So-net無料ブログ作成
検索選択

9月に大事なこと [自殺]

 

 

「仲畑流・万能川柳  毎日新聞2017814日 東京朝刊

☆印は秀逸(仲畑貴志選)

☆だいぶ先思った今日が過去になる 熊本 はる

なぜ人は消えゆく星に願かけた 大分 とんち

乾杯も中締めもやるヤな司会 福岡 小把瑠都

共謀し成立させた共謀罪 今治 へろりん

広報紙なら無料だろ某新聞 横須賀 歯ぎしり (以下略)」

 

夏休みが終わると、また、学校が始まる。始まってほしくない子どもたちがいるという。

 

「 論説委員の目

  9月1日は統計によれば、一年の中でも子どもの自殺者数が突出して多い。学校に行きたくない子どもが追い詰められて死を選ぶのだ。原因はいじめ、教師との関係、親の期待に応えられない自分への絶望-などさまざまだろう。

 私は昨年8月、この欄で子どもたちに向けて「夏休みを延ばしてもいい」という一文を書いた。「死ぬぐらいならずる休みしてもいいんだよ」と呼び掛ける内容だった。

 今年は同じテーマで、孫を持つおじいちゃん、おばあちゃんに向けて書きたい。

 夏休みで息子や娘たちと一緒にやって来た孫が時折暗い表情を見せる。何か悩んでいるようだ。そんな時、どう接したらいいのか。「9月1日の自殺」に早くから警鐘を鳴らしてきた「不登校新聞」の石井志昂(しこう)編集長を訪ね、助言をもらった。石井さんも不登校の経験がある。

 「率直に『どうしたの』と尋ねてください。そして、本人の気持ちを最後まで聞いてください。最後まで」

 途中で打ち切ったり、説教したりするのは禁物。「自分は頑張ってやり抜いた」式の成功体験を持ち出すのも効果はない。子どもの話は繰り返しだったり長くなったりするが、1時間でも2時間でも聞くことに徹するのが肝心だ。

 石井さんは不登校経験者を何百人も取材したが、どん詰まりの状態から抜け出せるかどうかのポイントは「最後まで話を聞いてくれる人に出会ったかどうか」だという。

 「聞いてその痛みに共感する。その共感が伝われば、初めて子どもは救われる」

 「ある意味、アドバイスは要らない。子どもたちは必ず自分なりの答えを出します」

 祖父母の実家が悩める子どもたちの「安全基地」になれば一番いいのだが、実際にはなかなかそうならない。祖父母も共感より「上から目線」になりがちだからであろう。

 子どもたちが最悪の選択をするのを防ぐために、周囲の大人は何ができるか。この夏、おじいちゃん、おばあちゃんも考えてみてほしい。=2017/08/13付 西日本新聞朝刊=」

 

 

021.JPG

 


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

たいせつな命 [自殺]

 

 

私も学校に上がる前には高熱でけいれんすることがあり、2度死にかけたと家族に云われて育ちました。

 

「亡き祖母の声 生かされた命 13

 

 3歳のときに、熱が出すぎて体が勝手に震えることを3回経験しました。1 目と2回目はすぐにおさま ったそうですが、3回目は お医者さんから「死を覚悟
してください」と言われた
そうです。
その時、私は亡くなったおばあちゃんと話をして
いたのを覚えています。おばあちゃんが「こっちに来てはいけません。だめです」
と言い、私は来た道を戻った記憶があります。
私は、そんな体験をして自分の命は自分だけのものではなくべ親や家族のものであることを知りました。ときどき、自殺のニュースを聞いたりすることがあります。自殺をするというのは、自分だけで苦しんで思い悩んだりしているのではないかと思うけど、その人の命は自分の家族のものだということを知ってほしいと思いました。

死にたいと思っている人。もう生きたくないと思っている人。家族のことを思ってください。(福岡県久留米市中学生)」(2016710西日本新聞

 

