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筑前農法とは知らなかった [環境]

 

 

 

DENCHAを公開

非電化区間は蓄電池で走行

JR九州24日、北九州市 筑豊線若松―折尾間で蓄電池電車DENHA(デンチャ)」を1019日から営業 蓮転すると発表し、車両を公開した。現在走行するディーゼル車に比べて動力費を45割削減でき、二酸化炭素の排出削減が期待される。騒音や振動も軽減慨するという。(以下略)」(2016825日西日本新聞

 

環境にもいいのでは・・・。

 

60年ほど前までは農家には馬がいました。馬小屋がありました。今でも、近くを散歩していると馬小屋の名残りだと思われる建物がまだ残っています。記憶にあるのは、ある農家が火事になり、馬が脱走し、暴れ馬になって怖かった記憶があります。

 

「筑前農法と老農

乾田馬耕全国に広める

 

現在、「コメどころ」と聞いて、福岡地方を筆頭に挙げる人は少ないだろう。だが明治時代、 福岡地方(旧筑前国)は全国一の稲作先進地だった。その農法 は「筑前農法」(福岡農法)

して名をはせ、「老農」と呼ばれた指導者たちが全国に派遣されて、その技術を広めたという。

 

抱持立犂携え

 

筑前町長者町の国道386 沿いに「長沼翁彰功碑」と刻まれた石碑が立つ。長沼翁、すな
わち長沼幸七は1850年、現 在の筑紫野市山家に生まれ、夜須郡三並村(現在の筑前町)

豪農の養子となった83(明治16)年、県の推薦で石川県に「巡 回教師」として招請され赴任。 県外に「筑前農法」を伝えた最
初の老農となった。
長沼は当時、九州北部にのみ
普及していた最隊車和平」の
名手だった。抱持立整は牛馬に
引かせて田畑を耕す農具。使用

中のバランスを安定させる「整床」と呼ばれる部分がないのが特徴で、操作が難しい半面、

地中深く耕すことができた。深く耕せば、それだけ作物が深く根を張り、肥料を多く吸収して収量は増す。

長沼は三並村から犂と馬を携 えて遠く石川県ヘ赴き、その後 も岩手県や新潟県で実習教師
歴任した。それらの地域では当時、水田は人力で耕すのが一般相
的で、長沼によって初めて馬耕弘
技術が伝えられたという。長沼は後に福岡農学校助教諭に任じられ、晩年は帰郷して後半進の育成に尽力した。1927年死去。(以下略)」(同前)

 

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温暖化は緊急の問題 [環境]

 

 

 

「花時計

「温暖化対策の国際会議に出ると、日本が周回遅れだと感じる」。望月義夫前環境相が、温暖化問題に取り組む非政府組織の関係者にこう漏らしたという▽11月末から、パリ近郊で国連気候変動枠組み条約の締約国会議(COP21)がある。議長国フランスの政府関係者らを事前に取材する機会があったが、私も望月氏と同じ感想を抱いた▽欧、米などでは石炭火力発電所は二酸化炭素(C) の排出量が多いため、新設に厳しい目が向けられているが、日本では新設計画が相次ぐ。世界各地で続く異常気象が食料生産を阻害し、難民発生にも関係している、との説が欧州で一般化しつつあることに驚いた▽京都議定書の合意から18年。COP21の開催を機に、温暖化問題の関心があらためて高まることを期待している。(竹次稔)

20151114西日本新聞

 

原発が温暖化に効果があるからと推進するのだと言っていましたが、今は石炭にシフトして非難されています。温暖化防止のために原発を推進したかどうかは疑わしい。27日の報道では、原発ゼロ下の2014年度は温室ガスの排出は減少したという。再生エネルギーの開発に力が入ったからだろうという。原発がなくてもいいのだ。

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来年の課題・「ガネ漬け」は残るか [環境]

 

 

数年前にスーパーに「ガネ漬け」があり、なつかしさのあまり買いましたが、本当に塩辛いのでこんなものを食べていたのかと驚きました。呼び方は地域によって違うようですが、ウィキペディアでは次のように説明されています。

「がん漬(蟹漬、がんづけ)は、干潟に生息する小型のカニを利用した塩辛の一種である。有明海沿岸で作られる郷土料理で、地域によってがね漬、がに漬、真がに漬などとも呼ばれる」

有明海は諫早の開門と反対で、今年も解決していませんが、のりへの影響だけでなく、漁にも影響があります。

 

「オピニオン > デスク日記

 

