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このブログは障害者問題を中心に退職者の日々の思いや脳梗塞後遺症とのつきあいの日々をつづります。この下の記事からが本文です 北九州市の のぞみ作業所のショップです みなさんにお知らせくださるとありがたいです
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厳罰化で解決しようとする傾向と死刑制度は [寛容な社会]

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福岡市では飲酒によるトラブル増で1カ月の自宅外の禁酒を市長が述べましたし、次にトラブルがあれば厳しい処分を課すそうです。そのなかに、懲戒免職になった場合の、逸失利益についての体験もさせるという。先日の飲酒運転した教頭の場合だと50歳代ですが、定年まで1億円あったそうです。私がこれでいいのかと思ったのは、禁酒はありだとしても、他にも何か案があるのかとアクションプランというのを読みましたが、心構え以外何もないのです。人間としての知恵がどこにもない。ただ、怒っているだけだと思いました。

 次に、てんかんの人の運転事故だとされるものが続き、厳罰を求める動きがあります。しかし、発作による事故なのかどうかも分からないまま、てんかんの人に運転させるなという声が大きくなっています。

 そうした動きの延長としての死刑制度の話があるように思います。

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「死刑制度廃止  世界的な潮流 83

12日付本欄に「犯罪の抑止に死刑は存続を」との投稿が掲載されました。殺された家族の被害者感情からしますと、極刑(死刑)を求める心情は理解できます。私は学生時代、教授の 勧めでイタリアの刑法学者ベッカリーアの「犯罪と刑罰」を読みました。ベッカリーアは死刑廃止の先駆者と言えます。私は教育法学を研究する一人として、次の理由から死刑制度は廃止すベきだと思います。

    は見せしめ(抑止力)の効力は薄い

    死刑は前近代的で野蛮である。

    死刑には軽重の差がなく全く同じであること。

    死刑執行後、冤罪が明らかになっても全く回復できないどの理由で死刑に反対します。死刑廃止を官求める動きは、世界的潮流になっていると思います。」(2012523西日本新聞

数日前の再審請求も自白が信用できるとして棄却しました。死刑執行後の冤罪ということもあり得ます。それでも、死刑判決を認める人間が存在することに驚きました。

最高裁の判例は次のようなっているそうです。

「死刑が憲法36条で禁止された「残虐な刑罰」にあたるかどうかが争われた事件で、 〈死刑は違憲ではない〉とした初判断も注目される。 483月の大法廷判決では、「生命は尊貴である。一人の生命は、全地球よりも重い」と しながらも、〈憲法31条には、法律の定める迎理の手続によって、生命を奪う刑罰を科せら れることが明定されている。憲法は、刑罰として死刑の存置を想定し、これを是認したと解すべきである〉と述べた。そして、〈刑罰としての死刑そのものが、直ちに憲法お条の残虐な刑罰に該当するとは考えられない〉と結論づけたのである(最大判1948312)。」(『最高裁の違憲判決』)

憲法には次のように書かれています。

「第31条 何人も、法律の定める手続によらなければ、その生命若しくは自由を奪はれ、又はその他の刑罰を科せられない。

32条 何人も、裁判所において裁判を受ける権利を奪はれない。

33条 何人も、現行犯として逮捕される場合を除いては、権限を有する司法官憲が発し、且つ理由となつてゐる犯罪を明示する令状によらなければ、逮捕されない。

34条 何人も、理由を直ちに告げられ、且つ、直ちに弁護人に依頼する権利を与へられなければ、抑留又は拘禁されない。又、何人も、正当な理由がなければ、拘禁されず、要求があれば、その理由は、直ちに本人及びその弁護人の出席する公開の法廷で示されなければならない。

35条 何人も、その住居、書類及び所持品について、侵入、捜索及び押収を受けることのない権利は、第33条の場合を除いては、正当な理由に基いて発せられ、且つ捜索する場所及び押収する物を明示する令状がなければ、侵されない。

