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「夫ごと捨てるしかない」 [高齢者]

 

 

 

「仲畑流・万能川柳   毎日新聞2017118日 東京朝刊

☆印は秀逸(仲畑貴志選)

☆揺れたのは側にあなたがいないから 北九州 智鈴

それが夢?なんて訊かれた俺の夢 福岡 小把瑠都

この辺にあった「ハワイ」と「ロンドン」が 横浜 おっぺす

ギャラもらい揉み手している毒舌家 越谷 小藤正明  (以下略)」

 

愛着があるので捨てられないのは私も同じです。

 

「 人生相談  物を捨てられない夫=回答者・渡辺えり

 会員限定有料記事 毎日新聞2017117日 東京朝刊

夫が物を捨てられなくて困っています。部屋の中には昭和の時代からの本や衣類、書類、雑貨がいっぱいです。ずっと使わないでいる物も、捨てようとすると泣いて怒ります。物に対する執着がすごく、家族よりも物のほうが大事なのではと思うくらいです。何十年も前の本や雑誌も売ったら高値がつくからと捨てません。夫ごと捨てるしかないのでしょうか。ずっと我慢してきましたが、限界です。(42歳・女性) (以下略)」

 

回答は有料記事です。私も本が多いです。徐々に捨てられていきます。2階の本棚は鉄骨で補強していますが建物には悪いと最初に整理されました。1階は徐々に処分されています。捨ててもらうしかないように思います。残念ですが・・・。相談者は若いようなのでなかなか捨てる気にはならないのでは。

 

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聞こえづらい [高齢者]

 

 

気づいたのはテレビの音が聞こえにくくなったからです。社会活動が減少するというのはあり得ると思います。ベートーベンも聞こえにくくなり、絶望的になったそうです。ですが、その中から作曲家としての活動に力を入れていくことを決意したそうです。積極的に社会参加していきたい。

 

「聴力低下&社会活動減少→要介護リスク2倍 長寿医療研究センターなど

2017112日朝日新聞

   

 聴力の低下と、社会的活動の減少が組み合わさると将来、介護を必要とする状態になるリスクが高まる――。そんな調査結果を国立長寿医療研究センターと桜美林大学などのチームがまとめた。

 名古屋市に住む70歳以上の約4700人を対象に調査した。聴力低下の有無と、外出や会話、買い物の有無などで評価する社会的活動の度合いで、四つのグループに分け、その後2年間に介護認定を受けた割合を比べた。聴力の低下だけがあるグループと、社会的活動の減少だけのグループでの割合は、両方ともないグループのそれぞれ1.38倍、1.98倍。両方ともあるグループは両方ないグループの2.13倍と最も高かった。(武田耕太)」

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「つえなし」 [高齢者]

 

 

先日、久しぶりに福岡市内まででかました。体調に不安がありましたが、ハッパをかけて・・・。福岡に着くと体が緊張しているのが分かります。人ごみに順応できないようです。出かけないとこのようにして出なくなっていくのかと思いました。ところが、会場までの道を間違え、たまたま知り合いと遭遇して解決しました。1分の遅刻でした。

 

 今朝のテレビで、お年寄りの家庭ごみの道路への出すのを手伝う仕組みが広がっているという。そして、こんな元気な記事が・・・。

 

「コラム「つえなし」で通院  堺市 無職 63 20171030日読売新聞

 

 私は両脚とも人工関節を入れている。

 近くの大学病院の整形外科に3か月に1度通っているが、医師は診察の時、「つえをつかずに来ている患者さんは、あなた一人ですよ。奇跡ですね」と言ってほめてくれる。今では、診察が楽しみになっている。

 約10年前、この病院で手術をして入院した。医師や看護師にとてもやさしくしてもらった。このことは一生忘れない。これからも頑張って、「つえなし」で通院したいと思っている。」

 

 

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テレビリモコンも使いやすく [高齢者]

 

 

「仲畑流・万能川柳  毎日新聞20171015日 東京朝刊

☆印は秀逸(仲畑貴志選)