私の場合は、祖父母共に私が生まれる前に亡くなっていますので、止めてくれる人がいなかったのかもしれませんが、みんな臨終と言われて泣いていたら息を吹き返したというのですが、今もって信じられません。

 

ですが、自殺に対する意見には同感です。難しいこともありますが、死を持ってというのは、戦争ではありますが、それ以外ではあってはならないと思います。もちろん、平和であって欲しいですが。

 

009.JPG

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

なぜ、生活保護を申請しなかったのか? [自殺]

 

 

この記事で分かることは生活保護を申請していなかったことですが・・・。

 

夫婦死亡、殺人容疑などで三女逮捕「生活苦や介護疲れ」20151123日朝日新聞

 

 埼玉県熊谷市間々田付近の利根川で22日午前、人が流されているのを近くの住民が見つけた。男女3人が引き揚げられたが、深谷市稲荷町北、無職藤田慶秀(よしひで)さん(74)と妻ヨキさん(81)が死亡した。県警は23日、やはり川から引き揚げられた三女の無職波方(なみかた)敦子(あつこ)容疑者(47)を母親に対する殺人と父親への自殺幇助(ほうじょ)の疑いで逮捕し、発表した。

 波方容疑者は「生活苦や母への介護の疲れで無理心中を図った」などと供述しているという。

 深谷署によると、波方容疑者は21日夜から22日早朝にかけて、軽乗用車に両親を乗せ、深谷市二ツ小屋付近の利根川に入り、車が止まったため、降りて一緒に川に入ってヨキさんを水死させ、慶秀さんの自殺を手助けした疑いがある。波方容疑者は低体温症で搬送されたが、命に別条はないという。

 署の説明では、ヨキさんは認知症のため介護が必要で、慶秀さんが新聞配達で生計を立てていた。生活保護は受給していなかった。だが慶秀さんが体調を崩して1カ月ほど前に仕事を辞め、周囲に自殺をほのめかすようになっていたという。

 波方容疑者と慶秀さんがヨキさんを介護する様子は近所でよく知られていた。近くに住む70代の女性は5年ほど前、ヨキさんの姿が見えなくなったときに、顔を真っ青にした2人が「見ていませんか」と捜していたのを覚えている。女性は「近所でも評判の親孝行な娘さん。私たちにも何かできたんでしょうか」と涙を見せた。別の女性(48)も波方容疑者が「介護が大変。でもお母ちゃんが死ぬまでは私が見ないとね」と言うのを聞いたという。「お母さんの介護で相当追いつめられていたんだと思う」と話した。」

  

分からないことがあります。

①なぜ、生活保護を申請しなかったのか。

②介護保険は使っていなかったのか。

③別の報道では新聞配達で18万円の収入があったが、夫が体調を崩して生活苦にというのがありましたが、年金収入はなかったのか。

 

 これらについて追加の報道があれば、こうした事件の再発防止に役立つと思いますが。

ある女性が、介護保険など使わないで子どもが介護するのは当然と語ったことを思い出しました。福祉系の団体の方だったので驚きました。葉室麟氏が24日の西日本新聞に、明治と昭和の違いは「献身の喪失」と述べていますが、「献身」にとらわれている人たちもいるのではないかと思いました。残酷です。

004.JPG

nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

弱音を吐きたいはずなのに [自殺]

弱音を吐きたいはずなのに

 

昨日の放送でも「障害を乗り越えて」「障害を克服して」などということを言っていました。障害を克服することなんてありえないだろうと思う。「克服していない」人はどうなるのかという視点がない。そんな無駄な悪態をついていましたが、次の新聞相談に私は理解できないですが、本人してみれば大変なことだと思います。

 

20年近く同居していた義母との関係に、いまだに悩んでいます。まるで私たち、 夫婦の仲が悪くなれば いいと思っている気がして。いろいろ言われても 私が至らないんだと思っていたのですが、よくよく考えると焼きもちだったのかと思えることもありました。夫と出掛けると用もないのに電話をしてきたり。まるで三角関係です。今は私が仕事と家事に追われ、体をこわして別居中なので、こうして相談を書いているだけでも罪悪感があります。普通に会話ができる関係になりたいのに・・・夫は優しくて尊敬できる人です。(50代、女性)」(5月28日西日本新聞)