 2 捜索又は押収は、権限を有する司法官憲が発する各別の令状により、これを行ふ。

36条 公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる。

37条 すべて刑事事件においては、被告人は、公平な裁判所の迅速な公開裁判を受ける権利を有する。

2 刑事被告人は、すべての証人に対して審問する機会を充分に与へられ、又、公費で自己のために強制的手続により証人を求める権利を有する。

3 刑事被告人は、いかなる場合にも、資格を有する弁護人を依頼することができる。被告人が自らこれを依頼することができないときは、国でこれを附する。

38条 何人も、自己に不利益な供述を強要されない。

 2 強制、拷問若しくは脅迫による自白又は不当に長く抑留若しくは拘禁された後の自白は、これを証拠とすることができない。

 3 何人も、自己に不利益な唯一の証拠が本人の自白である場合には、有罪とされ、又は刑罰を科せられない。」

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第38条の自白が誘導されたものかどうかを証明する手立てがないままにされているのは違憲ではないのかと思えたのですが。

 


2012-05-27 13:59  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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利益で作られた歴史か、それとも別の歴史か [歴史]

 

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京都の由緒ある平野神社から分社した牛頸(うしくび)平野神社が近くにあります。牛頸というのが気持ちが悪いという人もいて、地名変更の動きもあり、今は狭い地域に残っているそうです。元々、大宰府などを支える須恵器の一大産地。大阪府堺市の陶邑窯跡群・名古屋市の猿投山窯跡群と並んで日本三大窯業地の一つだそうです。今も、一部が保存されています。縄文時代は海岸線だったそうです。今回気づいたのは貝原益軒の高弟、竹田定直など竹田家の記念碑です。竹田定直は儒学者として黒田藩に仕え、居を牛頸に構え、塾を開いたそうです。定直の孫・竹田 定良は、「第9代藩主黒田斉隆より藩校創建の命を受け、1784年(天明4年)26日、藩校修猷館を開館し初代総受持となる」したと記録されています。もう一つの藩校である甘棠館(西学問稽古所)は現在の唐人町商店街の北側にありました。現在記念碑があります。修猷館高校は現在もその名前を受け継いでいます。こうして、生活を支える道具が作られ、人材を育てる塾も開かれていたという。30年前までのニュータウン開発前までは山ばかりのイノシシが闊歩する場所だったそうです。今でも、イノシシは出てきますが。

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別の話としては、現代の仕組みです。昨日の「天声人語」は次のように述べています。民とは視力障害者のことを指しているそうです。そして、それは「知らしむべからず」という発想が利益を産みだす道具になっているようですね。

 

「 漢字の多くは、一字の成り立ちに濃密な事柄を秘める。たとえば「民」の字は、目を突き刺している形だという。漢字学者の故・白川静さんによれば、視力を失った人を民と言い、神への奉仕者とされた。それがいつしか「たみ、ひと」の意味で使われるようになったそうだ▼意味の変化には「知らしむべからず」の臭いがする。おとなしく権力に従わせる対象を「民」と呼んだのではないか――。そんなことを、「原子力ムラ」の伏魔殿ぶりから連想した。民に目隠しをし、民を侮る、思い上がった人たちである▼ムラで重きをなす原子力委員会は国の原子力政策の基本を決める。そこで内々の「勉強会」を重ね、電力業界とのなれ合いの末、推進派に有利なように報告書案が書き換えられていたという▼この期に及んでの無反省に驚くほかない。そういえば専門委員の中には、原発関連企業などから寄付を受けていた人もいる。この組織、壊して更地にして作り直す必要がある。古い革袋に新しい酒は入れられない」(2012526日朝日新聞)

 

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2012-05-27 08:22  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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「働ける人が働いて、重症の人をフォローしてあげるのが普通」と語る稲川氏 [障害者自立支援法]

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芸人の親の生活保護受給問題を自民党議員が取り上げ、芸人が謝罪し、大臣は生活保護の削減を検討するという。何か出来レースのような気がします。これで、不正受給キャンペーンが強まり、風当たりが強まるのでしょうか。それは、国民同士のパッシングとなり、貧困の根本問題は見過ごされそうですね。

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2012524日朝日新聞の「難病の次男 最低の父親 要らない命ないんです」という稲川淳二さんのインタビューが反響を呼んでいます。多くの親が似たような思いを持っているのではないでしょうか。稲川さんは、障害者総合支援法についてもきちんと意見を述べられています。

