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漫画「君たちはどう生きるか」がテレビで [寛容な社会]

 

 

NHK『クローズアップ現代+』で漫画「君たちはどう生きるか」があっているのを偶然知り観ました。原作は80年前の吉野源三郎のものです。当時、日中戦争がはじまり戦争の時代に突入します。今、この漫画が支持されるのは事態の共通性があるというのはジャーナリストの池上彰さんです。何か意見を言えば「反日」だと攻撃し、上を見て忖度する社会ではないかと警告します。タレントのベッキーさんは、不倫騒動で感じ、思いを重ねたことを吐露しました。漫画家の羽賀翔一さんは、原作を現代に合うための工夫について語りました。

 先日、新聞記者のコラムに斜陽産業である新聞と書かれていたのに対し、漫画「君たちはどう生きるか」の動きは、ネットニュースだけでは満足できない人たちが多くいて、そこに向けた発信が可能ではないかと書きました。番組は成人の日を意識した者でしたが、登場したのは若い人だけではありませんでした。そこに番組の意図を感じました。

 

それとは関係ないのですが、気になった新聞記事からです。先の番組でもコメントされていた高橋氏の回答ですが・・

 

ブサイクを利用して結婚を邪魔したいのかもしれませんが・・・。見た目の悪い人の方が多いと思いますので

 

「人生相談

彼をブサイクだとやゆする父=回答者・高橋源一郎 毎日新聞201818

お付き合いしている男性との結婚を意識しています。父は孫をほしがっているようですが、彼の写真を見て「もう少し選んだ方がいいんじゃない?」「子供に遺伝するよ」と言い、ブサイクだとやゆします。普段は父と仲が良いのにケンカになります。彼は愛嬌(あいきょう)があります。それでも、「そんなにブサイクなのかな」と、思ってしまいそう。見た目ってそんなに大事でしょうか。(28歳・女性) (以下略)」

 

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弔う [寛容な社会]

 

 

NHKの「72時間ドキュメント」の今年の好評番組は、街の小さな葬儀社での模様だったそうです。高齢化社会・多死社会の反映なのでしょうか。2017年の終わりにあたって恒例の今年亡くなられた方の追悼が報道されています。まずは日野原重明さん。通販で買った『生きていくあなたへ―105歳どうしても遺したかった言葉』はまだ読んでいませんが、いろんな言葉に励まされました。林京子さんはヒバクシャで核廃絶の動きがなかなか進まない絶望と苛立ちの声が印象的でした。年末に亡くなられ改めて読み返しています。『実朝の首』を読みました。野際陽子さん。NHKで男社会の働く場での苦闘を下重暁子さんと共にあったというのを知りました。時代の先駆者だったと思いました。

 

新聞の投稿欄からです。

 

「(声)安らかな死になぐさめられて 72歳  20171229日朝日新聞

 今月1日、母方の叔父が102歳で亡くなりました。入院したことも施設に入ったこともなく、自宅で初めて入浴サービスを利用して、気持ちよさそうに眠るように亡くなったそうです。

 13年前、母が92歳で亡くなった時も安らかでした。入院中の病院から知らせを受けて駆けつけると、体はまだ温かく、優しくほほえんで眠っているみたいでした。数日前から積極的な治療はやめ、死の前日はイチゴを少し食べ、おいしいと言いました。

 母の安らかな死は私を癒やし、なぐさめてくれました。19歳の息子を交通事故で奪われ、その傷の癒えない中で58歳の夫も亡くし、心も体も弱り切っていた私は、たまらず入院中の母の元に通って、食事や洗濯の世話をしました。実家の庭の花を届け、母の飼い猫の様子を話してきかせました。猫に会うための外泊も実現しました。うれしかった。

 長生きして寿命を全うした叔父と母は、不幸続きだった私を励ましてくれる。あなたも元気に生きて安らかに死ぬ姿を見せなくてはだめ、と。

 叔父さま、お母さん、ありがとう。元気に生きていきます。」

 