☆ビートルズ真似た兄ちゃんもう傘寿 富田林 児玉暢夫

稲束をガードレールに干せる過疎 宝塚 忠公

「記憶ない」言っても妻は許さない 福岡 朝川渡

ほとぼりが冷めれば甘くなる一票 光 大島ミカン (以下略)」

 

今夏、テレビを東芝から他社に買い換えた。手頃な値段ではあったが、字幕の扱い方が不便だ。ついボリュームを上げてしまうので電話がかかってきたときなど字幕ですませることがあります。ところがCMも含めて字幕が少ない。CMなどは数えるくらいしかない。

 

「高齢者のため邦画にも字幕を=無職・74歳 毎日新聞20171014日 東京朝刊

 映画館で映画を見るのが大好きな老夫婦である。月に1度は映画館に行き、シニア割引で映画を見るのを楽しみにしてきた。しかし最近、とみに聴力が衰えてきてセリフを聞き漏らしたりするため、もっぱら字幕付きの外国映画を見ざるをえなくなっている。テレビも字幕が出る番組しか見なくなった。

最近のテレビはドラマでもニュースでも字幕が多くなった。これは聴力障害者には福音である。高齢者が増えているが、映画が盛んな時代に青春期を過ごした人たちである。映画館の大画面で邦画を見たい人も多いはずだ。しかし、聴力の衰えによってそれがかなわなくなっている方も多いだろう。

 高齢者は時間の余裕があり、少々の蓄えもある。字幕付きの邦画が増えれば観客増につながるのではないだろうか。映画業界で検討してもらいたいものだ。」

 

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年寄りも手話で [高齢者]

 

 

新聞の投稿欄からです。

 

「日本の平和を 大切に世界ヘ  14

みなさんは、今の日本は 平和だと思いますか?私は平和だと思います。 平和だから、家があり、毎日学校にも行けて、食べ物が食べられます。この平和は何十年も前の先祖が戦争を乗りこえてつくり上げてくれたものです。平和が少しでも長く続けばいいと思います。そしてこの平和が世界にも広がって、戦争やふん争がなくなればいいなと思います。今、日本では、ほとんどの場所でじゃぐちをひねれば、いくらでもきれいな水が出てきます。スイッチをつければ電気がつきます。でも世界では、毎日何キロも先の水くみ場に行かなくてはならない所もあり、水もきれいとは限りません。戦争やふん争によって命を落とすとす人たちもいます。私たちの人今の当たり前の生活を大切にしたいです。」(2017108日西日本新聞)

 

別の新聞の投稿欄からです。手話を正式な言語として認めよという声か広がっています。私なども耳が遠くなり、聞き返すことが増えてきました。手話が普及すればいいのですが、私などには覚えるのが大変そうに思います。

 

「手話で会話する母娘を見て=大学生・18歳 毎日新聞2017107日 東京朝刊

電車で手話をしている女の子と母親の親子を見かけた。手話を学んだことがなかったので、すごいなと思った。親子はアイコンタクトをしながら顔の表情や手の動きなど細かい動きを使い、楽しそうにコミュニケーションを取っていた。自分の気持ちや考えは言葉にしなければ伝わらないけれど、それは声で伝えるだけでなく、手話を使うことでも伝えることができるのだなと改めて思った。

私は保育士になるために大学へ通い、勉強をしている。もし私が耳の聞こえない子どもと接することになった時、私はその子の気持ちをわかってあげることができないのだなと思った。そう思った時、手話を学んでみたいと強く思った。

手話は耳が聞こえない人にとって大切なコミュニケーション方法だ。手話を学んだことがなかった私のような人たちにもその大切さを知ってもらいたい。そして、耳の聞こえない人であっても自分の気持ちを伝え、わかってもらえるようになってほしい。 」

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老後はどうなる [高齢者]

 

 

このところ急激な血圧上昇に見舞われています。「ためしてガッテン」で「血圧サージ」なるものが取り上げられていましたが、最期の部分しか見ることができずネットで確認しました。文章での説明ですのでよくは分かりませんが、朝方に急激に上がるという。いろんな動作が誘因だという。体の話が増えれば年寄りだと言いますが・・・。

 