「私がテレビでバカやってたころですよ。次男の由輝が生まれたのは。はい、1986年です。先天性の重い病気でしてね。それからずっと障害を抱えて生きています。今度、障害者に関する法律が変わるですって。いろいろと思うことがありますよ。障害者の父親ですから。

そのころはね、仕事も調子が良くてね。長男も9歳になって、すごく幸せだったんです。で、子ども1人でこんなに幸せなんだから、2人ならもっと幸せになるだろうと、単純な考えですよ。

でもって、次男が産まれたんですけど、クルーゾン氏症候群という先天性の重い病気だっていうじゃないですか。生命に別状はないのですが、頭の骨に異常があって、手術が遅れると手足にマヒが出る可能性がある、と言われました。私も頭真っ白ですよ。

生後4カ月で、手術を受けることが決まって、その前のある日、病院に行ったんです。すると、次男を見ていた女房が「あんた、ちょっと見てて」と、用足しで個室を出て行った。私一人で次男に向き合うことになったんです。でも見るのが怖いんですよ。無責任だけど、あり得ない世界が起きていると思っているわけだから。おそるおそる見ると、次男は寝ていました。だれもいない、しーんと静まり返った病室に、「はぁ、はぁ」という、次男の小さな息の音が響いています。

本当に許されないことですが、うちの子のことですから、こんな話をどうか許してください。私はね、次男に死んで欲しいという気持ちがあった。助けたい。でも怖い。そして悲しい。この子がいたら、女房も長男も将来、大変だろうな。よしんば助かって生きたとしても、いずれは面倒なことになるんだろうな。いろんなことを考えた。

どういう病気かも当時はよく分かってなかったし、病室には私と次男しかいない。だれにも分からない。小さいから葬式も簡単だし。じゃあ今、自分で殺しちゃおうかな。その代わり、ずっとこいつに謝り続けて生きればいいんだ、と。

「鼻をつまんだら死ぬだろうな」と思って、次男の鼻先にぐっと手を伸ばした。でも、鼻先数センチのところで、手がぶるぶる震えるんですよ。手が震えて、どうしてもできない。そこに女房が戻ってきたんです。・・・そんなことがありました。」

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さらに、障害者自立支援法を廃止しないことについて

「民主党は2009年の総選挙で障害者自立支援法を廃止して新法を作る、と公約に掲げていました。しかし、政権を取ると、廃止を見送り、 新法の検討会の提言も先送りしてしまいました。」と厳しく指摘しています。障害者自立支援法を制定したのは自公政権。政権交代後も何も変わらなかった。


2012-05-26 09:04  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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優しかった社会が冷たくなっていく年代か [介護保険]

優しかった社会が冷たくなっていく年代か

葉室麟『橘花抄』を読み始めました。福岡藩が舞台ですので、黒門近くの伊崎が武家屋敷であり、早良の橋本が隠居した武士が住んでいたことになっています。地元の人にとっては馴染み深いですが、小説にとってどの程度の役割かは分かりませんが・・。

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『橘花抄』と同時に借りてきたのが『朝日ジャーナル』です。昔なつかしさで借りてきました。「わたしたちと原発」がテーマのものでありますが、原発とは直接関係ないですが、違う視点での作家・高橋源一郎氏の次のような指摘に納得しました。

「この国は弱者に冷たい。以前は、少なくとも建前では、弱者を虐げるようなことは言わなかったけれど、今は平気で言いだす人が増えています。僕は弱者が軽んじられる社会は

弱くて脆いと思っていますが、今の この国は弱者がいると邪魔だと言い、 強者だけの強固な共同体を作って、 おこぼれを弱者にあげている感じに なっています 確かに原発事故と震災は大変な問題だけれども、実はそれは僕たちが 生きているこの国、この世界が劣化していて、それをどういうふうにし たらいいかという問題の一部にすぎ ない。原発事故は一例なんです。」

として、社会のありようが問われているのだと言われています。「強者だけの社会」は、やたらと政府が「自立」を迫り出した頃からだと思います。それは、介護保険で顕著になり、障害者自立支援法で決定的になったのだと思います。その流れが加速しています。その底流には社会不安があるのだと思います。理屈でなく、雰囲気がそうさせているのではないか。例えば、若い大卒者が就職できなくて自殺した人が150人も年間にいるのに、どこか冷めています。