 

私たちの世代にとって牧伸二さんの死は「どうして」と思いたくなりましたが、記者の意見はよく理解できました。

 

「(記者有論)牧伸二さんの死 弱音を吐ける社会こそ 編集部・磯村健太郎

 

 ウクレレ漫談の牧伸二さんが亡くなった。自死と見られている。11日付本欄に「生き抜いてこそ、芸人だ」と題した編集委員の記事が載った。「どんな逆境でも生き抜く。転んでもタダでは起きない。自分をさらけ出し、自分の恥をネタにしてまでも笑いをとる。そんなしたたかで、ふてぶてしいばかりの芸人に、大ベテランの牧さんもなれなかったのだろうか」とある。

 追悼の思いを記したのだろう。ただ、私は違和感を覚えた。これまで自死問題を取材し、こころ面や文化面に記事を書いてきた経験から、別の視点を示したい。

 この問題にかかわる団体や医療機関の多くはいま、「一人で悩みを抱え込まないで」「がんばれないときは弱音を吐こう」とのメッセージを盛んに発している。

 例えば「自死・自殺に向き合う僧侶の会」という超宗派のグループがある。お坊さんとの往復書簡を通じ、生きる手がかりを見つけてもらおうとする活動だ。目標に掲げるのは「安心して悩むことのできる社会」。がんばれないときまで、がんばろうとしなくてもいい、という。「死にたいほどのつらさ」を丸ごと受け入れ、ひたすら寄り添う試みなのである。

 埼玉医科大学国際医療センターには全国でも珍しい遺族外来(正式には精神腫瘍〈しゅよう〉科)がある。大切な人を亡くした人は、精神的に不安定になりがちだ。担当の大西秀樹教授は、男性の相談者が少ないことを気にかけている。「男性が援助を求めにくい風潮は根強い。もっと社会的なサポートを活用してくれるようになればいいのですが」と話す。

 会社員の場合、職場のうつも深刻だ。周囲の理解を得られるかどうか不安で、上司への相談をためらっているうちに症状が重くなるケースがある。「弱いやつだ」と見なされ、配置転換されるのを恐れる人もいるだろう。

 自死は長く「個人的な問題」とされてきた。2006年にようやく成立した自殺対策基本法は、死の背景に様々な社会的要因があることを認めたが、その認識はまだ浸透していない。NPO法人ライフリンク」は現代日本の自死の多くは「社会的に追い詰められた末の死」、しかし適切な対策があれば「避けることのできる死」と見ている。

 芸人であれ会社員であれ、本当につらいときは弱音を吐ける。そんな柔らかい雰囲気を醸成することこそ、この国には必要だと考える。 (いそむらけんたろう オピニオン編集部) 」(529  朝日新聞)

 

 

 

 

005.JPG

弱音を悪とする意識が強いのではないかと思う。日本を作ってきた意識の中にあるのではないか。そのことが問題にならないと減らないのではないかと思う。私もまた「がんばる」ことに価値をおく考え方からなかなか脱却できません。理屈では頑張りを否定はしていますが・・・。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

社会のなかから産みだされるもの [自殺]

社会のなかから産みだされるもの

今週の「いわせてもらお」から

「■時節柄

 桜についての記事を読んでいた妻(66)が「旧暦の3月のことを、花見月とも言うんですね」と言った。すると毎年、花粉症に悩まされている嫁(36)が「ホントですか。そう言えば、3月はクシャミ、ハナミズの季節ですよね」とひどく納得していた。

静岡浜松市・「ハナミズ季」ってこと?・72歳)」

たしかに、くしゃみが増えています。花粉症でなかったのですが、どうも似た症状が出始めたのですが・・・。

自殺は減少したとはいえ、3万人前後です。3万から1万人にと大きく変動することはありません。ということは、絶えず自殺者を産みだす何らかの構造があるのではないかというのが、ライフリンクの清水氏の指摘だと湯浅誠氏が紹介しています。