四苦といわれる「生老病死」と言われる亡くなることが安らかであったこと、長寿を全うすることで生きてるものを励ますというこの上もない亡くなり方です。

 映画「おくりびと」に見る死生観については島薗進氏は次のように述べています。

 

「死を「別れ」にたとえるのは珍しいことではないが、「門」にたとえたり、再会を約束するというのは日本の死生観では新しいかもしれない。はかない絆の回復の希望が強調されているのだ。また、「門番」の比喩は平吉という登場人物に高い象徴的な意義を与える役割を果たしている。

筋書き要約の折にも示唆したように、もっとも感動的な場面は、大悟と父の遺体との出会いの場面である。突然、父の死の知らせが舞い込んだ時、大悟は遺体を弔うことを拒否する。自分と母を捨てて去った父への恨みは深い。だが、親は子どものことを深く気づかっていたはずだと察する美香や、自ら愛人のために幼い子どもを捨てて今なお会うことができないでいるNKエージェント事務員、上村百合子(演者一余貴美子)に説得されて、大悟は現地に赴く。

父は段ボール一つの所有物とともに、漁協の小さな部屋に横たわっていた。孤独にさすらう身の父は、漁師の仕事を手伝って小さな部屋を与えられて暮らすうちに静かに亡くなった。悲しい 孤独死である。大悟はその顔にかけられた布を取りのけて、父の死に顔と対面する。 情けないけど覚えていない。おやじの顔、こんな顔してたって見てもわからないんだ。何だ ったんだろう。この人の人生って。七十数年生きて残したものがこの段ボールだけ。 だが、その遺体の身仕度を整えようとして、大悟は父の右手がかたく握りしめられているのに

気づく。左手と組み合わせるため、丁寧にしかし力を入れて何とかその手を開こうとしたとき、その右手から小石がこぼれ落ちた。その時、大悟の脳裏に幼い自分が向き合った父の顔がよみがえる。チェロを教え、石を受け渡した父の面影が。淋しい最期だったが、愛の絆はかろうじて保たれていた。」(『日本人の死生観を読む』)

 

死者が受け渡したものが示されています。それは生きてるものへの救いになります。

 

 

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試練があっても [寛容な社会]

 

 

新聞の投稿欄からです。

 

「「海の幸」渡仏久留米の誇り  49

印象派モネの「睡蓮」の連作で知られるパリのオランジュリー美術館で日本の石橋財団が所有する絵画の特別展が開催されている。中でも目を引くのは、入り口で財団創設者の石橋正二郎氏の胸像とともに来館者を迎えている青木繁の「海の幸」である。 この絵が海外で紹介されるのは今回が初めてとのこと。国重要文化財「わだつみのいろこの宮」や坂本繁二郎の「放牧三馬」など、福岡・久留米出身の画家の作品、著名な印象派の作品と共に展示されているという。

これらの作品は久留米市の旧石橋美術館の白眉であったが、同館の市への移管にともない昨年10月から東京ブリヂストン美術館ヘ転出した。地元市民にとっては、一抹の寂しさを感じず にはいられなかったことを思い出す。現在、同美術館が建て替えのため渡仏が実現したようだ。世界有数の美術館で郷土の画家が脚光を浴びるのは、どこか誇らしささえ覚える。常設の美術館は久留米から東京へと変わったが、これを機に世界の絵画愛好家を魅了してほしい。」(201789日西日本新聞)

 

jR久留米駅近くに坂本繁二郎生家もありますね。

 

父を失った子どもたちがどのように生きるか。見守っていけた人生もまた素晴らしいのではないか。

 