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高橋氏は「50代、60代の人に、今から改めて人間関係を築けというのは 厳しい」のではという問いに対して

その年齢になると、あんなに優しかった社会がだんだん冷たくなって きます。働ける世代には優しいけど、 年を取ったり病気になったりすると、 途端に冷たくなる(笑い) 年金なんか、少しずつ削るって言ってるでしょう。弱い人間、病気の人間、年を取った人間に厳しいのが 今の日本で、そういう人間を排除していく。だから、社会から与えられた関係に安住してると、「お前、もっと働けよ」とか「お前、病気なのか。要らないね、もう」って切ってくる口実はそういう関係だったんです。真ん中にいたつもりがどんどん端に。で、最後は病院に送られて、チューブをつながれて、家族からも遮断されて(笑い)。でも仕方ない。自分からつなげた関係じゃないから。社会から与えられた関係を信じて生きたら、最後にパチンと切られでおしまいです。だから、気づくなら今しかないのです。」

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チューブつながれてパチンというのはリアルですね。


2012-05-25 09:04  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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大人になるまでの支援が必要では [社会保障]

 

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ラジオでは「総選挙」速報なるものを流しています。このくらい、本物の総選挙で盛り上がることがあればいいのではと思ったのですが。東電の利益は家庭料金で9割を稼いでいるということなど、さして問題でないかのような空気です。こうした仕組みが今まで明らかにならなかったことが不思議です。

 

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「震災孤児」という言葉がありますが、当事者にとってそう呼ばれるのに抵抗があるかもしれないので・・・。

 

「東日本大震災から1年2カ月余が過ぎた

2012524 01:43カテゴリー:コラム> デスク日記

 東日本大震災から1年2カ月余が過ぎた。復興はまだ途上だ。そんな中、震災で親を亡くした子どもたちのことが気になってしようがない。

 子どもたちは今後、行政の支援を受けながら成長していくだろう。だが、不安を拭い切れない。実態として、児童養護施設などで暮らす子どもたちの進学率は、とても低いのだ。厚生労働省によると、児童養護施設の子どもたちの大学短大などへの進学率は約12%。全国平均の2割強でしかない。

 「学歴を」と言っているのではない。さまざまな事情で親と暮らせない子どもたちが、幼いころから抱いていた夢をかなえるために、あるいは生きていくための技能や知識を習得するために、「学ぶ機会」を十分に確保してほしいと願う。

 どうか子どもたちが夢を諦めませんように-。ささやかながら私も支援の寄付を続けていこうと思う。(簑原亜佐美)=2012/05/24 西日本新聞朝刊=」

 

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児童養護施設は、昔は「孤児院」と呼ばれていたそうです。大学の進学率が低いのは、施設利用が18歳までが原則だからではないかと思います。成人は20歳になってからとしているのに、18歳で自活していく必要に迫られるわけですので、進学などあまり考えられないのではないかと思います。

児童養護施設はタイガーマスク騒動などは伝えられますが、そこで働く職員の待遇が語られることはありません。なかにはそれなりの額のところもあるという話もありますが、普通は年収税込300万円程度だそうですが、少しは改善されているでしょうか。

 


2012-05-24 14:33  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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障害のある人の56.1%が112万円以下の生活の貧困状態に [貧困]

障害のある人の56.1%が112万円以下の生活の貧困状態に

 

今日は通院日。患者さんが少なく早く終わりました。

みのもんたさんの奥さんが亡くなったそうです。今月番組が休みでニューヨークまで一緒に行かれたということですが、がんとの日々だったそうです。同年齢なのでそういう年齢になっていることを改めて感じました。

 

昨日に続いて、きょうされんと障害者関係団体が合同で調査した「障害のある人の地域生活実態調査の結果(第一次報告)」によると

 

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「障害のある人の56.1%が、相対的貧困の生活に

 