4日のNHKテレビで夕方映画「エルネスト—もう一人のゲバラ」主演のオダギリジョー氏のインタビューが詳しく放送されていました。知らなかった話です。

 

「ゲバラの同志 鹿児島のルーツ

ボリビア日系2世前村フレディ

キューバ革命(1959)の指導者エルネスト・チェ・ゲバラが南米ボリビアで軍事政権打倒を目指して、共に 戦った同志の中に、鹿児島出身の移民の父を持つ唯一の日系人、前村フレディがいた。ボリビアで生まれ育ち、留学 先のキューバでゲバラに出会い、その思想に傾倒したが革 命は失敗。25歳で殺害された前村は長らく反逆者の扱いを 受けてきた。だが没後50年を迎え、前村を主人公にした日本・キューバ合作映画が6日に全国公開される。貧困や権力に敢然と立ち向かう前村にゲバラの信頼は厚かったという。革命家の血はどこから来たのか。父の古里、同県頴娃町(現南九州市)にルーツをたどった。(丹村智子)(以下略)」(2017104日西日本新聞)

 

新聞の投稿欄からです。

 

「幸せな老後を送れるのか=74歳 毎日新聞2017104日 東京朝刊

 9月28日夕刊「特集ワイド」の「『長生き』はリスクなの?」(東京本社版)を読んで、まさに今の私の心境だと思った。

 夫ががんを患い、5月に亡くなった。抗がん剤、放射線と78歳の体には大変だったと思うが、最後は苦しまず安らかだったことが唯一の救いだ。同居している97歳の私の母は3年ほど前から認知症だったが、夫が病気になってから症状が悪化し、足腰が達者なことが逆に災いして徘徊(はいかい)するようになった。私は2人の世話で疲労困憊(こんぱい)だったが、介護施設はどこもいっぱい。やっと個室に入ることができたが、高額で母の年金では到底賄えない。

 健康診断の結果、自分の体にもガタがきていることがわかり、今後の生活に不安がある。子どもたちの負担にもなりたくない。どうしたら幸せな老後を送ることができるのか。自分のできる準備はしておこう。」

 

今から遭遇するであろう場面です。こういう話があちこちで出てくるのではないか。政治に期待するしかないのですが。

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間違い [高齢者]

 

 

年寄りには老いに伴う話が多いのでご容赦を。

 

「聞き間違えた 老いは順調に 83

インターホンが鳴った。 「Aカップです」と男性の声がしました。 ドアを開けると白っぽい社名のない車が停車し、見慣れない人が箱を抱えて立っています。奇をてらったネーミングで新規参入した宅配便の下請けかとも思いましたが、「箱の中身は妻の友人から届いたぶちぷちの新鮮な巨峰 でした。裏庭から戻った妻に報告すると「Aカップなんてネオン街みたい。それはゆう パックですよ」。おまけに 「聞き間違いは潜在願望の表れです」とちくりとやら れました。 伝票を見ても、まだ自分 の聞き間違いに気付かない とは本当に情けない。聴力落ちるし、勘は働かない。順調かつ確実に老いているようです。しかし、妻はそれを「天然」と言います。この話を子や孫にばらし笑いのネタにするのは間違いありません。まあいい。みんなで明るく笑ってくれ。」(2017916日西日本新聞)

 

名前が思い出せないのは当たり前。そこで記憶力にいいというサプリメントを試してみましたが、金額が高くて続きませんでした。そしたら、テレビでタオルを手に挟んでこするのを1015分程度すると脳を刺激して改善するのだという。ウォーキングもいいがお手軽だという。タダというのがいい。

私も耳か遠くなり、聞き返すことが増えて嫌がられます。

 

Eテレで書家・金沢翔子さんに付き添うお母さんが73歳?になって自分で何でもやってもらおうということになったという。ダウン症で絶望したお母さんの闘いもまたあっったようで励まされました。 

 

励ましでは解決しない、朝倉の様子が地元民放局が継続して伝えています。全壊と半壊での補助金の差なども課題ですね。

 