「貧困や自殺の問題などを含めて「社会的排除」とも呼んでいますね。昨年ようやく三万人を切りましたが、一四年間連続して毎年三万一000人から三万二000人の方が自殺で亡くなったのは、それがまさに「装置」だからです。清水さんの表現ですが、世の中に三万二000個なりの穴があって、そこに毎年、ブルドーザーで押しやられるように穴に落ち込む人がいるから、決まってそういう自殺者数になる。

ある年に四万で次の年に二万とはならないのは、そういう社会的な装置、社会的排除の問題だからである。貧困の問題も同じで、それを変えるためには下流でいろいろなことをやるだけでは一OO%ではなくて、構造的問題の核にあるところが変わらないといけない。それはおっしゃる通りです。」(政治を語る 新しい作怯を 世界2013/5

001.JPG

構造的な問題だとして、どう対応していくのか。それが難しい問題のように思います。


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

誾千代・生活保護受給者の自殺 [自殺]

誾千代・生活保護受給者の自殺

 

誾千代(ぎんちよ)は、柳川初代藩主・立花宗茂の妻です。この人のことを知ったのは葉室麟著『無双の花』でした。図書館で『まりしてん誾千代姫』(山本兼一)を見かけ読みました。立花宗茂は大宰府から山城・大野城跡地に登る途中にあった岩屋城にいた高橋紹運の息子ですが、誾千代の戸次(べつぎ)家に婿養子として迎えられます。この城は福岡市東区下原から登った立花山にあります。岩屋城跡地はブログのプロフィールのところの写真です。この近くに高橋紹運が島津との闘いに敗れ落命する地の表示があります。立花宗茂は関ヶ原で豊臣方につき、柳川藩を取り上げられますが、ずいぶん経ってから再度、復帰します。

 

33.jpg

生活保護に対する風当たりは依然として強い。福岡県中間市での市職員を巻き込んだ「不正」についての報道が続いています。これでは、とんでもないことをしているとの印象を国民に植え付けています。生活保護の本当の問題からどんどんずれていくようです。

 

「有意に高い生活保護受給者の自殺率

 広田和子氏は、自身が精神疾患と付き合ってきた経験から、生活保護受給者としての生活が、精神状態にどのような影響を与えるか問題にしている。

 1017日の基準部会では、前回の広田氏の質問に答える形で、厚生労働省が資料を提出した。2009年・2010年・2011年、自殺した生活保護受給者の人数である。

図 参照

55.jpg

          厚生労働省資料

 

 ちなみに2011年、日本の自殺者数は3651人であった。2011年の日本の人口を12000万人とし、生活保護受給者を200万人とすると、人口に対する自殺者比率は

日本人全体   0.026
生活保護受給者 0.060

 となる。生活保護受給者は、日本人平均の2倍以上、自殺リスクが高いわけである

 生活保護受給者には精神疾患を持つ傷病者・障害者も多く含まれている。そのことを考慮するならば、生活保護受給者を現在以上に精神的に追い詰めるような施策は取られるべきでないと筆者は考える。しかし、検討されている案の多くは、生活保護受給者の人数を一時的にでも減らすことにだけ貢献しそうなものばかりだ。受給者たちの生活・日々の苦しみ・精神状態などに対し、良い変化を与える可能性がある案は、ほとんど見受けられない。」(「生活保護のリアル」 みわよしこ)

 

簡単な事実としては、働けるのに税金を使っているという非難がありますが、受給者の7割以上が高齢者・障害者です。そのことを抜きにした議論もフェアではないように思う。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

子どもが欲しくない・市長の暴走か [自殺]

子どもが欲しくない・市長の暴走か

 

こちらでも雪が降り出しました。

新聞の相談欄はよく読むようにしています。世事に疎いということもありますが、いろんな考え方を知ることができます。1月19日の朝日新聞「悩みのるつぼ」の左右田は次のようなものでした。