月額収入から年収を積算した結果、表 13にあるように、相対的貧困とされる 112万円の「貧困線」を下回る障害のある人たちが 56.1%にも及んでいた。(表 13

この「貧困線」は、厚労省の国民生活基礎調査で公表されているもので、まず前年の世帯収入のうち直接税・社会保険料を除く可処分所得を世帯人員の平方根で割り、国民一人当たりの収入を算出している。2010年の同調査結果では、この可処分所得を積算・比較した結果、その実質中央値は年収 224万円と算定され、その 2分の 1の年収 112万円が、いわゆる「貧困線」となる。この「貧困線」より下回っていた国民が 16%とされていることと比べると、本調査で分かった 56.1%はきわめて高い数値である。

また、国税庁の 2010年民間給与実態統計調査の結果と比較した( 1)。同調査は就労所得の調査であり、調査結果によると、いわゆるワーキングプアといわれる年収 200万円以下が、22.9%を占めていた。ワーキングプアとは、正社員並みにフルタイムで働いても、生活維持が困難もしくは生活保護の水準にも満たない収入しか得られない就労者のことであり、すなわち「働く貧者」のことである。

今回の調査で明らかにされた98.9%の障害のある人たちは、このワーキングプアと同水準の収入状態に置かれていることになる。

このように、いずれの国民生活の収入水準の客観的な指標と比べても、障害のある人たちの収入状況はきわめて低い。そのことが、今回の調査で初めて立証されたといえる。」

 

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2012-05-23 10:54  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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ツバメには住みにくい街に [街で]

 

 

とんとツバメを見なくなりました。そして、スズメも少なくなっています。北部九州に生息するカササギもこの10年で大分減ったように思います。これは、カラスに卵をやられたり、闘争に敗北したりのようです。二日前にも、カラス1羽とカサザキ2羽の闘いがありました。さすがに、2羽だと勝ちましたが。

 

「ツバメの巣壊さず見守って  43

 

大型連休に入った4月末、私が住むマンションの駐輪場の雨がしのげる一角に、ツバメの夫婦が巣作りを始めました。高いビルやマンションが乱立する街中の一体どこから材料

を調達してくるのか、巣は毎日、確実に完成に近づいていました。

3の次男は朝刊を取りに1階に下りるたび、楽しみに見ていました。「お父さんお母さんが一緒に巣に止まっとった」「きょうはお仕事に出よるよ」などと報告してくれました。実は、私自身かなりひなの誕生を心待ちにしていました。

ところが連休明け、マンションの管理業者が清掃を再開すると、完成に近づいていたツバメの巣は取り壊されていました。私が業者の方に語ねると、集合住宅がふんで汚れ、不衛生なので取りました。卵もなかったもので」とおっしゃるのです。ツバメ夫婦が日々、泥やワラのような草を口にくわえ、羽ばたいて単作りに励んでいたけなげな姿を見守り続けてきただけに、私と息子はせつなく、やりきれない思いで深く落ち込んでしまいました。

ところがその翌日。たくましいツバメ夫婦は再び同じ場所に巣作りを開始したのです。マンションの管理業者様、どうぞ今回は優しい気持で見逃して、!と祈るばかりです。

 

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昨年、田舎に戻った時に、車で走ると驚いて何羽もサギが飛び立つのにはびっくりしました。昔はサギは見かけませんでした。自然にとってどうなのでしょうか。

それでも、ツバメが道路スレスレに飛んで行く姿はもう見れないかもと思いました。ツバメは人間が生活するところに近いところで巣作りをして、外敵から守る知恵を持っているそうですから。


2012-05-22 14:19  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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障害のある人の1割弱は、障害年金も生活保護も受給なし [障がい者問題]

土日と痛みが強くてどうしたのかと思いましたが、パソコンの使い過ぎではないかと昨日は随分と減らしましたら、大分良くなりました。もう5月も終わろうとしています。公園の紫陽花が大分色づいてきました。

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今日の話題障害者の生活実態です。

きょうされんと障害者関係団体が合同で調査した「障害のある人の地域生活実態調査の結果(第一次報告)」によると

「本調査で約9割の人が受給している障害年金は、所得保障の主要な柱であるが、障害年金も生活保護も受給していない人が、20歳以上の1割に迫る 635人(8.2%)という結果が明らかになった。

厚生労働省による調査によると、いわゆる福祉的就労の場(就労継続B型,授産施設など)における平均工賃は、平成 22年度は 13,079円である。障害年金や生活保護を受給せずに働いて得た収入だけでは自立した生活、親からの独立した暮らしを営むことは、きわめて困難である。」