「父失った児童医師の夢実現 64

1担任の新米教師だった私は授業参観の栄誉を賜った。 大いに意気に感じ「夢」 をテーマに徹夜で準備した。当日は先輩の先生方も 保護者に加わり、足のすくむ思いであった。 「お嫁さん」「運転手」「お金持ち」。後ろを全く気にしない活発な声が相次ぎ、ほっと胸をなでおろした。 終わり際「お父さんと駆けっこだ」と声が上がった。叫んだ彼の父親は病気で長く入院していた。私はとっさに母親を探した。ハンカチを目に当てているではないか。すると、その子も後ろを向いて「お父さん、お父さん」としゃくり上げて泣きだした。 私はろうばいした。夢中で教壇を駆け降り、その子の背中をなでた。授業参観は終わっても、彼の小さな肩の震えは止まらない。参観者の涙を誘った。彼の父親が家に帰ることはなかった。しかし、彼自身が医者となって「夢」を与える側になった。」(同前)

 

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「にげる・そむく」 [寛容な社会]

 

 

今年の漢字は「北」ですが、その説明として次のように「にげる・そむく」という意味があるとされています、

 

「北(ホク/きた・ (ホク/きた・ (ホク/きた・ (ホク/きた・ (ホク/きた・ (ホク/きた・ にげる・ げる・ そむ く)

意味きた。の方角「北上」きた。の方角「北上」きた。の方角「北上」きた。の方角「北上」まけてにげる。「敗北」く。そむく。((公財)日本漢字能力検定協会発行 (以下略)」

 

寂聴さんが「排除」社会について警鐘を鳴らしています。それもまた「にげる・そむく」と関りでしょうか。

 

「寂聴さん「排除」憂う 戦時中と似た感覚、自作に込め20171224日 東京新聞

 

 作家で僧侶の瀬戸内寂聴さん(95)が、本紙朝刊一面で掲載の「平和の俳句」に自作を寄せた。選者を務める俳人黒田杏子(ももこ)さん(79)との親交が縁。京都の寂庵(じゃくあん)で、句に込める思いを聞いた。 (川原田喜子)

 

 <冬すみれ排除の文字は読めませぬ>

 

 題材は、今年十月の総選挙を巡る小池百合子・東京都知事の発言。当時、希望の党の代表として、公認希望者の一部を「排除いたします」と断言したことを踏まえ、今の政治と社会のあり方を問いかける。(略)

 

 小池発言に限らず、立場や考えの違う人を敵視し、排除したがる風潮を懸念する。「アメリカが第一、日本が第一。私が子どものころも、そういう考え方がはやってたの。今は昭和十七、十八年ごろの、軍靴が暮らしのすぐそこまで迫った時と似た感覚です」

 俳句を始めたのは半世紀も前。小説に打ち込むためしばらく離れていたが、三年前に入院した折「病床での楽しみに」と再開。今年五月には、初の句集「ひとり」(深夜叢書社)を出した。九十歳を過ぎてなお「前衛的な俳句を詠めるようになりたい」と取り組む。

 黒田さんは東京女子大の同窓生。寂庵で一緒に句会を開いていた。九月から選に当たる「平和の俳句」の話を聞き、投句を勧められた。「戦争を知ってる人はもう一握りで、その俳句は貴重です。皆さん、これが最後と思って作ったはず」と語り、自身の戦争体験を「五・七・五」に昇華させた投句者に思いを巡らす。

 

 「ひとり」にも、戦争と平和を詠んだ句を収めた。

 

 <戦火やみ雛(ひひな)の顔の白さかな>

 

 <反戦の怒濤(どとう)のうねり梅開く>

 

 戦時中は飾って楽しむこともできなかったひな人形を新調した時、反戦デモの勢いを見た時-。「『平和の俳句』って、詠み手の中から自然に湧き上がるものじゃないでしょうか」

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最高裁に関して [寛容な社会]

 

 

先日、新聞記者のコラムに最高裁判事の国民審査は一度も罷免されていないので無駄だという意見が載せられていました。判事として相応しいかどうかの判断ができないという。だが、相応しくないとする人も8%程度・約450万人近くいます。コラムでは罷免された人がいないのに無駄だという。だが、下記のように最高裁の判決に不服を持つ人も多いと思います。そのときに、国民に何の権利も与えないでいいのか。罷免されたことがないのなら制度の見直しをしたら良いと思う。例えば、相応しないとする人が10%超えたら、その年度末で交代するとか、何か知恵を働かせればいいと思う。

