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「多死社会」 [高齢者]

 

デスク日記  

 

 「元気出して」。口にしがちな言葉だけにどきりとした。家族などを失った人にこんな声掛けをすると、本人はかえってつらいのだそうだ。

 最近、愛する人と死別した悲しみを癒やす「グリーフケア」について考える機会があった。ドキュメンタリー「在宅看取(みと)りとグリーフケア」(豪田トモ監督)は、妻をがんで亡くした初老男性を描く。「後悔を伴った悲しみはピュアな悲しみではない」と、別れの前に思いを語り合えるみとりの重要性を訴える。」

 福岡市の在宅医二ノ坂保喜さんの寄稿「続・死を見つめて生きる」(本紙生活面で木曜掲載)にも夫をみとった妻の「最期の時間はハネムーンだった」という印象的な言葉があった。その時間が悲嘆を思い出に昇華させたという。

 日本はやがて高齢社会の次に訪れる「多死社会」を迎える。みとりの時間は旅立つ人のためだけではなく、残された人の生も左右する、と知っておきたい。 (井上真由美)

2017/04/11付 西日本新聞朝刊=」

 

人口減社会の予測に、政策で減が鈍化していることを強調させる官邸の動きがあったという報道がありました。ベビーブームが二度ほど続いたのですから減は避けられません。基本は貧困社会にあるのだと思いますが、そこに焦点をあてていないのが問題では。

 

 

「『看取り難民』

実際に亡くなっている場所をみると、病院と診療所が七七・八%を占め、自宅十二.%、 老人ホーム五・三%介護保健施設が一・九%で、その他が二・二%。自宅と施設を合わせた「在宅」での看取りは二0・一%にとどまっている(O一三年現在)。 国の財政的制約で病院のベッド数はそうそう増やせない。このままでは急増する高齢者
の看取りの場を確保できない恐れがある。厚生労働省は、「死亡場所別、死亡者数の年次 推移と将来推計」で、二OO年には医療機関、介護施設、自宅を除いた「その他」での 死亡者数が約四七万人に達すると予想している。 「その他」とは、いったいどこなのか。無認可の介護施設か、はたまた路上なのか。日本
にもムクティ・パワンのような宿泊所がつくられるというのだろうか。「その他」について厚労省は詳しい説明をしていないが、語感から「看取り難民」が大量に発生する危機感が伝わってくる。四七万人という数字の根拠はともかく、厚労省は看取りの場の不足に警鐘を,鳴らしたいのだ。」(『長生きしても報われない社会』)

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