「子どもが欲しいと思えません

33歳会社員の女性です。誰にも言えない悩みは、子供を産みたいとは思えないことです。 結婚して3年。2歳年上の夫とおだやかに暮らしています。 私は以前から「ものすごく子供

がほしい」と思うほうではありませんでしたが、好きな人と結婚し、家族をつくってふつうだけど幸せに暮らしたい、と漠然と思っていました。 夫も恥ずかしいからか、あまり自分からは口にしませんが、 私から聞けば「子供はほしい」 と言います。 私の気持ちが揺らいだのは1年ほど前に流産したからです。妊娠がわかったとき、そして流産するまでの数週間、うれしいと一度も感じられなかったことです。たとえは悪いのですが、 思いがけず妊娠してしまった10代の少女でも、妊娠したとたんに母性にめざめ、「私、産みます」などと言うことがあると聞 いていたのに、私の場合は全くの逆で、そんな気持ちを抱いた

自分に嫌悪感をもちました。「流れてしまえばいい」と思い、結果的に私の望み通りになったわけなのですが、それ以来、妊娠したらまたあのような 「黒い感情」を持ってしまうの ではと妊娠し、子供をもつことがこわくて仕方ありません。 誰にも言えず、毎日悶々としています。気持ちを切り替えて妊娠・出産に臨むべきだと頭では考えているのですが、どうすればいいでしょうか。」

これにどう回答されるのかという興味もあります。でも、私には答えが出てきません。誰もが母性があるのだというのはないと思います。子どもについて夫婦で考えが共有できるかということかと思うぐらいです。

015.JPG

 

体罰による自殺には心が痛みます。それとは別に教育委員会の対応には幻滅します。市の教育委員会は市長の意見に従い、府の教育委員会とのやりとりでは、府が市を批判すると、市教委は大阪府にも似たようなことがあるのではないかと反論していました。市長が府には自殺者は出ていないとたしなめられる始末です。

 

「市長の暴走が 在校生に傷痕 70

 

大阪市の橋下市長は、 体罰を苦に生徒が自殺した桜宮高校の全教員の異動と体育系学科の入試中止を打ち出した。今回の措置は臭い物にふたをするに等しいものと思う。ひとりの顧問の体罰なのに、なぜ全教員を異動させるのか、なぜ入試目前の時期に、体育系学科を目指す生徒の夢を奪うことが許されるのか。市長は伝統、校風を一新させるためだと言う。 しかし、責任の所在も明らかにせず、再発防止策を講ずることもなく校風を改めたとて問題が解決されたとはいえない。市長の要請を受けた教育委員会は、体育系学科を普通科ヘ変更した上、カリキュラムは従来通り、管理職と体育科教員を早急に刷新するという市長のメンツに配慮した玉虫色の決定を下した。あと先考えない市長の暴走が、在校生および体育系学科を目指す生徒に深刻な傷痕を残した。」(2013126日西日本新聞)

 

016.JPG

市長も、教育委員会も、子どものことを中心に判断しているようには思えない。大人の事情を子どもに押し付けているだけのように思う。似たような話では、教師など地方公務員の早期退職を非難する声がありますが、年度に関係なく退職金減額したことについてふれないのは公平ではないと思う。


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

生きて欲しいという切なる願いが [自殺]

生きて欲しいという切なる願いが

 

昨日は春日市まででかけましたが、出る時には雷と雨が強くどうしようかと思いましたが、雷だとやがてあがるだろうと思って外に出ました。想像以上に雨が強く、ずいぶん濡れましたが、バスに乗ったら雨がやみました。なんたること・・・。

 

朝日新聞「かたえくぼ」は、厳罰とか、そういうものでは解決が難しいのではと示唆しているように思うのですが・・・。

 

「職員盗撮発覚

 1カ月全職員ノカメラ撮影ヲ禁ズ

     福岡市長」

 

P6140022 (2).JPG

 

つらい自死した遺族からの投稿を読みました。

 

「迷惑でもいい 生きて欲しい 44

 