 

 

「(声)受信料義務なら国会全中継を 66歳 20171212日朝日新聞

 最高裁が、NHKの受信料制度を「合憲」と判断しました。理由の一つは、公平に受信料

負担を求めることで「特定の個人や団体、国家機関の影響がNHKに及ばないようにする」。改めて疑問を感じました。

 それなら、なぜ内閣が、NHK会長の任免権を持つ経営委員の人事案を作れるのか。4

年前、NHK経営委員会が籾井(もみい)勝人氏を会長に選出した際は、「経営委を通じ

て、安倍政権は会長交代劇で影響力を行使した」と報道されました。時の政府が人事に

介入することがよいとは断じて思いません。実際、籾井氏は就任後、「政府が右というこ

とを左というわけにはいかない」などと述べました。

 国民には三権分立が侵されないよう見張る義務があります。そのため国権の最高機関

である国会の審議を知る必要がある。マスコミはその手立てなのです。

 だが、見たかった加計(かけ)学園問題の国会中継はありませんでした。国会中継の専

門チャンネルを総合・Eテレとは別に設けてほしい。受信料を取るなら、そうする義務があ

ると思います。」

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借りばかりで [寛容な社会]

 

 

「今を生きる言葉 23 永六輔

生きているということは、

誰かに借りを作ること。

生きていくということは、

その借りを返してゆくこと。」(『大遺言』永拓実)

 

年も迫ると今年もまた反省することが多かったと思います。永六輔氏が言う「借りを返す」こともなく・・・。

日曜日のテレビでカラテカの矢部さんが「文化人」枠で出演。『大家さんと僕』の宣伝も・・。

 

次は、皇后陛下の誕生日のコメントから。こういうことがほとんど取り上げられなくなった時代になりました。

 

「今年もノーベル賞の季節となり,日本も関わる二つの賞の発表がありました。

 文学賞は日系の英国人作家イシグロ・カズオさんが受賞され,私がこれまでに読んでいるのは1作のみですが,今も深く記憶に残っているその1作「日の名残り」の作者の受賞を心からお祝いいたします。

  平和賞は,核兵器廃絶国際キャンペーン「ICAN」が受賞しました。核兵器の問題に関し,日本の立場は複雑ですが,本当に長いながい年月にわたる広島,長崎の被爆者たちの努力により,核兵器の非人道性,ひと度使用された場合の恐るべき結果等にようやく世界の目が向けられたことには大きな意義があったと思います。そして,それと共に,日本の被爆者の心が,決して戦いの連鎖を作る「報復」にではなく,常に将来の平和の希求へと向けられてきたことに,世界の目が注がれることを願っています。(一部引用)

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戦力外通告 [寛容な社会]

 

 

ソフトバンクホークスの大隣投手も「戦力外通告」でトライアウトに参加したが国内球団のオファーはないという。外国の球団も視野に入れていると放送されました。「戦力外通告」といえば、働くひとでは「指名解雇」です。しかし、根拠が明らかにされることはほとんどないのではないかと思います。それだけにプロでやることの厳しさを感じます。私などは耐えられないと思います。

 

「デスク日記

 

外通告-。プロ野球の世界の厳しさを、これ以上端的に表す言葉はほかにないのではなかろうか。晩秋の木枯らしの季節とも相まって、野球ファンならずとも寂しい気持ちに駆られてしまう。

 福岡ソフトバンクホークスの島袋洋奨投手が今オフに戦力外通告を受けた。交流があったわけではないが、2010年春のセンバツ甲子園優勝のときと、14年のドラフト会議でホークスから5位指名を受けたことに絡み、それぞれの現場で取材させてもらった。印象的な笑顔が忘れられず、プロのマウンドでも活躍を楽しみにしていた。