 かつて「宝の海」と呼ばれた有明海は、栄養塩類などの森の恵みが川を通じて海に流れ込み、生き物を育んできた。この森と海のつながりを人間の暮らしや産業活動が分断したことが、今の「瀕死(ひんし)の海」を招いたという。有明海研究35年の京都大名誉教授、田中克(まさる)さん(71)の分析だ。

 田中さんは再生に向け、現場での実験に2010年から取り組む。鍵を握るのが海を浄化する“腎臓機能”を担う干潟の再生。実験を支えようと福岡県柳川市にNPO法人「SPERA森里海(もりさとうみ) 時代を拓(ひら)く」が生まれた。自然と共に生きる価値観を取り戻し、人と人がつながり、森と海を再びつなぐことを目指す。

 この4年間の軌跡と再生に向けた関係者の情熱を記した本が刊行された。「森里海連環による有明海再生への道」(花乱社刊)。副題は「心の森を育む」。次代を担う地元高校生も寄稿した。問い合わせは同法人=0944(72)2424。 (藤崎真二)=2014/08/31 西日本新聞朝刊=」

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政治的にも決着をつけないと手遅れになると思います。


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「色即是空、空即是色」なのか [環境]

 

 

宇宙の始まりは「無」だとする宇宙論にはにわかに信じがたいものがあります。池内了氏は次のように述べています。

 

「「無からの世界の創造」は、現代宇宙論の焦点である。現代宇宙論では、時間や空間が何もない状態(むろん物質もない)である「無」から宇宙が創成されたとする。もし、何らかのものが「有」だとすれば、その起源を考えねばならず、結局全ての枠組みをそのものを「無」としなければならないのである。では、完全な「無」からいかにして「有」を生み出すかの仕組みを考えなければならない。創造神による助けを求めるわけにはいかない。それでは科学ではなくなってしまうからだ。」(『宇宙論と神』)

 

いわゆる「般若心経」の「色即是空、空即是色」の考え方になるというのだ。しかし、無と有は固定しているものではなく、交代可能な物でもあるというのですが・・・。

その意味では、人間の方が分かりやすのかもしれませんが、どうでしょうか。

 

次の一文に男の優しさを感じます。そうして、かくありたいと願う。

 

「男の気持ち:変わらぬ気持ち 84歳  毎日新聞 20140524日 東京朝刊

 

 結婚後55周年になります。定年退職後、苦労をかけたお返しにと夕食は自分が作ることに決めました。メニューから食後の片付けまですべてです。「おいしい!」と喜んでくれるのでやりがいを感じていました。

 7年前、妻は悪性リンパ腫の末期と診断されて6カ月入院化学療法を受け命拾いをしました。しかし、背骨腰部の神経が侵され、歩行困難となり、老老介護を余儀なくされました。

 間もなく自分も食道がんを発症、2カ月入院して化学療法を受けました。妻は市内の老人ホームに短期入所。私が退院後も老老介護を続けましたが、入浴トイレなどで妻を支えきれず、2人で転倒することもあり、老老介護の限界を知り、ホームへ入所をお願いしました。

 自分を責めるようになったのはそれからでした。介護から逃げたのか。頑張れば一緒に生活できたのではないか。妻を捨てたのか。日夜自分を責め続けました。1日おきに面会に行くのもそのためでした。

 当初、「いつ帰れるの」「私も一緒に帰る」「どうして家へ帰ってはいけないの」と涙を流して訴えられると、言葉に詰まり、説明のしようがありませんでした。

 入所して2年。このごろは慣れたのか、面会に行くと「うれしいわ」と周囲の目もはばからず手を取って喜びます。帰り際には必ず「今度いつ来てくれるの」と次回を確かめ、手を振って見送ってくれます。老いは肉体をむしばみますが、男も女も気持ちだけは変わらぬようです。」

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見習いたい。


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有明海は時間をかけて汚された [環境]

 

 

「【耕運記】有明海再生 森と里と海「連環」が鍵」(20140521日西日本新聞)で、干拓事業だけでなく、開発中心の行政の流れで駄目にされてきたことが確認されるいい記事でした。そこから引用します。

 

「 福岡熊本佐賀長崎4県に囲まれた有明海。特徴は「濁り」にあり、それが「宝」を育んできたという。京都から研究に通い続けて35年、京都大名誉教授の田中克(まさる)さんは「やっと本質が見えてきた」と語る。