「花 時 計

「また道がくえた(崩れた)。いいかげんにしてほしい」。今月上旬、川の水があふれ、寸断された応急道路を見て、朝倉市杷木地域の男性は肩を落とした。雨が 降る度、孤立状態となるため、ようやく片付けた自宅で安心して住めない被災者は多い九州豪雨で、濁流が道路をのみ込み、流木が住宅に突っ込んだ同市。道路整備やがれきの撤去が進む一方 で、壊滅的な被害を受け、いまだに重機やボランテ ィアが入れない、手つかずの地域もあるそんな 復旧格差がある市内に は、「一歩、一歩、あさ くら」と記されたのぼりがたなびく。作製した甘木朝倉法人会は「復興には長い年月がかかるが、少しずつ元気になってほしい」と思いを込める。朝倉全体で積み上げていく一歩を、紙面に刻んでいく。(中川次郎)」(同前)

 

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延命治療は [高齢者]

 

 

新聞の投稿欄からです。

 

「治療中止本人の望みか   74

意識のないまま寝たきり状態の患者に胃ろう(胃に穴を開け栄養を入れる処置)や人工呼吸器を使った延命治療をやめようという機運が広まりつつあります。

しかし、意識がないようにみえても、本当は意識がある場合がある。意識を取り戻す場合もあります。意識がなくても、生きているだけでうれしい家族もいます。

病院に入院している完全寝たきりの妻。私は5年間、リハビリやビデオによる脳の刺激を続けてきました。今では歯ブラシを口につけると、かすかですが開きます。先日、亡くなられたん日野原医師の100歳のビデオを見せると目を輝かせながら見ています。 これ以上、患者に苦しみを与えるのはかわいそうだとよく言います。が、本当に患者は苦しんでいるのか、それは分からないのです。何としても生きたいと思っているかもしれません。医師を含む病院関係者にはただ寝かせて、現状維持の消極的な対応しかしてもらえない面もある。私はもっと積極的に命の尊さを大切にする社会になっていってほしいと願っています。」(2017921日西日本新聞)

 

私などは延命治療を拒みたいと思っていますが、反対される理由も理解できます。しかし、誤診の可能性になるとなんともいえなくなります。

 

同じように「尊厳死」に反対する人は次のような理由を掲げています。

「①誤診の可能性はないか

⓶適応拡大の危険をどう防ぐのか・

③意思をどう確認するのか。

④背景に存在する精神疾患をどう扱うか

⑤どこまで治療すべきか

⑥本人の意思の確認だけで十分か(以下略)」(『死生学入門』)

 

多分、大きな危険は「適応範囲が拡大」される可能性があるという危険性です。それはナチスや日本軍の731部隊の所業とつながりかねないと思います。

 

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ラジオで学ぶ [高齢者]

 

 

新聞の投稿欄からです。

 

「働き方改革で夫婦で育児を  32歳 

働き盛りの父親は長時間は労働。このため、育児も家事も1人でこなさざるを得ない。こんな「ワンオペ育児」に苦しむ母親が多い。夫の単身赴任はその典型だろう。わが家にも3人の乳幼児がいる。夫の帰りはほぼ、子どもたちの就寝後だ。末っ子の授乳中、真ん中の子が粗相し、長子は牛乳をこぼす。こんなことが毎日、起こる。食事に風呂、寝かしつけ・・。休む暇はない。子どもが3人もいるからと言う人がいるが、1人目時は全てが初めてで、何かと心細い。2人目も常に手いっぱいだった。周囲には{ワンオペ育児」の大変さから、第2、第3子を諦めるという声もある。 日本は他国に比べ、男性 は仕事である有償労働時間 が長く、女性は育児、家事といった無償労働時間が長い。このアンバランスは夫婦のすれ違い、さらには少子化という深刻な社会現象を助長する。働き方を改革することで、家族の在り方も変わってほしい。何より、私は子育ての大変さも喜びも、もっと夫と共有したいと願

う。」(2017812日西日本新聞)

 

ラジオがかかせません。ラジコですが。

 