 今年3月、「自殺対策強化月間」のさなかに、弟が自殺しました。遺書と思われるメモが見つかりました。「ごめんなさい」「自分が情けなかった」「これ以上がんばれなかった」……。家族にわびる言葉が並ぶばかりで、死を選んだ直接の原因は書かれておらず、臆測するしかありませんでした。

 元々、寡黙な性格の弟でした。そのせいか、亡くなる直前も特に変わった様子を見せることなく、同居の家族たちも全く異変を感じなかったということです。表面的な変化がなかったため、誰も気づいてやったり、止めてあげたりすることができなかったのです。

 メモには「自分が生きていたら迷惑がかかる」との一文がありました。でも、死んで奥さんや両親や私たち周囲にこんなにつらい思いをさせるぐらいなら、生きて迷惑をかけてくれた方がましでした。

 この日本で年に3万人以上もの方が自殺されるということです。今、つらくて苦しい状況にある人たちにお伝えしたいです。死にたいと思うこともあるかも知れませんが、何とかもう一度、生きる方法を考えて下さい。私は弟のことを思い続けています。死をもって逃避するのではなく、何とか生きていて欲しかった。」(2012721日朝日新聞電子版)

P6140024.JPG

 

多くの人たちが同じ思いを抱えているのでしょう。しかし、どこまで「追い込まれた末の死」であると国民に理解されているのでしょうか。

清水康之氏は次のように指摘しています。

「現代日本社会における自殺の多くは「追い込まれた末の死」である。パワハラや過労介護疲れや失業 いじめや借金といった様々な社会問題がきっかけとなって複合的に問題を抱え込み、「もう生きられない「死ぬしかな い」という状況で自殺に追い込まれている。しかも、「ごめんなさい」「申し訳ありませんでした」と、謝罪の言葉を遺して逝く人が大勢いる。かけがえのない人生を生きた最後が、自らを否定する言葉だなんてあまりにも切ない。それに、そうした人たちが何か悪いことをしていたわけでもない。むしろ責任感が強く、ズルができない、他人の重荷まで背負ってしまうような人たちが、そうやって「自殺」させられているのだ。悲しみの連鎖は、遺された人たちにも広がっている。一人亡くなると四人から五人が遺族になる。毎年三万人超が自殺で亡くなるその陰で、毎年12万人から15万人もが家族を自殺で亡くしていることになる。」(誰も置き去りにされない社会へ 「世界」8月号)

P6140025.JPG


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

様々な生き方を教えられて [自殺]

 

 

二日連続して外出しただけで、筋肉痛がひどくなりました。気持ちと体がついていけませんが、少しでも二つが近づければと思います。

 

006.JPG

作家・故上野英信の長男の朱氏が西日本新聞に葉室麟氏の『蜩ノ記』の主人公戸田秋谷のイメージが英信であると語られたことに触れながらの随筆を書かれています。葉室氏は福岡県久留米市在住ということで福岡ではとても人気が出ています。図書館のコーナーはいつも貸し出しで在庫がありません。先日、『オランダ宿の娘』があり、昨日、北九州市への列車の中で読み終えました。シーボルト・間宮林蔵など歴史上の人物も絡めた事件の解明と人が描かれていました。

 

008.JPG

葉室氏の作品にも出てきそうな感じがしたのは次の投書です。

 

「医師を貫き投稿教えに感謝 57

 

鹿児島県志布志市に戦後、小村外科医院開業されてより、現役医師を全うされた小村豊一郎先生が先月3日に旅立たれた。身をもって示された生きざまは、 私の道標となった。それは、現役医師を貫かれたことと、日常的に新聞に投稿されていたことだ。

作品のベースに、現役医師であることが常にあった。往診の作品など折々の命を貴んだ作品には、いつも胸が熱くなった。小村さんは、3年前に奥様を亡くされてから、作品によく奥様を詠まれた。私の選句ノートから一句。「妻逝きてひとりの夕鶴秋の月 豊一郎」。奥 様の死から半年後の俳句だ。奥様に対する愛情を詠まれた俳句や短歌だけでなく、小村さんは川柳や薩摩狂句も自在だった。今、豊かなる先生の詩心をしのんでいる。新聞投稿で先生を知り、私は短歌と俳句の師匠と勝手に思わせて頂いていた。先生の無言の教えに感謝して、私はこれからも取り組みたいと思う。」(201252日朝日新聞)