 島原半島と天草に外海への出口を挟まれた閉鎖性の強い海域が、ムツゴロウなど特産種をはじめ多様な魚介類と漁業生産をもたらした。その命の源は九州最大の河川、筑後川と国内の40%に及ぶ広大な干潟にある。1990年代以降、変わり果てた。「瀕死の海」となった主な要因を田中さんは三つ挙げる。」

 

私の田舎では、毎日のように有明海の魚売りの人が来ました。有明海でいう「くっぞこ」は靴底に似ている魚としてされていますが、どこでもそう呼ばれていると思っていました。

 

田中氏は有明海の機能の衰えには3つの要因があるという。

「筑後川から大量に砂を採取してきたこと。」

「河口から23キロの筑後大堰(ぜき)」

「97年の諫早湾の潮受け堤防と干潟の埋め立て」

砂は、コンクリート工事で使用されたのだと思いますが、川砂を取り尽くし、今は海砂になっています。川に続いて海が壊されています。

 

大堰は一時期話題になりましたが「85年から福岡県南、福岡都市圏などの水道水を取水している。筑後川には上流の九重・阿蘇山系から火山性の鉱物粒子が流れ込み、真水と海水の混じる河口の汽水域で互いに凝集する。大きくなった粒子の周りにはプランクトンの死骸やバクテリアなどが付着する。これが濁りの正体。この「栄養豊富な濃厚なスープ」(田中さん)は、稚魚やその前の仔魚(しぎょ)の餌となるアミ類や動物プランクトンの栄養源だ。豊富な魚介類を育んできた連鎖の基盤が、大量の取水によって崩れたわけだ。」

こうした問題が半端な形で終わったことが、潮受け堤防を許したのだと思う。

 

「三つの要因に共通するのは、人間の暮らしや産業活動が森と海のつながりを分断したことだ。田中さんは森から海への多様なつながりをひもとく学問を「森里海(もりさとうみ)連環学」と名付け、有明海再生の基本理念と位置付けた。つながりを取り戻すために「海は共有財産」という意識改革を流域や都市の住民に訴える。」

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自然のしっぺ返しでしょうか。


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潜伏期間 [環境]

 

 

昨日は、障害者週間のイベントに午前参加し、午後からはてんかん協会のクリスマス会に参加しました。クリスマス会は中座するつもりでしたが、面白い企画が続き、最後まで参加しましたので、少し疲れました。お母さんたちのネットワークによる準備はすごいと思いました。

新たな運動の力だと感じました。

 

 

 

 

 

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次の記事に公害のひとつアスベスト被害のことが取り上げられていました。

 

「花時計

 

70代後半の男性は、会 話の途中で突然、せき込 み始めた。呼吸ができな い苦しさに涙を浮かべ、 妻が背中をさすり続け る。ようやく落ち着くと、 男性は大きく深呼吸し、 周囲の人たちに「もう大丈夫です」と申し訳なさそうに言った。肺がんを患っているという▼建設現場などでアスベスト(石綿)を吸い、中皮腫などの病を患った人や家族の交流会。他の参加者 も「靴ひもを結ぼうとかがんだだけでも息ができない」「肺がんの再発が怖い」と語り合った▼患者 たちは、病気の危険など 考えもせず働いできた。 石綿関連の疾患は潜伏期間が数十年にもなる。いつ石綿を吸い込んだのか特定が難しく、労災認定や雇用主への賠償請求に苦労する人も多い。病気だけでなく、救済制度の高い壁にも苦しんでいる

のだ。(宮崎拓朗)」(2013127日西日本新聞

 

労災なのか、公害なのか、そんなことも思いました。


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「石牟礼道子さん最後の講演」 [環境]

 

「石牟礼道子さん最後の講演」(2013427西日本新聞)として先日博多であった講演要旨が紹介されています。「近代合理主義のひずみ・震災後の姿に重なる」として日本の社会構造が変わっていないことを指摘しています。なぜ、最後かというとパーキンソン病を患っていることで、今後は難しいだろうということのようです。

「皆さん地域社会に遠慮なさっている。一人名乗り出るのも 心苦しいのに、まだあとにもいる。そうおっしゃるのがとてもおつらいようで。それを行政は 全然察することができない。察しても知らないふりをしておりまして・・・」と水俣病の地域社会の姿を紹介しています。「近くに火葬場があって(患者が)亡くなると連れて行かれるんですが、みんな鍬を畑において、死人さんに向かって合掌なさる。畑のあちこちにいる見も知らぬ人たちからお見送りか 受けてあの世に行かれました」というように、水俣の人たちの死者への 接し方だった。