「世界を広げる朝の語学教室  47

夜明けが早い。窓を開けると、巣立ったツバメが楽しげにさえずっている。午前5時、台所のラジオをつけて、私の一日が始まる。軽快な音楽とともに、朝食作りに取り掛かる。そして定刻になると、わが家の台所は英語と中国語の語学教室に早変わりする。きっかけは会社の寮の管理人夫婦である。働き者の2人は仕事の傍ら、何十年も中国語の勉強を続けていた。その語学力を見込まれ、 今は中国の支店で活躍され ている。言葉には、自分の 世界を広げる力があると知 った。 旅先の沖縄でスマートフォンを操作する若者に「中国の方ですか」と片言の中国語で話し掛けた。抱きつかんばかりに喜ばれた。言葉には、見知らぬ人との結びつきを生みだす力もあるのだ。「上達せんのによく続くなあ」。夫の冷やかしにも負けず、今日も鉛筆を握り締めてラジオに耳を傾けている。私の大切な時間である。」(同前)

 

 今年で長い間続けた役員を退任しましたが、退任と同時に体調を崩してしまいました。それで時間を持て余すことになりました。ラジコには「放送大学」があります。それを聞くことにしました。聞いても忘れることの方が多いですが、1学期は「高齢期の生活と福祉」「死生学入門」を中心に聞きました。入学したわけではなく、テキストを購入して聞くだけですが。2学期も高齢者がかかえる問題を聞きたいと思います。

 

 

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在宅で最後を [高齢者]

 

 

「ブラタモリ」は高野山でした。案内役の高野山大学の先生で柳川出身だという。タモリさんの父も柳川市旭町出身という事で盛り上がりました。

 

新聞の投稿欄からです。

 

「紅皿 母の優しい目

「やっぱり、行かやんやろうか?」 わが家で過ごす最後の日の夜、母がボツリと言った言葉です。アルツハイマー型認知症と診断され、出張の多い兄が留守の時に何かあればと思い、施設への入所を決めました。 あれから10年、病気は少しずつ進行し、もう 私たち娘の名前も分からなくなりました。頼り にしていた兄も昨年、突然亡くなり、そのことも母は知りません。兄は独り身だったので、母が私の生まれ育った里の、最後の住人となりました。 でも、もう93歳の母の命は燃えつきそうです。毎日、毎日会いに行き、話し掛けます。今までどれだけ母に助けられ、励まされたことでしょう。その手をさすりながら「ありがとう、お母さん!」と、この言葉しかありません。近いうちに悲しい時が来るでしょう。その時は道に迷わないように、しっかりとこの手を握り、父や兄のところヘ送ってあげたい。顔も名前も分からなくなっていても、私を見つめる優しい目は変わりません。「頑張らんかい」とその目から聞こえ、「分かった。頑張るよ!」とその優しい目に話し掛けます。(63歳福岡県筑後市) 201791日西日本新聞」

 

自宅で最期をという思いがあるのでしょうか。切ない願いです。ですが、その願いを実現させるのは大変だと思います。日本人として帰化された医師は次のように述べています。

 

「これも第1章でふれたように、そもそも、町医者にすぎない私が、 介護老人保健施設(「アポロン」な ど)や特別養護老人ホーム「あすかをつくったのは、無医村に往診しながら、往診先のお年寄りのいろんな事情も見聞きし、「とてもじゃないけど、往診だけではケアできない」状況に直面したからにほかなりません。一人暮らしの老人、老老介護をせざるを

えない家庭、ご家族はいるけれどいろんな事情で介護ができない事例・・こういったケースが多かった」(『最後の時を自分らしく-在宅治療ができること』レシャード・カレッド)

 

さらに、施設入所後の家族の関りについて次のように述べています。

 

「施設入所の場合のご家族の関わり

 ご家族の方の積極的な関わりも重視しています。「アポロン」をつくったとき、入所の条件というほど強いものではないのですが、軽い条件として、「最低、週一回くらいは家族が来ること」をお願いするごとにしました。ご家族が来て、世間話をするというだけでも、お年寄りの方の心身にはいい影響が表れるものです。施設に入ったからといって、そこに預けっぱなし・任せっぱなしでは、よくないのです。入所者の方の洗濯物についても、施設では原則として洗濯しないということにしました。ご家族の方に持って帰っていただいて、洗ってもらうということにしたのです。」(同前)

 

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