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さらに

障害のある人の生活保護の受給率は、障害のない人の5倍以上

本調査のうち、20 歳以上の生活保護受給者は871 人であり、20 歳以上の回答者9,414 人中9.25%だった。

一方、生活保護を受けている人の割合は、被保護実人員 176 3572人を 20歳以上の人口1 442万人で割った場合、1.69%である(2009年時点)。ところが、本調査では 20歳以上のおよそ1割の人が受給しており、障害のない人と比べて、5倍以上も受給率が高い結果となった。」

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これらの調査結果から言えることは、年金、生活保護・作業所工賃などすべての収入を合わせても「月額収入 4 2千円以上 105千円未満が、6 9.5%と全体の約 7を占めていた。」

これでは、施設から地域へと移行させるというのは困難であり、政府の移行というのは障害者が人間らしい生活をできるようにという意図ではなく、財源対策からの発想のように見えてきます。


2012-05-22 09:02  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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新聞に期待する [ジャーナリズム]

 

 

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「ページめくり懐かしき感じ 45

 

インターネットを見ていたら、西南戦争について報じた筑紫新聞(西日本新聞の前身)のことが書かれていた。「毎号、多くの紙面を割いて戦況を伝える記事を掲載しています」とある。 西南戦争のように、現代を生きる私たちにとっては、教科書の中の出来有事となっていることでも、新聞が伝えていたことを思うと、とても身近に感じる。

数カ月前まで、主にパソコンニュースを見ることが多かった。キーボードをたたき、クリックさえすれば多くの情報を得ることができる。確かに便利である。 しかし、ある日、ふと手にしてページを めくったとき、何ともいえない懐かしさを感じると同時に、わずか数十ページで多くの情報を伝える効率の良さに気づき、あらためて感心した。

前身の筑紫新聞が当時の人々に愛されたように、西日本新聞も、いまでも私たちの琴線にふれる記事を掲載してほしいと思う。」(2012514日西日本新聞)

 

新聞があることで政治や行政の牽制になっているということをどこかで読みました。アメリカだったと思いますが、地域紙がなくなってから、いつのまにかそこの自治体の報酬がお手盛りで高額になっていたという。誰にも知られないと思ったら、悪知恵が働く人も出てきます。

 


2012-05-21 16:58  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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想像力の衰退かどうかは分かりませんが [てんかん]

 

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昨日は、法人の決算の理事会・評議員会があり、終わってから仲間や職員との交流会がありました。日々、大変なことがあるのだと思いますが、日々の苦労も感じられましたが、そのなかに喜びもあるのではと勝手に思ったものです。

自宅前の空き地に初めて家が建ちます。ここに着て30年を過ぎましたが、今、改築、修理が数軒あっています。

 

かつての大女優・高峰秀子さんの随筆からです。

「どの新聞もどの新聞もあまりに仰々しく出ているので、おどろいてしまった。ラジオのニュースでもいったそうだ。日本にいろんな不幸がたくさんころがっているのに一女優の婚約が、四段抜き五段抜きにさわがれて、そして私は大口あいて嬉しそうに笑った写真なんか写して、この新聞をみて苦々しく思う人も少なくなかろうと思ったら、何だか淋しくなった」

テレビをつけると二股のなんとかとくどくどと伝える今の時代とは隔世の感があります。「いろんな不幸」があるという想像力を失ってしまった不幸があるように思いました。

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大分精神障害者就労推進ネットワーク」という団体の機関紙を読みました。その「編集後記」に次のように書かれていました。

 

4月に行われた第5回理事会では、京都のてんかん患者による事故について、「てんかん患者は免許が取れなくて就労ができないという人がたくさんいる。働けないために親がかり の生活をしている若者が多く、てんかんを隠して免許を取り、病気を隠して就労することもある。 今度の事故の問題にどう対応すればいいかわからない」、「大分でもこの事故の後に仕事を辞めて引きこもった若者がいる」、「病気を告知した時に、配置換えならいいが実際には『いらない』となるので告知できないという声が出されました。簡単に答えが出る問題ではないと思います。しかし、 こんな現実が早くみんなの問題になり、解決の道筋をつけることができれば、悲惨な事故を防げるかも知れないと思われました」

