用)」(201853日西日本新聞)

 

 


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「スピリチユアルケア」 [介護]

 

 

「(ひととき)『今』のぬくもり大切に201854日朝日新聞」では、79歳の父が病に倒れ、激しい痛みを伴うという病でもあるという。そんな父と電話で話していると「父が『今はね、寝るときお母さんと手をつないでいるよ』と電話でうれしそうに話した。」という。

そのことで心の安らぎになっているのではないかと言う。

 昨日読んだばかりの『ルポ 希望の人びと』という認知症当事者の動きについて書かれた本にむこんな指摘があったのを思い出しました。

 

「『スピリチユアルケア』はホスピス・緩和ケアで「霊的」「精神的」ケアなどと訳されてきた。 日本ではまだなかなか理解されにくい。現代ホスピスの創始者といわれるシシリー・ソンダースさんを英国のホスピスに訪ねてインタビューしたとき、スピリチユアルケアについて、『人は死を前にして、自分の人生は意味があったのかと苦しむことがある。そのとき、何があっても、話に耳を傾け、ともにすごし、あなたの人生は意味があったのだ、と伝える、それがスピリチュアルケ ア』と話してくれたことを思い出した。存在の肯定ということだろうか。」

 

日本では医学的根拠がないと否定されるかもしれませんが、存在の肯定は大きいと思う。手をつないで寝るのもそういう意味のある行動ではないかと思いました。

 

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ジム通いもいいが [高齢者]

 

 

高齢者のジム通いは多いという。知人も週5日利用するそうです。風呂も使えるから便利だとも。下重暁子氏は次のように述べています。

 

「そこで意外なことに気がついた。日課のように通っている熱心な人のほうが先に亡くなる例が多いのだ。 私をそのジムに紹介してくれた面倒見のいい奥さんがいた。私のためにきれいな柄の水着を。プレゼントしてくれたり、先輩として様々なアドバイスをしてくれた。彼女はほぼ毎日ノルマのようにしてジムに通っていて、そこではボス的存在だった。その彼女としばらく会わないと思っていたら、がんになったらしく、これまた彼女らしく病院へはきっちり通い、手術をし、抗がん剤治療も定期的にしていた。その後。ジムで見かけることがあったが、数年後に転移が発見されたと思ったら突然の訃報に驚かされた」(『極上の孤独』)

 

健康オタクみたいにやっている人が早死にすると言いたのかと思いましたが、がんと言うことなのでそうでもないかもしれません。死に対して構えすぎるなということでしょうか。

 

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ハングルが身近に [社会]

 

 

新聞の投稿欄からです。最近また議員年金の動きが活発なようです。

 

「私利私欲捨て 国民のために 71

本紙の社説「議員年金復活は言語道断」。私も全くそう思う。 議員は国家、国民のために汗を流そうと高く、清い志を持って議員になったはずだ。近ごろは一般の人でも恥ずかしくて言えないような失言も多い。不祥事の温床とされた企業、団体からの献金を廃止して国民1人当たり250円の政党交付金を創設したはずではなかったか。にもかかわらず、企業献金は復活して「二重取り」になっている。政務活動費の使い道にも疑問の目が向けられる事案

が多く、その都度、議員は不可解かつ非常識な言い訳で逃け切ろうとする。みつともない。まさしく「金の亡者」になっている。このままでは日本の将来に大きな不安がよぎる。

民の生活を最優先に私利私欲を捨て、国家・国民のために真摯に汗を流す「憂国の士」よ、いでよと心から待ち望む。」(201833日西日本新聞)

 

福岡市と周辺自治体では、ハングルの住居表示とか、乗り物の案内表示などがあります。次のような方法で学んでいるそうです。

 

「韓国語学習北部九州適す  60

日本の最多メダルで盛り上がったお隣韓国での平昌冬季五輪が終った。一 方、日本人の韓国語の会話能力はどうだろうか。ここで少し考えてみた。日本本土では韓国に最も近い福岡県ですら、学校で教えないため韓国語のできる日本人は極めて少ない。が、ある特別な方法を使えば、韓国語は意外に早く習得でき、しかも楽しみながら続けられる。

それは九州北部沿岸部で放送で発声練習をすることである。NHKラジオ第2の近くで釜山からの電波が とらえられ、NHK1の 近くで大邱からの放送がよく入る。 韓国語は日本語と語順が 同じで、日本人には学びやすい。韓国のラジオ放送を利用すれば、なおさら上達は早い。隣国との関係は、われわれ九州人が率先して取り組めば、もっとうまくいくの

ではなかろうか。五輪を機に隣国に関心を持ち、韓国語学習者が増えることを期待する。」(同前)

 

友好関係を深めるためにも大事なことだと思います。

 

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病は闘うものですか [てんかん]

 

 

今年、一昨年とALSで知り合いが亡くなりました。私より若く尊敬していた人でした。

 

「(声)闘えない病気あること知って 57歳 2018430日朝日新聞

 「闘病」という言葉が嫌いでした。夫は筋萎縮性側索硬化症(ALS)で、昨年12月に亡くなりました。進行性の神経難病で治療薬もありません。徐々に体が動かなくなり、食べることも話すことも出来なくなりました。残りの人生で「今日よりいい明日」は有り得ないのです。

 そんな生活の中で、「闘病」という言葉を時々見聞きすると、「闘える病の人はいいよね」と感じていました。

 夫は私と24時間一緒にいられることを幸せだと言い、病気中に3人の孫を授かったことに感謝していました。病の全てが闘えるものではないということ、そして病気でも得られる幸せはあるということを、夫との日々から学びました。」

 

私もまた持病とつきあってきました。そこの団体の本にも「〇〇との闘い」という表現されていました。私には闘いというより、どう受け容れるかが勝負だったように思います。それも含めて闘いといっていたのかもしれませんが、闘うものではないように思ってきました

 

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出版文化の次に [生活]

 

 

電車の中から新聞を読む人がほとんどなくなり、本を読む人も稀です。次の世代はスマホで文化が継承できるのでしょうか。磯田道史氏は江戸時代の出版文化について次のように述べています。

 

「ところが日本では仮名交じりの木版出版文化で、本で女性や庶民へ実学が広がった。識字率の高い、労働力の質の高い社会ができあがった。いわば「本」こそが日本を作ったといってよい。大砲が日本を作ったのではない。すぐに大砲も自動車も自前で作れるようになったが、この日本人の基礎教養は、長い時聞をかけて「本」が作り上げた。この点が重要である。 幕末の日本もまた、「本」が動かしたといってよい。長州のイデオローグにして、松下村塾で多数の人材を育てた吉田松陰は、万巻の書を糧として自らの思想を形成した人である。」(『日本史の内幕』)

 

スマホから流れてくる偏った情報に支配さるのではないかと危惧するのですが。

 

「報道自由度、日本は67

国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(RSF、本部パリ)25日、 2018年の世界各国の報道自由度ランキングを発表、日本は前年の72位から 67位に順位を上げたものの 「慣習や経済的利害による束縛」「フリーや外国人記 者の活動制限」などの問題 点が重ねて指摘された。 メディアを「国民の敵」 などと罵倒するトランプ米大統領を含め、世界各国で報道を敵視する指導者が台頭。RSFは「事実に基づく議論を封殺する動きが拡大している」と警鐘を鳴らした。(以下略)」(2018426日西日本新聞)

 

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