 1軍での登板はプロ入りした15年の2試合のみ。今夏には左肘の手術も受けたと記事にはあった。それでも彼は諦めない。来季は育成選手として再スタートを切ることが決まった。「ラストチャンス。もう一度頑張りたい」。覚悟をもって臨む投球に、陰ながらエールを送り続けたい。 (岩崎拓郎)=2017/11/29付 西日本新聞朝刊=」

 

ソフトバンクでは「戦力外通告」ではないが松坂大輔投手が退団して新天地を求めているという。怪物ともてはやされたが肩を痛めた。そこで思うのは大谷選手です。最高のスピードだとマスコミはもてはやしますが、肩を痛めないか心配です。

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「大丈夫です」 [寛容な社会]

 

 

新聞のコラムからです。

 

「花時計

 沖縄県が日本から独立する可能性はあるのだろうか。何度も沖縄を取材している同僚は「独立派は沖縄でも相手にされていない」と言い、沖縄で取材した県職員は「無理と思いますよ」と語った▼私も独立が実現する可能性はきわめて低いと思う。でも、無視していいいとは思わない。独立論が語らけるようになった背景には、過去に本土から沖縄に移された米軍基地への「怒り」があるからだ。私には「米軍基地をなくしてくれ」という沖縄からの叫びにも聞こえる▼名護市辺野古の新基地建設に反対していた市民に独立論について尋ね た。「独立の前に基地問題が解消すればいい。本土は沖縄に独立運動まで背負わせるんですかね」独立論に傾かざるを得ない現実を支えでいるのは、本土の民意に他ならない。(四宮淳平)」( 20171130日西日本新聞)

 

独立論はあると思います。その前に、国民が今をどう思うかですね。

 

どこで人間関係がよそよそしくなったのか。

 

「差し出す柿に 「大丈夫です」  67

空き家になっている実家の掃除に行った。道路に面した庭の柿の実が食べごろになっている。早速、ちぎることにした。 昨年は裏年であまりならなかった。今年は思いのほかいっぱい実っている。結 構、甘くておいしい柿なのだ。しばらくすると「こんにちは」と声がした。振り向くと、学校帰りか、ランドセルを背負った女の子がいる。知らない子だが、近所の子であろう。新しい住宅が増えている地域である。返事をしてから、2個の柿を「おいしいよ」と差し出した。が、その子は手を横に振りながら「いえ、大丈夫です」と断る。「遠慮しなくていいよ」と優しく言うと「大丈夫です」と後ずさりしている。そして、くるっときびすを返して走っていった。やれやれ・・・。きちんとあいさつできる良い子である。(以下略)」(同前)

 

 

 

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音にうるさい社会は [寛容な社会]

 

 

新聞の投稿欄からです。

 

「稲刈りで実感一粒の大切さ 74

友人の誘いで黄金色広がる棚田に人生2度目、57年ぶりの稲刈りに出掛けた。前は鎌で刈るのが主流。今は機械化が進み、コンパインで刈り取りにくいたんぼの隅や角、倒れた穂を刈るのが今回の私の主な仕事であった。1区画刈り終えた田んぼを眺めて、ふとフランスの と画家ミレーの「落穂拾い」を思い出す。今日、日本の食料自給率は39%という。それゆえ、一房一房の落ち穂拾いはおろそかにできないと精を出した。米とは字のごとく、食卓に上るまで88回もの手間がかかるという。落ち穂拾いをしながら、この米一粒が釜や茶わんに残ることなく食されるか、食の大切さや労働の尊さに気付かされた。孫たちに伝える貴重な体験になった。 私自身、自戒を込めて「実るほど頭を垂れる稲穂かな」の気持ちで余生を送りたい。食料の大切さと生きを一粒の米が教えてくれた有意義な3日間の稲刈り.であった。」(20171125日西日本新聞)