京都の事件は、てんかんとの関連は分かりませんが、報道では、ほとんどの人がてんかんとの関連で受け止めたと思います。それも、報道の怖さですね。

 

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2012-05-21 10:07  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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壺井繁治さんのこと・人口が増えなくても [介護保険]

 

 

女優・高峰秀子氏の随筆『まいまいつぶろ』(復刻版)の中に次のようなくだりがありました。映画「二十四の瞳」の原作者・壺井栄氏の家を訪問したときの情景です。

まいまいつぶろ

まいまいつぶろ

「壷井さんのお宅へゆきました

机の上の、書きかけの原稿用紙のはしに

美しい形と色を持った

何でもない、ただの石ころが

文鎮の代りにおかれていました

 

お部屋のかべには、繁治さんの

空をながめて、一日中暮した

空には、空だけしかなかった

こんな詩が、かかってました

 

お手洗いの洗面器には

水が一ぱいに張られていて

くちなしの花が一輪

白く、浮いていました」

 

ここにある「繁治さん」は壺井繁治氏のことです。栄の夫で、詩人です。私が若かった頃、所属した詩の団体の委員長でした。最初は、栄氏が夫人だということは知りませんでした。背の低い、骨格がはっきりした風貌が印象的で、静かな人のように思いました。

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「源内さーん!」と天野祐吉氏が書いています。(201252日朝日新聞)

 

「被災地の復旧は進まないが、政治家の中にはすっかり311以前に復旧している顔が多い。 たとえば原発の再稼働だ。連休を利用して被災地へのボランティアツアーに出かける人がいるというのに、政治の世界では脱原発なんてことはだれも言わなかったみたいに、再稼動の動きがシュクシュクと(?)進んでいる。被災地の再生と同時に、日本そのものの再生がいちばん大きな政 治のテーマだったはずだが、この問題はいったいどうなってしまったんだろう。」

大飯原発の再稼働がありますが、保安院が津波の想定などを原子力委員会が提起していたのに取り下げていたことが判明しました。さらに、今朝のテレビでは、消費税増税しても介護保険料は値上がりするという。福祉のために仕方がないという国民の思いとは違うし、増税は福祉だけでなく借金返済にもまわされるそうです。

天野氏は次のように一文をまとめています。

「江戸の長屋にパソコンや電気洗濯機があるようなCMをつくったら、どんなことになるか。時代は違うけれど、江戸の二百余年間は、経済成長率ほとんどゼ口、人口の増加もほとんどゼロだったんだそうな。それでいて、世界にも例のない、あんな大輪の文化の花が咲いたんだからな。」

経済成長神話に疑問を投げかけているように思えますが。

 

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2012-05-19 08:56  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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ベーテルは [てんかん]

 

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福岡市の繁華街天神地区で歩道での自転車を押し歩くことを条例化するそうです。先日も、電車を降りて、バスに乗り換えようとして歩いていると自転車が交錯してきます。自転車を忘れて車道側に寄った時に自転車が後ろから来ました。驚きました。ここには、写真のように「押しチャリ」という標識などがあるのですが、稀にしか押している人は見ません。

 

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今日の話題は西日本新聞に連載された「豊かさの指標・ドイツ福祉の現場から」でベーテルのことを次のように紹介しています。

 

「べーテルは1867 に、てんかんの子どものために設立され、2代目の施設長フレデリック・フォン ・ヴォーデルシュヴィング牧師の時代に基礎が築かれた。彼は知識を生かして農作業をべーテルに導入。その後、次々と新しいジャンルの仕事場を増やしていった。

2次世界大戦中には、政権を取ったナチスが障害のある人や、重い病の人へ の安楽死政策を進めたが、 それに抵抗。政府に求められた障害者の調査票の提出を拒み、多くの障害者を殺害から救った史実でも有名だ」

 

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1867年といえば明治維新の頃です。そして、ナチスの殺害計画は微妙なタイミングで避けられました。しかし、この計画はドイツだけでなく、広くヨーロッパ全体に広がっていたことが知られたのは10年ほど前だったと思います。ベーテルと日本のてんかんセンターでは今も交流があります。

 


