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人生はどげんでんなる? [高齢者]

 

 

 生きることは厄介なことも多い。予定通りと言う人もいるかもしれませんが、ままならないと思う人も多いでしょう。亡き人を思いながら、思索した人のメッセージです。

 

「亡き家族との物語込めた思い

「生きる力」を伝えたい

闘病の妻との日々をつづった 安武編集委員

人生どんげんでんなる

認知症の母を描き連載100回岡野さん

 

漫画家岡野雄一さん(67)長崎市= が、91歳で亡くなった認知症の母光江さんを中心に家族の物語を紡ぐ「ペコロスの陽だまりの時間」(毎週火曜掲
)4日、連載100回を重ねた。
この節目に、岡野さんと、同じ生活面 の連載「はなパパの食べることは生きること」(20159月から173)を終えたばかりの安武信吾編集委員(53)が、亡くした家族について伝える意味などを語り合った。(井上真由美)

 

安武

亡くなったお母さんを描くってどういう作業ですか?

岡野

自分を産んでくれた人間を思い返すことで、自分の歴史を見返すような気がする。僕の場合、 いろんなトラウマ(心的外傷)を越えるというか、なぞっていく感じ。

安武

分かります。僕は、連載の最後から2番目に書いた「妻とと暮らした最期の日々」は、最初に理由書こうとして書けなかった。後悔がずっとあったから。書く前に、千恵(享年33)を診てくれた在宅医の二ノ坂保喜先生に会いに行った。僕が一方的にしゃべって、最後に「あれがあったからこそ、本当の夫婦になれた気がした」と言った途端、涙があふれた。先生は
「それは意味のあることだと思い ます」と。自分を肯定できた気が して、最期の日々が書けた。

岡野

僕は母が亡くなった直後、天国に行った母ちゃんばかり描いて、ただただしおれている漫 画が続いた。4カ月たったころ、 ギャグを入れたらすごく読者の反応があった。やっとよみがえった。 漫画を描きながらよいしょっと立ち上がった。

安武

悲しみを乗り越えたのではなく、大切に抱きながら生き続けることができるようになったという気がします。

岡野

漫画を描き、講演をして、亡くなった親が認知症だったとか、介護中とかいう人が日本には多い、とあらためて気付く。講演の最後に必ず歌うのが自作の「どんげんでんなる」。「生きとこうで。生きとけばどんげんでんなる」という母の口癖から作った歌です。(以下略)」(201744日西日本新聞

 

「どんげんでんなる」はどうにかなるという意味です。救われるような気がします。

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