「水俣病、 それを引き起こしたチッソや、 放置した行政を描くが、合間合間にかつて水俣がいかに幸福なところであったかも描いている。糾弾と幸福、その2つが並んでいるからこそ強烈に訴えかけてくるし、感銘を受けるんです」

 

水俣病は、原田正純氏・石牟礼道子などで切り開かれ、水俣学として受け継がれようとしています。

 

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若いことは宝だが・水俣は忘れられるのか [環境]

昨日の西日本新聞・トコさんのコラムです。

「マダムの美しく老いる選択

フランス40年近くアロマ テラピストをしている女性が 来日した。ジョジアンさんは、 はちみつ色の金髪に真っ赤な 口紅、まさに憧れのヨーロッパマダム。 これぞ大人の女よね。お薦めアロマを尋ねたら、欧州で 医療的なものなので「個人に対して処方するの。だから一概に言えない」ときっぱり断られた。では、サロンに有名スターは来ているかと聞いたら「もちろんだが、名前は出せない」と。ここ、日本だし、いいじゃん、と思ったが、プライバ シーに対しても感覚が違う ね。 美容に関しては「私は美しく老いることを、意志をもって選んでいるの」。にっこり 笑う彼女の顔には、確かに深 いしわが。ほうれい線にジタバタしている自分がちっぽけに感じる。 「日本では若いことに価値があるんですよ。フランスは、 あなたのように成熟した女性が魅力的なのでしょ」。うらやましがったら「ノンノン。ヨーロッパでも若い女が注目されるの」と眉根を寄せた

なぬー、若いだけで偉いのは、世界標準なのか。悔しいっ。しかぁし、標準を合わせるからイライラする。意志をもって自分標準をつくれば堂々と振る舞える。(卜コ=コラムニスト)

プライバシーはきちっと守られるが、若い女性が注目されるのは共通だそうです。

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昨日は、水俣病の最高裁判決が大きく取り上げられましたが、認定基準は見直さないのだという官僚。なかなかしぶとい社会ですね。弁護士馬奈木昭雄氏の指摘が改めて重く感じますが、さらなる闘いというのもきついですね。

「影響広げる動き必要

()

いかに最高裁とはいえ、今回の判決が出ただけでは、影響は限定的だろう。行政責任を確定させた関西訴訟の最高裁判決の例を見ても、国は基準自体は否定されていないとの言い分で、何も姿勢を変えていない。症状の組み合わせのない人に対する総合的判断は、実際はやっていなくても「やっている」と言うことが可能だ。国側の都合のいい解釈も許してしまう判決でもある。

こうした状況を打ち破るには今回の判決だけでは駄目。より多くの国民の声を集め、集団で新たな訴訟を起こすなどして最高裁判決の中身を、影響を、より多くの人に広げていく次の動きが必要だ。まずできることとしては、誤った基準の運用で認定申請を棄却された人たちの審査の洗い直しを強く求めていくことだろう。()」(西日本新聞)

馬奈木氏の指摘の通りの動きのようです。なんと時間がかかることでしょうか。来月にはJR博多シティホールで「水俣展」があります。


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モチノキからの警告 [環境]

 

雷の発生回数が多いテレビで言っていたが、雷が多いほど稲の生育が良くなるという話を聞いたように思うのだがどうなのでしょう。

先日から、近所の人から言われたのがモチノキの実がなくならないということでした。そういえば、スズメが以前は庭にいつも沢山いたのに今はめったに見かけません。

 

「姿を消した鳥や昆虫に危機感 64歳

 

 半身不随の車いす生活になって24年になる。健康管理のため、緑豊かな自宅の周辺を車いすで散策するのが日課だ。散策の途中、野鳥の声に耳を傾け、飛び交う虫たちの姿をめでるのが何よりの楽しみだ。

 だがこの数年、そんな身近な自然に異変が起きている。スズメやツバメなどの鳥類や、ミツバチ、チョウ、トンボなどの昆虫類が減っているのだ。

 異常を感じたのは今春のこと。モチノキやピラカンサに赤い実がなればツグミやヒヨドリなどの野鳥が食べるのが普通だが、今年は食べる鳥がいないのか、赤い実が長い間たわわに枝についたままだった。ツバメもスズメも激減している。

 原因は何なのか。農薬使用がもたらした環境変化や地球温暖化による異常気象の影響など色々考えられる。人間も鳥も昆虫も生命はみな連鎖している。身近な生き物の減少は、私には我々人間の在り方に対する自然からの警鐘に思える。」(2012824日朝日新聞)

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こうした問題がどこから来ているのか。新聞でもいいから説明してもらいたいのだが。要ならざる環境変化のように思いました。