2012-05-18 13:31  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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NHK・てんかんの人の意見を募集しています [てんかん]

月放送予定
https://cgi2.nhk.or.jp/heart-net/voice/bbs/board.cgi?cid=26&digest=true
当事者の意見募集されています
番組、ぜひごらんください。
カキコミ!深層リサーチ「てんかんと向きあう」
6月4日(月)・20日(水)
Eテレ よる8:00~8:29

 
cgi2.nhk.or.jp
6月の「カキコミ!深層リサーチ」では、「てんかん」をテーマにとりあげます。 ここでは、てんかんの患者さんご自身、そのご家族、支援者の方のご意見を募集します。 就労 .....


2012-05-17 15:57  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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昨日の院内集会のアピール [障がい者問題]

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2012-05-17 10:35  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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そこにあることの意味 [寛容な社会]

 

 

5.16国は基本合意、骨格提言を無視するな!全国一斉集会」というのが昨日東京と関西で開かれました。二つともインターネット中継がありましたので、1時間程度参加しました。残念ながら世論を動かすまでにはいっていませんが、みなさんの努力に頭が下がります。音声・画像共に満足できるものではありませんが、技術の進歩がやがて解決してくれると思います。

 

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今日の話題は、存在しているだけで意味があるのではという話です。

 

「スナックでグラスを傾けていると

2012517 01:48カテゴリー:コラム> デスク日記

 スナックでグラスを傾けていると、カウンターの向こう側にいた店の女性が新聞を購読してくれることになった。ありがたいのはこちらなのだが、なぜか彼女も喜んでいる。

 昼は工場で働き、夜はスナックでアルバイト。帰宅するのは明け方で、子ども3人や夫とは擦れ違いの生活なのだそうだ。布団に潜り込み、寝入った小学6年の末息子を引き寄せるときが「一日のうちで、一番心が安らぐ瞬間」という。新聞が配達されるのはそんな時間帯だ。 「まだ暗いうちから起きて、働いている人がいるかと思うと、寂しさが紛れる。私も頑張ろうという気になれる」。女性は優しい目をした。

 彼女のそんな心の隙間を埋めるような、心温まる記事を発信しなければ、書く側として不本意極まりない。政治、経済、事件・事故の記事に比べて地味な扱いになろうとも…。そう思った夜だった。 (大淵龍生)=2012/05/17 西日本新聞朝刊=」

 

工場と夜のバイトをこなさなければならない生活というのはどうなのでしよう。それだけ、賃金が低いということでしょうか。そうした生活で「早朝から働いている人がいることを励み」にしているのです。配達している人は自分の仕事をしているだけですし、大変な思いを抱えているのかもしれません。しかし、そのことで励まされているという意味は大きいのではないかと思います。私もまた最近は割と早目に犬との散歩をします。すると、西日本新聞を配る中年の女性がいます。電動アシスト自転車で坂道を往復されています。雨の日は合羽です。普通配達されている人はバイクが多いですが、この方は運転できない事情があるのでしょう。免許を持たない私は親近感があります。みんな頑張っているのだと勝手に私は感じて、自らの励みにしています。そこで、思い出したのが次の詩です。

 

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「生命は

                                      吉野

生命は

自分自身だけでは完結できないように

つくられているらしい

花も

めしべとおしべが揃っているだけでは

不充分で

虫や風が訪れて

めしべとおしべを仲立ちする

 

生命はすべて

そのなかに欠如を抱き

それを他者から満たしてもらうのだ

 

世界は多分

他者の総和

しかし

互いに

欠如を満たすなどとは

知りもせず

知らされもせず

ばらまかれている者同士

無関心でいられる間柄

ときに

うとましく思うことさえも許されている間柄

そのように

世界がゆるやかに構成されているのは

なぜ?

 

花が咲いている

すぐ近くまで

虻の姿をした他者が

光をまとって飛んできている

 

私も あるとき

誰かのための虻だったろう

 

あなたも あるとき

私のための風だったかもしれない」

 

 

「生命はすべて

そのなかに欠如を抱き

それを他者から満たしてもらうのだ」

というのが今日のテーマです。どうでしょうか。きれいごとですが、そう信じたが生きやすいかもしれませんね。

 

 

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2012-05-17 08:54  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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