 

医師として多くの患者を支援されたことと思います。昨日の会議でも、てんかんの仲間同士が励まし合う姿がありました。それは、私たちが人として生きているのだということを感じさせてくれたものです。だが、朝刊によれば、就職できずに自殺した30歳未満の若者が昨年だけでも150人もいたという。支え合いだけでは防げない仕組みがあることも考えないといけないのでしょう。

 

009.JPG

 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

弱くてもろい社会 [自殺]

弱くてもろい社会

 

昨日は会議がありでかけました。天神で本屋さんに寄ってきました。帰ったらメールで

「だれもが安心して暮らせる大分県条例をつくる会 報告会」の案内が届いていました。障害者差別禁止条例の各地の取り組みに連動するものですが、大分では地道に事例の収集などが続けられています。インターネット中継という便利なものが出来て、同時に聞けるのはありがたいですね。「だれもが・・」というのは障害者以外の人もかという質問もあっていました。分かりやすさという面では課題がありそうですが、理念としては分かりますね。「障害者を締め出す社会は弱くてもろい社会である」と国連・国際障害者年が30年前に掲げた思想が流れているように思います

 

22 002.JPG

先日からGKB論争という浅い論議がされた「自殺」問題もまた大きな問題だと思います。テレビコメンテーターの三屋さんだったと思うが、アフリカで飢餓や戦争などで亡くなって大変ですねという意味の話をしたら、日本はもっと大変ですねと言われたそうだ。飢餓も、戦争がなくても、毎年、3万人も死んでいく社会こそが大変だというような趣旨の発言をされていました。私たちにそうした視点が欠けていることを思い知らされました。昨日の朝日新聞社説は「ストップ自殺―足立区の努力に学ぼう」でした。

「政府の分析では、無職の人が半分を占める。なかでも中年男性の自殺死亡率が高い。妻や夫と離婚や死別をした人も、率が高い。仕事や家庭での「役割喪失感」にさいなまれるのではないかという指摘もある。」として人とのつながりを作る足立区の様子を紹介しています。

 

 人との接点が少ないと、気持ちが傾いたときに歯止めがかかりにくいのかもしれない。だとすれば、接点を作ることで救える命があるのではないか。

 参考になる取り組みの一つが東京の下町、足立区にある。

 区は09年までの5年間で自殺者が都内最多だったことから、NPOのライフリンクと手を結び、対策に力を入れた。昨年は自殺者が145人いたが、前年に比べれば2割も減った。

「自殺を考える人の多くは、失業、多重債務、うつなど複数の悩みを抱えている。自殺者の7割は何らかの相談窓口を訪ねていたという調査もある ならば、相談に来た人からリスクの高い人を見つけて支えよう。そう考えて窓口や相談機関のネットワーク化を進めた。

 例えば、失業してハローワークを訪れた人が多重債務や不眠を打ち明けたら、弁護士や保健師につなぐ。それだけでなく、必要な支援を次の窓口で受けられたかまでフォローする。 ハローワーク職員や弁護士、保健師らの専門家がそろう総合相談会を定期的に開いている。危険に気づく力を養うゲートキーパー(門番)研修も区職員の3分の2が受けた。

 心を病み、窓口に行く気力もない人もいる。来年度からはNPOに委託し、そういう人に寄りそって一緒に窓口をまわる専門員をやとう予定だ。

 

22 006.JPG

ワンストップの相談窓口が必要だと思います。それは、先に書いた知的障害者の凍死につながった生活保護の問題もあります。それより以前に、行政も、市民も、戦争がなくても3万人も不自然に死んでいく社会がまともかという問いかけからスタートする必要があるように思うのだが。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感