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制度の都合でいいのか? [環境]

制度の都合

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コラム> デスク日記

 

 中学1年の娘の児童手当(旧子ども手当)が支給された6月、鹿児島市役所から「申立書」の提出を求められた。この春から単身赴任しているため、手当を受け取る私が、福岡市に住む娘をちゃんと養育しているかを確かめるためだ。

 「同居していない理由」「(娘に)月に何回連絡しているか」などの質問事項が並ぶ。「不正受給していないですよね」と問い詰められているようで、書類に記入しながら「好きで単身赴任しているわけじゃないのにな」とぼやいた。

 人気タレントの母が生活保護を受給し批判された。熊本市の赤ちゃんポストでも不適切利用を問題視する声がある。不正はなくすべきだが、この制度で多くの命が助けられたのも事実。福祉施策の最大の目的は「制度の適切な運用」ではないと考える。運用の厳格化で、本当に支援が必要な人を救えなくなったら本末転倒だ。 (吉田岳久)=2012/07/28 西日本新聞朝刊=」

 

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不正受給でもなかったタレントを取り上げた政党とメディア。さらに、NHK「あさイチ」も取り上げ、コメンテーターから0.4%の「不正受給」を問題にするより、貧困対策が必要だろうと言われて目も当てられなかった。

似たような話です。水俣病の申請は今月で締め切られます。西日本新聞は次のような例を紹介しています。

「北九州市に暮らす女性 1969(昭和44) 125、不知火海に面した熊本県芦北町の漁村 で生まれた。水俣病原因企業のチッソがメチル水銀を含む排水をやめた翌年。今42歳。夫と弁当店を営んでいる。毎日10時間近い立ち仕事のため、足のしびれがこたえる。 3世代の6人家族で育 った。父と祖父母が認定 患者。今年3月、親戚の勧めで「最終解決」をうたう国の救済策申請に踏み切った。「もうこれが最後の機会かもしれないって、言われたから」 国の水俣病救済策は原 則、6911月末までに生 まれた人が対象。それ以降は、汚染された魚を食べた母親の胎盤を通じ水銀の影響を受けたことを 証明する必要がある。へ その緒や妊娠中の母親の 毛髪といった「資料」の提出を求められる。女性に、資料は見つからなかった。生年月日で5日の違いで、熊本県が 指定した医師の診察(公的検診)を受けられず、 「非該当」とされた。 怒りを通り越してあき れている。女性は言う。 「へその緒は引っ越し でなくしました。必年も 前のお母さんの髪の毛なんて、ある方がおかしいじゃないですか」

一申請の1カ月ほど前に民間医師の診察を受け、初めて体の不安を打ち明けた。小学校時代から、ふくらはぎの筋肉がけいれんして、激しい痛みを感じる「こむら返り」や めまいがひどく、中学で 始まった両手足の腫れぼったい感覚は今も続く。 診断書には「水俣病の疑い」と記入された。 東京や熊本、水俣。環 境相や知事や市長は街頭 で救済策に申請を呼び掛け、PRのビラを配る。 「積極的に手を挙げてほしい」とも語る。 だが同時に、水俣病の 疑いのある人が、体の不 調の原因を調べられることなく門前払いになっている。それを「救済」と呼べるだろうか。

有識者が公害対策について協議した中央公害対策審議会は91年「69年以降は水俣病発生レベルの水銀汚染は見られない」と環境庁(現環境省)に答申した。国は今回、これを根拠に救済対象の出生年を線引きした。しかし。ごく微量の汚染を長期間受け続けた 世代にどんな影響がある のか。ないのか。国が不 知火海沿岸全域の大規模 な住民健康調査を行って いない現時点では、何も分かっていない。」

 

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問題点は

    69年11月末から5日違いでも、国が決めた基準だから救済しないという。それは、できるだけ救済しようとするより、できるだけ排除しようという思想から来ているのだと思う。

    次に、今の原発の被ばく問題でも起こりうるのですが、将来病気した時に、それを彼我者が証明しなければならなく可能性が高いのです。水俣でも同じです。

    大臣が申請してくださいというなら、門前払いにされた人がいることをどうするのか説明すべきです。

    環境省の審議会が69年以降の水銀汚染が水俣病を誘発することはないという線引きしたことです。年で区切れるものではないでしょう。審議会というものの性格が出ています。

 

 共通して言えることは、どうしたら救済できるかという視点がないことです。政府発表を垂れ流すだけのメディアの責任も大きいと思います。

 


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