 

60年ほど前、小学生の頃は、落穂ひろいをして学校で精米し、その売り上げで図書を購入していた時代がありました。今なら問題になるようなことでしょうが。

その頃の田舎も農作業に伴う雑音や茣蓙づくりのお供していました。どごえてもいました。今はうるさいという。進歩したのか、退化しているのか。

 

「幼少期「鋭声」怒られた記憶  74

投稿俳句に「鵙」「鋭声」の漢字があった。ネットで検索した。「鋭声」は「とごえ=鋭い鳴き声」とあり、なるほどと思った。子どもだったころを思い出した。「とごえちゃいかん!」という大人の叱責。ふざけたり、調子に乗ったりしてはいかんという意味か。私の声は甲高い。この「鋭声」と関係なのだろうか。私は「とごえる」という動詞と解釈していたように思う。それにしても知らない言葉や漢字の何と多いことか。今回の「鋭声」。納得しても、それを忘れることも早いのが無念である。

来年は車の免許更新。認知症のテストも受けなければならない。「とごえていた」子どものころが懐かしい。」(同前)

 

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寛容な社会であってほしい [寛容な社会]

 

 

寛容と言ってもイメージがわかない。高度成長長期にはこんな音楽がありました。

 

「上を向いて歩こう」や「こんにちは赤ちゃん」に代表される六・八コンビ作品からは、シンプルでナチュラル、そして清潔さと品の良さが感じられる。それゆえに歌謡曲という言葉にはくくりきれないということで、当時は一部のマスコミではホームソングと呼ばれていた。 そんな健全な歌が生まれてくる場となった「夢であいましょう」は、出演者の黒柳徹子や渥美 清といったレギュラー陣によって、収録のスタジオは普段から和気藹々とした家庭的な空気に包まれていた。したがって「シスターボーイ」として名を知られた異色のシャンソン歌手、丸山明 宏を出演させることはそれなりに冒険であったと思われる。 丸山明宏が「夢であいましょう」の「今月のうた」に登場したのは、カムバックを賭けたリサ イタルが終わってから、まだ一か月も経たない12月七日のことだった。

ジャズの名曲「テイク・フアイグ」の印象的なリズム・パターンと、繰り返されるリプを下敷 きにしたジャズ・コンポによるサタンドにのせて、二行詞の物語が音頭で展開していく。日本調 の四七抜き五音階によるメロディーに、女性コーラスによるスキャットが絡む。うたわれている歌詞はクールに突き放された、「あいつ」と呼ばれる男の、ぶっきらぼうなまでの生と死である。変拍子ともいわれる四分の五拍子なので歌手にとっては難易度が高く、実験的な楽曲だった。」(『美輪明宏と「ヨイトマケの唄」』)

 

永六輔・中村八大そして歌手の坂本九・丸山明宏がいました。「夢であいましょう」にとって代わる番組があったでしょうか。『ブラタモリ』は迫っているでしょうか。

 だが、社会の底流には貧困を侮蔑する思想もまた作られていったのかもしれません。

 

 

「餓死・孤立死が頻発する事態に

20121月には札幌の白石区で姉妹孤立死事件がおきました。この年、餓死・孤立死が頻発す る異常な事態となり、新聞報道で確認されただけでも、1月~4月の間で12件にのぼりました。私 たちは、この国の社会保障が深刻な状態になっていて、生活保護の復権と社会保障充実のための大運 動をやらなければいけないと思い、「全国『餓死』『孤立死』問題調査団」(団長・井上英夫金沢大学教 授=)も組織して、とりくみました。 ところが、これに対し、人気お笑いタレントの母親の生活保護受給を週刊誌が報じたことを契機に、 生活保護制度と制度利用者全体に対する大パッシングがなされます。は私たちの予想を超えた攻撃で、その先頭に立ったのが、自民党の生活保護プロジェクトチ-でした。」(『ここまで進んだ格差と貧困』)

 

 

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